みんなのシネマレビュー

マダムと女房

1931年【日】 上映時間:57分
コメディモノクロ映画音楽もの
[マダムトニョウボウ]
新規登録(2004-08-06)【彦馬】さん
タイトル情報更新(2013-06-11)【アングロファイル】さん
公開開始日(1931-08-01)


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監督五所平之助
キャスト渡辺篤(男優)劇作家・芝野新作
田中絹代(女優)新作の女房
市村美津子(女優)娘テル子
伊達里子(女優)隣のマダム
坂本武(男優)運転手
小林十九二(男優)音楽家
日守新一(男優)見知らぬ男
原作北村小松
脚本北村小松
伏見晁(ギャグマン)
作詞サトウ・ハチロー「スピード時代」/「スピードホイ」
撮影水谷至宏
製作総指揮城戸四郎
配給松竹
美術脇田世根一
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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1.日本で最初の本格的トーキー作品であります。楽士であった土橋兄弟が開発したので土橋式トーキーというそうですが、オープニングの会話からいきなり映像と音が同調していない(笑)、シーンによっては大きくずれている・・・しかししかし全編、音にあふれており、とにかく音の缶詰のような作品になっていて私は大満足であります。ねずみ、猫の鳴き声、赤ちゃんの泣き声、目覚まし時計の音、鐘の音、ミシンの音、飛行機の音、そしてなんといってもジャズバンドの演奏。音を意識しすぎただけの作品という評も一部あるようですが、せっかくの初トーキーなんですからいいじゃ~ないですか。とぼけた渡辺篤、そして田中絹代が若い、かわいい~、声も若い。「ねぇ、あなた~」うーん、たまらない魅力です。この田中絹代はクレジットでは女房としか記されていませんが、夫が「おーい、キヌヨ、キヌヨー」と言っているのが楽しいです。さてこの夫、劇作の締め切りにおわれているのですが、隣家のジャズバンドの演奏がやかましくて文句を言いにいきます。ところが、そこのマダムにそそのかされ一緒に歌い踊りお酒を飲み・・・そのジャズバンド名が「MAMMY JAZZ BAND」、これはマミーソングを歌う『ジャズ・シンガー』を意識したものでしょうな、きっと。ラスト、日本髪がすっかり洋風になった田中絹代(着物は着物のままです)、♪ららら~、と口ずさみ寄りそう二人、オチもきまって、1時間足らずですが実に愛すべき作品でありました。「ねぇ、あなた~」、言われてみたいものでありますな~。 彦馬さん 9点(2004-08-21 23:57:25)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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