みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
5.《ネタバレ》 空一面を覆い尽くす落下傘部隊の映像と壮大なテーマ曲だけで、ミリタリー好きの中坊は簡単にノックアウトされた。 しかし、友人からは映画に使用された戦車等の使い回しが、現実に使用されていたものとかけ離れすぎているなどと、激しく批判された事もよく覚えている。どうでもいい中学生の知ったかぶりの会話だ。 ただ、G・ハックマン演じるポーランドの旅団の悲劇や、J・カーンの軍曹のエピソードなど、ストーリ上のいかにも映画的なシーンが、実はノンフィクションであったりした訳で、あくまで真実の歴史と、戦争の空虚感を描く事に重点を置いて、時代を継承させる重要な映画であったことを、再見した10代後半の頃にようやく気づく事ができた。 それとR・レッドフォードの登場シーン。何か、画面が輝いていたような気がする。 結構、後半に、しかも数少ない出演場面。敵の弾を自分が華麗によけて、結果後方の部下に当たらせて死なせてしまうような間抜けなシーンもあるのだが、やっぱり当時はダントツに恰好良かった。聖母マリアへの祈りを呟きながら河をボートで渡るシーンなど、鳥肌もの。 世間からは過小評価されすぎの様な気がする。傑作。 【こた】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-02-08 17:27:24) 4.この作品、実はとてつもない傑作なのだ。 でもマーケットガーデン作戦のなんたるかを知らないとごちゃごちゃしてなんだかわからない。 監督のリチャードアッテンボローはイギリス人だけど、この映画では英軍の英雄モンゴメリー将軍を痛烈に批判している。 作戦の実際の経過および結果を忠実に再現したら批判にならざるを得ないのは当然だけど。 イギリス人とアメリカ人の違いを実にうまく演出していて興味深いし面白い。 とにかく見ごたえがある映画だ。 登場する武器兵器類の時代考証の正確さに感心する。 当然ドイツ軍の戦車は現存していないがたしか撮影当時の西ドイツ陸軍の戦車を使っていたと記憶する。 角ばった砲塔がいかにもドイツ戦車という雰囲気を出していた。 張りぼてもたくさんあるにしても合成ではなくあれだけ多くのシャーマン戦車を登場させるとは。 まさに感動物であった。 ノルマンディ上陸作戦以上の規模という空挺のシーンは音楽と良く合って実に美しい。 当時の宣伝文句そのままオールスター総出演という映画だけどその分エピソードが分散化してまとまりの無い印象を与える。 でも壮大なマーケットガーデン作戦の全貌を描こうとしたら分散した話になるのは当然のことでそれぞれにスター俳優を配したのは実は正しい演出だったと思う。 その中でもアンソニーホプキンスが光っていた。 役が良かったというのもあるが。 美しい町並みが瓦礫に代わっていくさまは市街戦の恐ろしさを十分すぎるほどに表していた。 それにしても映画撮影であんなに町を壊してしまって大丈夫なのだろうかと余計なことを考えてしまった。 セットじゃなくて本当に町を壊していた(と思う)。 とにかくこの作品、マーケットガーデン作戦のことを勉強してから観れば感動間違いなし。 (歴史に興味が無ければそれっきりだけど) そういう意味では見る人を選ぶ作品かな。 10点付けたいけど9点にしたのはやはり観賞前に予備学習を要求するから。 【称えよ鉄兜】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2007-08-20 17:30:42) 3.映画としてはまとまりが無いのだが、史実を正確に描いたということで9点。音楽が秀逸 【モンティ】さん 9点(2003-12-25 20:23:36) 2.コーネリアス・ライアンの原作とはイメージが違うが、原作と映画が違うの当然か。 【alex】さん 9点(2001-05-20 11:46:27) 1.何回見ても面白い飽きない映画です。音楽も良くできており 【HLQ】さん 9点(2000-10-12 21:01:36)
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