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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
4.《ネタバレ》 まさに無間地獄…。終わりなき生き地獄だ。善人になりたかったラウの最後はツラすぎる。「運命は人を変えるが、人は運命を変えられない」というセリフが印象に残りました。久々に見応えのあるシリーズだったなぁ。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-02-15 20:43:50)
3.時間軸をずらした手法は、『パルプ・フィクション』などですでに有名です。でも、この映画の持つ、濃密な人物関係が、すでに前作で死んだ人物たちの登場を、時間を突然ずらすことで、各人の心理描写を上手く突いていると感服しました。思わず正座して観てしまいました。ホン・サムが組織の利益のために右腕のヤンを捨て駒に使うのを観て、(観ている僕らは1作目を知っているだけに)潜入捜査の中でこうして着々とサムの信頼を勝ち得ていくのだなぁ、と1作目がフラッシュ・バックする。観ているのは2時間の映画なのに、1作目と3作目を4時間分、同時に見ている錯覚に陥る。ラウの苦悩が時間を追うごとに、不眠症となって日増しに募らせていくという、立場は違えど、鏡で隣り合わせのヤンとラウの壮絶な生き様を魅せつけられました。『男たちの挽歌』以来のフィルムノワールに酔いしれました。3部作の結末としては合格点だと思います。最後に一言だけ。なぜこういう映画を現在の日本では作れないんでしょうか? 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(吹替)] 9点(2005-09-25 19:35:22)
2.《ネタバレ》 ヤンの死後、警察内に残り、警察内に潜入している残りの内通者5人を次々始末して行くラウの表情は、どこからどう見ても悪人でしかなかった。善人になりたいと思えば思うほど、自分の心の中の本当の感情と表情は表へ出てくる。緊張感が張り詰める中で繰り広げられる壮絶なストーリー。一体いつになればヤンは報われるのだろう。ラウの進む道の先にあるのは明るい光りか、それとも真っ暗な闇か・・・その答えはどちらでもなく、その先にあるものは“人生の続き”だけだった。終りのない苦しみ、終りのない痛み、終りのない後悔。そしてそれらから逃れられるのは“死”だけだった。ラウは“死”を望み、死を選んだが、結局死ぬ事からも逃る事は出来なかった。そしてラウは終りのない泥沼地獄へと足を深く踏み入れてしまった。しかし足を踏み入れてしまったのは今に始まった事ではなく、もうとっくの大昔に足を踏み入れてしまっていたのかもしれない。不運なのはマフィアに潜入させられた警察官のヤンか?それとも警察に潜入し生き延びたラウか?僕にその答えはわからない。だけど、最後にヤンが見せたのは満面の笑みだった。そして、運命に導かれるようにして出会った二人は最後、しっかりと目と目を見詰め合っていた。 【ボビー】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-29 18:05:37)
1.《ネタバレ》 「インファナル・アフェア」3部作は香港映画史にに残る大傑作だと思います。今作ではファーストの前後を描いていてラウとヤンの他にエリート警察官ヨン、彼と結びつく本土の大物密輸商人シェンというフィクサー役が話を盛り上げます。私はⅢだけ公開を待てずに香港のDVDで観賞したのですが、劇場公開版よりもディレクターズカット版の方が登場人物たちが過去、現在とどう絡んでいるのかや内面をはっきりと良くわかるように描いており楽しめました。こんな娯楽映画でリアルな表社会と裏社会の人間関係を描いた映画は深作欣二作品以来ではないでしょうか。アンドリュー・ラウ監督の欲望の街シリーズはかなり「仁義なき戦い」の影響を受けているのが感じられました。終極無間を観てラウの無間道(無限に続く地獄)な生き様に涙! 【シュンペーター】さん 9点(2005-03-03 23:58:30)
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【点数情報】
Review人数 |
67人 |
平均点数 |
6.28点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 2 | 2.99% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 10 | 14.93% |
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5 | 11 | 16.42% |
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6 | 14 | 20.90% |
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7 | 14 | 20.90% |
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8 | 8 | 11.94% |
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9 | 4 | 5.97% |
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10 | 4 | 5.97% |
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【その他点数情報】
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