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【クチコミ・感想(9点検索)】
4.私の力では、どんな言葉を使ってもこの映画に流れる空気を伝えられない。いつ見ても、膝を抱え、疼く気持ちを抱え、最初から最後まで見入ってしまう。 【のはら】さん 9点(2005-02-21 01:25:41)
3.《ネタバレ》 「僕でもウィーン少年合唱団には入れるって言ってくれたんだ」「父親は自動車工場で働いてる」「声が、出ない」――嘘に嘘を重ねる康夫。学生運動に刺激を受けた彼が「革命」を応援しようとしたことは、厳しい現実に押しつぶされそうになっている少年の精一杯の抵抗だったんでしょう。一方で、「音楽には意味なんかないんだよ。だから音楽はいいんだよ」、と教師は言います。そうです、意味なんかなくても、音楽はそれ自体が美しい、それ自体が価値を持つものです。 (とんでもないきれいごとを言わせてもらうと)生きることもそれと同じだと思います。道夫の父は死ぬ間際に何も思い出せず、革命を夢見た女性は悲惨な死を遂げ、池で溺れた少年は走馬灯なんて見ない。事故にあった康夫が思い出したのは、同じく死にかけたときの記憶。この作品が描く死は残酷で、生きることの空しさを思い知らせます。でも、それでも、最後の合唱はとても美しく響くんです。たとえ生きることがどんなに過酷だとしても、実はかけがえのない美しい瞬間があって、だからこそ人生はそれ自体が価値を持ちます。 初め学園から逃げた道夫は康夫に止められたけど、事故のシーンでは道夫が康夫を引き止める番でした。「戻れよ、ここもそんなに悪いところじゃない。約束するよ」この映画は、どこかにいる「康夫」に届けるために作られたんじゃないでしょうか。 【no one】さん 9点(2005-01-21 01:52:27)(良:1票)
2.幼いけど切実な演技をする2人の少年は良し。脚本も素晴らしく、ラストのみせ方も秀逸。文句ないです。感動しました。 【ヲヲノ】さん 9点(2002-10-04 01:29:20)
1.なんだかせつなかったです。良かったです。 【ちこ】さん 9点(2002-06-30 01:14:20)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
14人 |
平均点数 |
6.64点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 7.14% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 7.14% |
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5 | 4 | 28.57% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 1 | 7.14% |
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8 | 3 | 21.43% |
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9 | 4 | 28.57% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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