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【クチコミ・感想(9点検索)】
3.この映画をグロだとか被虐映画だとか変態と罵るのは容易い(最初見た時は私もそう思った)ただこの映画の原作である「ソドムの120日」を読み(&サドのその他の作品を読み)、当時のバックボーン(ファシズム下のイタリア)を考えれば、「ファシズムへの恐怖と、それを否定する反戦映画」であると云う事が読み取れる。以前見た「ベイビー・オブ・マコン」より不条理感が少ないのでこの点数だが、見る時はそれなりの覚悟が必要。 【グリフィス】さん 9点(2002-10-16 23:37:25)
2.ファシストたちの合唱に加わる二人の少年。少年少女が真っ裸にされ、首輪をつけられ、犬の真似をさせられる場面では、この二人の少年だけがリードでつながれて最前列を這わされている。そしてラストではこの二人は処刑を免れる。そこにかえって救いのなさを感じた。 【M】さん 9点(2002-06-30 14:51:25)
1.<ネタバレあります>パゾリーニは本当にぶっ殺されて当然の鬼畜野郎だと思う。でも、奴隷の人たちが懲罰を恐れて次々と仲間の規則違反をチクるシーンや、ピアノ弾いてた女が突然思いついたように自殺するシーンに、なにか途方もないものを感じた。人間なんてあんなもんじゃないかなあ・・・。あのファシスト4人組もいい死に方はしないよね。 【クチイシ】さん 9点(2002-01-18 21:42:31)
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