みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
27.《ネタバレ》 設定の巧みさ、豪華なキャスティング、国鉄が全く協力していないことが嘘のような映像、最初から最後まで目が離せないスリリングで意外性のある展開と本当に素晴らしい作品です。50年前の物語ですが、犯人グループたちの姿が決して古く感じられないのが逆に哀しいですね(学生運動や集団就職等の背景は当時のものですが)。 【TM】さん [インターネット(邦画)] 9点(2024-07-11 20:32:34) 26.《ネタバレ》 ここでのレビューも途切れることがなく、なかなかの高評価。初めて観たんですが納得してしまいました。 まずこれってキアヌの「スピード」の元ネタですよね、それがわかっただけでも私としては大収穫だわ。 1975年といったら、「ポセイドン・アドベンチャー」「タワーリング・インフェルノ」といったパニック映画が日本でも大ヒットしたあとですよね、本作もオールスターキャストのパニックものとしても、人間ドラマとしての部分も負けず劣らず素晴らしい。密室となる場所が日本が誇る世界一の(私はそう思ってる)高速鉄道「新幹線」ていうのもいいわね。 ただ、爆弾処理には突っ込みたくなるし、乗客の様々なキャラ、設定も後半はほとんど触れずになってしまったんですけれども、コレお宝映画だと思いました。邦画のパニック映画としては最高の出来なんじゃないかしら。 【envy】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2021-02-15 17:13:30)(良:1票) 25.ツッコミどころ満載の脚本を濃いキャスト人の熱演が補っている傑作。 【ガブ:ポッシブル】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2017-12-16 21:02:19) 24.《ネタバレ》 和製パニック映画の傑作。 後にヤン・デ・ポンが「スピード」という共通点の多い映画を撮ったが、あの映画で失われてしまった“スピード”の恐怖がこの映画にはある。スピードによって狂う人々の、速度を落としすぎれば木端微塵に吹っ飛ぶというスリルが! それにスピードが速まっていく恐怖。車両だけでなく導火線やガスの音までそのスリルを醸し出す。 冒頭からシークエンスを重ねていく様子がスリリングで面白い。 夜、煙草を吸い、人目のなくなった列車の下に何かをゴソゴソと仕掛ける男。 仕事を終えた男は、仲間らしき男に電話をかける。公衆電話が時代を感じさせるが、10円を入れ続けなければ電話が切れてしまう・中断してしまうという緊張。 決行当日の朝。階段ですれ違う男との無言のやり取り、列車に乗り込んでいく人質たちの会話が、後の緊張を盛り上げる。男たちの計画に参加する者の不穏な空気。 そして1本の電話によってテロ事件が、オープニングが、この映画が動き出す。 爆弾が何処に・何個あるのか解らない恐怖。客がそれを知ればパニックに、機関車乗りたちの決死の行動が示す爆弾の恐ろしさ、猛スピードで走る新幹線で同じ脱出はできない、密室状態(回送)で徐々にパニックになっていく人々、時計代わりのストップウォッチ、迫る列車によって決断を迫られる人々、安全装置や別の車両が爆弾の「起爆装置」になりかねない恐怖、分岐点でのすれ違い、スピードを殺せない状況でのブレーキの使い方・・・1分1分が濃い。 犯人の要求の仕方が面白い。円ではなくドルという単位の真意、「千数百人の乗客の命代に比べたら、遥かに安い要求じゃないか」の言葉。 日本政府を相手にたった数人の連携で戦いに挑むのだ。犯人たちの素性が明らかになるにつれて、観客は犯人たちに感情移入していく。あの回想は卑怯だ。自分の目の前で・・・。 犯人、鉄道員、警察どうしの葛藤も面白い。恐慌状態が人間の醜さを炙り出す。募る苛立ち、ある赤ん坊を抱えた妊婦は我が子を思うばかりにパニックに陥る。女を殴るのは母親と赤ん坊の命を死なせたくないから。それに比べて仕事命で他人どころじゃない人々、ジャーナルストは興味本位で、犯人は人々が慌てる様子を楽しんで見守る。 パニックが1本のアナウンスで収まる内はまだいい。緊急停止装置をめぐる恐怖、チャンスを待つ犯人、車掌の対応も時間の問題だ。 船上という密室、それを追跡する複数の視点。受取人が金を落とさないか、思わぬ援軍、バイクとパトカーの追跡、市街地での追跡。やっと掴んだ手掛かりは同時に人質や警察の首も絞めにかかる。バイクに乗るのは複数の公衆電話で尻尾を掴ませないため。ビル、橋の上、路上と視点がどんどん低くなっていく駆け引き。 “忘れ物”による攪乱、仲間の後退を確認して情報を地獄まで持っていく散り様、パスポートと死者への手向け。 密室から密室への受け渡し、迫る障害物、車両下での作業・・・1500人の、小さな命の、一人一人の命の重さがのしかかる。たとえ最後の一人になろうとも・・・。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 9点(2015-06-26 22:23:23) 23.《ネタバレ》 実はやっと観れました、、、イヤー期待にタガワヌ素晴らしい出来に大満足。2時間半越えの時間もあっという間でした。出演者の方々の豪華さ(+若さ!)に感動しつつ、スリリングな展開にドキドキハラハラ…もうすこしすれば40年前(!!)に制作されたとは思えない濃厚な時間でありました、、、デモヤッパリ喫茶店の火事は有り得んよなぁぁ(苦笑)。用意周到な健さん、最後の最後に元奥さん(初めてみた人だけど、とっても美人だ!)と子どもに会うとは、、、さすがに予想していなかったのでしょうね。。。泣き崩れる元奥様に何か日本人的心情を垣間見た気が今してイマス 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-11-29 22:57:57)(良:1票) 22.ハッキリ言ってストーリーはムチャクチャです。あり得ないです(特に川下りと首都高と喫茶店のくだり)。とにかく「勢い命!」で押し切った映画であり、この理屈抜きの勢いは、なんとなく数年後の『太陽を盗んだ男』にも通ずるものがありますが、本作はサスペンスの要素が強い分、そのムチャクチャがかえって仇になった部分もあったので、若干減点。 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-11-29 09:35:35) 21.内容が内容だけに、当時の国鉄の協力が思うように得られなかったこともあり、ミニチュアでの撮影部分があったりで、映像的には弱点は否めない。しかし、ストーリーとしては非常に面白く、緊迫感もなかなかのものです。しかけは後の「スピード」と同じだけど、新幹線なので東京~博多間と距離が限られ、許容最低速度を守っても時間が限られている。その時間内に時限爆弾の解除と犯人逮捕を目指すスリリングな展開に目が離せない。キャストが非常に豪華ですが、個人的には苦悩する運転指令室長を演じる宇津井健が忘れられない。個人的には、邦画のパニック映画ではいまだにこの作品を超えるものはないと思う。 【きーとん】さん [地上波(邦画)] 9点(2010-07-26 00:18:44) 20.《ネタバレ》 初鑑賞。予備知識は「主演が高倉健である」のみ。主犯の理詰めな行動、警察が犯人を特定していく過程、国鉄が爆弾解除を行う過程。結末に向かって片時も目が離せず、山本圭を筆頭に各々の俳優としての個性が役柄に反映されている豪華出演陣の演技も見応えがありました。三者の中で分が悪かった警察ですが、高飛びへの最後の一歩を阻止した手際は忘れられないものとなるでしょう。あの子の姿には衝撃でギョッとしました。惜しむらくは、乗客が事態の好転にも悪化にも絡む事無く、ただうろたえている存在でしか描かれていない点です。あと、どうでも良い事なのですが、一心に太鼓を叩く一団は謎でした。あれも形を変えたヒステリー状態ということなのでしょうか? 【The Grey Heron】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-07-10 17:58:16) 19.《ネタバレ》 当時の邦画の力を見せてくれるような作。 「スピード」の元ネタとされている映画だが、こちらの方が面白い。ご都合主義満載(警察はへぼいし、喫茶店の火事は笑うしかない。通りがかりの柔道部に頼むって何よ!)だが、不思議と最後まで緊迫感があってまったく飽きさせない。 犯人側の描写もしっかりしているのもいい点。 ミニチュアもよく出来ている。国鉄の協力がない中よくやったと思う。 ただ一つ、ピコピコいう感じの変な電子音の効果音はやめて欲しい。もう一つ、妊婦の扱いが中途半端。そこら辺も入れて1点減点して9点。 【θ】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-10-03 23:20:32) 18.《ネタバレ》 これぞまさしくエンターテイメント!犯人の方々のバック・ストーリーが重く、深く、それでいて人情味があって、感情移入せざずには入られません。この犯人の動機付けがもし描かれていなかったら、ただのアクション映画として厚みも無く、犯人達に共感の念を持つ事はなかったでしょう。この動機付けがあるからこそ、被害者を出さずに計画が成功してほしい、と応援する気にもなり、その結果ハラハラドキドキ感が得られるんだろうと思います。アクションシーンが無駄に凄いし、なにより高倉さんと宇津井さんの演技がもう素晴らしいのなんの。乗客の反応がちょっと馬鹿すぎるかなと言う気もしますが、そこはご愛嬌。なにせ30年以上前の作品ですし、実際の新幹線を使ってのアクションシーンは難しいのでしょう、ときおり出てくるミニチュアが興ざめなんですけど、そのへんが-1点かな。ああいうの見ると、この面白さそのままに今の技術で誰かフルリメイクしてくれないかな、と思ったりするんですけど、たぶん脚本も変わって現代風に薄っぺらいものになっちゃっうんだろうな、、、、。ただ一つ、喫茶店の火事はちょっと突然すぎるよね(笑)。でもあんな無理矢理な設定も、ありえなさを面白さが凌駕してるんでOK。飛び去る飛行機のジェット音、そして銃声!のラストは圧巻であります。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-08-02 00:52:55) 17.《ネタバレ》 これだけの出演者を1本の映画に集めたこと自体スゴイと思いますが、ただ集めただけでなく詰め将棋のように無駄なく使いきっていることがとても素晴らしいです。年代の古さもさほど感じられなかったし現在でも十分通用する完成度だと思います。『スピード』のヤン・デ・ボンもこの映画を観たんでしょうか、並んだ車両に板を渡すところとか参考にしたのかな?とちょっと思いました。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-17 13:06:57) 16.「第二弾!大恐慌パニック(第一弾は?w) ひかりは今巨大な棺桶と化した」とか予告の煽りから凄まじい。突っ込みどころ満載の内容だけど文句なく面白かった。先が読めないストーリー展開、ラストの衝撃と素晴らしいです。それにこの頃の大作だと会社関係なくキャストが豪華で見応え十分。一番突っ込めるのは誰よりも熱い運転士千葉真一。パニくりすぎ・・・。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-10 23:52:05)(笑:2票) 15.「タワーリング・インフェルノ」が大ヒット!パニック映画ブームが益々過熱する中で作られた傑作です。東映スターが総出演でね、面白かったなぁ。とは言っても初公開時、館内はガラガラでコケちゃったんだよねぇ。 【nizam】さん [映画館(吹替)] 9点(2005-08-17 19:19:10)(笑:1票) 14.2時間半という時間を最初から最後まで画面にひきつけられた。普段あまり邦画は観賞しないが友人に勧められて,「まぁそこまで言うなら」って感じで見た。感謝する。本当に面白い作品だった。 【北狐】さん 9点(2004-07-05 11:15:34) 13.日本のアクション映画の中でも屈指の傑作ではないかと思います。最初から最後までぐぐっと引き付けてくれます。特撮が・・・というご意見もありましょうが、それを上回るストーリー展開と、ひかり109号の勇姿に9点献上。 【ひかり109号】さん 9点(2004-06-12 16:08:56) 12.2003年に見ても十分に楽しめる。古い部分はあるが気にならない。演技力とシナリオで持っていく。 【MASH】さん 9点(2003-12-29 17:04:15) 11.話の展開がかなり強引なところもあるけれど、些細な欠点はふきとんでしまうほどの強力なサスペンスドラマ。 【北海道日本ハム優勝】さん 9点(2003-12-26 07:18:38) 10.映像技術に関しては、今観るとしょぼく見えてしまうのは致し方がないところ。それでも、昨年ビデオで再鑑賞した際、心地よい緊張感を得られた。なんといっても脚本の出来がよく、この上ないほど犯人と警察の攻防戦を楽しませてくれる。もちろん、役者陣も素晴らしい。未見だが、心理描写を刈り込んだという噂のフランス版の方が今の若い人にも受け入れてもらえるのかもしれないが、よさが消されていそうで不安もある。 【恭人】さん 9点(2003-11-30 17:55:30) 9.脚本が良い。伏線とご都合主義でなくストーリーを面白くする偶然が随所にあり、最後まで飽きずに楽しめます。特撮がいまいちなのは時代もあり仕方ないところですが、ラストがもう一つという気がしないでもないのが-1点。 【ダルコダヒルコ】さん 9点(2003-11-26 01:17:46) 8.あ、ありましたよ、日本にもこんなに面白い映画が!そうだ、そうだよ。この映画のほうが面白いよ。たぶん…。 【13人目の優しい日本人】さん 9点(2003-06-21 17:04:50)
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