みんなのシネマレビュー |
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2.これに関しては、淀長さんに感謝です。 芸術家同士が自分たちの愛を試すために、若い男を連れて旅に出る。 男があっけなく死んだ後、女の喪失感。 哀しい、哀しすぎる。 失って改めて気付くパートナーの大切さ。 そして心にぽっかりと空いた穴。 それがあまりにも深いが故に、女の人生はあのような展開に... 圧倒的に美しい映像とともに、哀しさが迫ってきます。 いや、悲しみを伴えばこその、あの美しさなのでしょう。 当時淀長さんはとある女性誌にこう書きました。 「今付き合っている男を連れて行って、退屈だと言ったらその男とは別れなさい」 そんな文章もあって、見栄も張りつつ一緒に映画館に足を運びました。 見栄も時には新しい芸術との出会いのきっかけか。 淀長さんありがとう。 【tj】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-01 07:26:06)(良:1票) 1.砂漠を舞台にした映画は好きだ。 ちょっとした過ちで永遠に失った愛する人。失った後の、埋めようのない欠落感。これを表現する舞台として、砂漠の「渇き」感がぴったりしっくりくる。 ベルトリッチが映し出す豊かな色彩、坂本龍一音楽のドラマ性かつ包容力。印象に深く焼きつく映画だ。 美術映画には好き嫌いがあると思うが、寡黙に耐えられる方は試してみる価値あり。寡黙だがドラマティカルで情熱的。ベルトリッチは人間の「衝動」を鮮明に描き出す監督だと思う。 詳しくはこちらのブログで→http://escargot1.exblog.jp/1244669/ 【よしの】さん 9点(2005-03-04 01:29:27)
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