みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
2.《ネタバレ》 骨までしゃぶる。いやあ!凄いタイトルだ!凄いと言えば何もタイトルだけではない凄さがこの映画にはある。人間の身勝手さ、表と裏の顔、郭の世界の怖さなど人間の怖い部分を思い切り見せ付けられる事になる。ヒロインのお絹を演じる桜町弘子が天国から地獄へと落とされる様子が見ていてやるせなくなり、切なくもあり、哀しくもあり、またこの映画、何と言っても三島雅夫と菅井きんの悪人夫婦ぶりが凄い。この2人による悪人夫婦の存在あるからこそ映画のラスト、お絹が幸せになって救われた思いで、泣けてきます。舞台が洲崎でしかも、郭話とくればどうしてもあの映画、私が大好きな監督、川島雄三監督の「洲崎パラダイス 赤信号」を思い出さずにはいられなくなります。加藤泰監督も私同様、川島雄三監督の「洲崎パラダイス 赤信号」が大好きなんだなあ!と思ったら嬉しくなってきました。 【青観】さん [DVD(邦画)] 9点(2020-11-04 18:25:02)(良:1票) 1.《ネタバレ》 あのぼろぼろのチラシが捲られる瞬間に涙ぐむ。 それは書いてある内容とはまったく関係なく、 あの紙きれ一枚の存在、しかもそのぼろぼろさに泣かされる。 そのぼろぼろさというのは、姉さんとか他の女郎たちの思いだからだ。 やはり、加藤泰といえば橋のひとだけども、 そう簡単に渡れる橋など加藤泰の映画には存在していないわけで、 この映画でも、雨の中、橋を渡れず連れ戻される女郎もいる。 しかし、最後、お絹は、晴れた日に橋を悠々と小走りで渡っていくわけで、 それはやはり、お絹が自分自身で仕合せをつかみ取った証なんだなと牜nああ、またそこが泣けてくるわけで、もうしょうがない。 【すぺるま】さん [映画館(邦画)] 9点(2013-05-07 00:00:51)
【点数情報】
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