|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
3.《ネタバレ》 IMAX3Dにて鑑賞。 「スーパーマンは難しい」。その圧倒的な強さ故に強敵を作ることが困難だし、設定が非現実的過ぎて実写でやるとお笑いになってしまう。前作『リターンズ』の製作に10年以上かかってしまったことからも、これは魅力的でありながらも実現困難なコンテンツであることが充分に伺えます。そこに来て、バットマンを理詰めで実写化したクリストファー・ノーランがスーパーマンをどう料理するのかに関心があったのですが、ノーランはこの歴史あるコンテンツを驚くほど自分色に染めていて、その大胆さには心底恐れ入りました。。。 ヒーロー映画としての面白さを徹底的に追求した『リターンズ』と比較すると、本作には驚くほどカタルシスがありません。ノーランはアクション映画を多く手がけながらも、基本的に暴力は忌むべきものと考えているようであり、本作においてもスーパーマンの力を否定的に描いているのです。クリプトン人としての能力は特権ではなく呪縛として機能しており、それは幼少期よりクラークを苦しめます。また、暴力の帰結としての人の死からも逃げておらず、ゾッド将軍を殺した後のスーパーマンは苦悶の叫びをあげます。さらに、スーパーマンが戦った街では大勢の一般市民が巻き添えとなって死んでいることが容易に想像できる描写が続き、全体を通してかなり後味が悪いのです。はっきり言うと、スーパーマンの企画でやってはいけないことを並べ立てた内容としています。そのポストモダンな作風ゆえに原作ファンは納得しないだろうと思うのですが、ドラマ性が高まったことで映画としては抜群に面白くなっています。自分にとって邪魔でしかない個性とどう向き合うのかという、非常に普遍的なドラマとなったのですから。また、ケビン・コスナーから意外な熱演を引き出したという点でも、本作の脚本は評価できます。。。 以上、ひたすら暗く地味な脚本なのですが、ビジュアルの鬼・ザック・スナイダーが監督に就任したことで見せ場のテコ入れが図られ、ドラマの暗さをアクションの面白さで打ち消すという絶妙なバランスが実現しています。見せ場の迫力や面白さは群を抜いており、本作と比較すると『アベンジャーズ』すら二流のヒーロー映画に見えてしまいます。スーパーマンの強さや速さの描写は非常に的確だし、スピーディながらも見辛くなる一歩手前のところで踏みとどまっている監督のサジ加減にも驚かされます。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-09-02 01:44:26)(良:3票)
2.《ネタバレ》 最高に面白かった。アクションシーンは素晴らしいの一言。終始全く飽きさせない展開に、内容だ。実は「スーパーマン」の映画は全然見たことがなかったのだが、十分楽しめた。アクションだけでなく、物語もなかなか良かったし。余談だが、この作品の物語もバトルシーンも「ドラゴンボール」とよく似ている。地球へ送られた悟空、地球へやってきたサイヤ人たちとの攻防・・・と一緒だ(笑) まるで実写版を見ているようでもあったw 【スワローマン】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-09-01 22:51:35)
1.テンポが早かったりダラダラ説明が多かったりと粗を探せばキリはありせんが、元が荒唐無稽なスーパーヒーロー漫画をよくぞここまで昇華させたと感心しきりでした。サッカー・パンチ(エンジェル・ウォーズ)が不安材料になっていましたが、スナイダーのセンスとノーランの映像美が見事に融合、爆発した素晴らしい出来になっています。音楽から演出・造形・人選まで、まるで手抜きが感じられなくて終始興奮しっ放し(敵・見方・軍隊と登場シーンまでがいちいちカッコいい!)。スーパーサイヤ人に憧れたドラゴンボール世代は必見。オチもキレイにまとまっているので続編は…個人的には無い方がいいですね。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-09-01 11:45:56)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
86人 |
平均点数 |
6.51点 |
0 | 0 | 0.00% |
 |
1 | 0 | 0.00% |
 |
2 | 0 | 0.00% |
 |
3 | 0 | 0.00% |
 |
4 | 7 | 8.14% |
 |
5 | 10 | 11.63% |
 |
6 | 26 | 30.23% |
 |
7 | 27 | 31.40% |
 |
8 | 10 | 11.63% |
 |
9 | 3 | 3.49% |
 |
10 | 3 | 3.49% |
 |
|
【その他点数情報】
|