みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
4.《ネタバレ》 いい映画だった。 小さい子が「大丈夫」ってぎゅっとするシーンが印象的だった。 ぎゅっとした子供の柔らかさや体温が伝わってきた。 誰かに優しくすると、優しくされた人がまた誰かに優しくして、世界が平和になるっていうセリフが心に響いた。 最近、イライラしてばかりだったから、誰かに優しくしようと思った。 【CAPI】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2016-09-26 15:24:13) 3.《ネタバレ》 力強い作品。桜吹雪の中、家族の中ひとりぼっちのカンダのことを想えば、どんなに息が切れても走り続けます。「ギュッ」てしてもらう宿題って、ものすごく実践的なんじゃないか。あの宿題の事後報告をしているシーンだけ、子供達がドキュメンタリーチックなんだ。金鉱発掘、呉美保。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 9点(2016-07-31 21:15:41) 2.とってもいい映画だった。 もっと救いのない映画だと思ってたけど そんな単純なものでもなかった。 久しぶりに「誰も知らない」を見たくなった。 【aimihcimuim】さん [DVD(邦画)] 9点(2016-04-24 22:21:51) 1.《ネタバレ》 児童虐待を始めとする前半は観るほうも胸が詰まるが、撮る方・演じる方は尚更だろう。特に尾野真千子にとっては相当つらい芝居のはずだ。 虐待シーンの撮影(月永雄太)も子役に配慮しながらも、極力モンタージュに頼る事なく空間の単一性をできる限り持続させながらフレームと音を最大限に活用して痛ましいシーンを作り上げている。 尾野母娘の暮らすマンションの廊下、抑え気味の照明で統一された教室の内側から望む窓外、高良健吾がさすビニル傘。 前半の硬質気味の白を基調とした背景と、人物とのコントラストが印象深い。 不意にフレームインして尾野を抱きしめる池脇千鶴の動き。それまでの雨音が止んで、右手から日が差しこんでくるのが繊細な光の変化でわかる。 尾野の頬から涙が一滴したたり落ちると、太陽を映し込んだ校庭の水溜りに落ちた雨滴が水面に小さな輪を広げるショットに繋げる流れも憎い。 そこでの彼女の嗚咽、ラストの高良の呼吸など、生身の身体性へのこだわりも見える。 三者三様の抱き合うスキンシップがそれぞれ情感に満ちて素晴らしい。 高良が出した「家で抱きしめられてもらうこと」という宿題の感想を子供達が教室で語り合う、子供たちの表情が本当に素晴らしい。 そして、あのラストの暗転にも唸るしかない。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 9点(2015-09-27 20:44:45)
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