みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
5.ジョン・グッドマンの役どころが、最初の一瞬、ヒッチコックみたいな人かと思わせて、実はウィリアム・キャッスルみたいな人だった、というこの途轍もない落差。と言ったらウィリアム・キャッスルに失礼ですか? そんなこと無いですよね。 現実世界ではキューバ危機という、核の恐怖、放射能の恐怖に直面していて、一方、映画館では「放射能の影響で生まれた蟻人間」などという何ともアホらしい放射能の恐怖があって、互いに奇妙な平行関係を成しているのですが、その交わるはずの無い、現実とアホ空想世界とが、クライマックスにおいて交わり「なんちゃってカタストロフ」を巻き起こす。という、何だかワケがわからないのに、妙に説得力があり納得感があって、なぜ自分がこんなに納得しているのかが、一番ワケがわからないんですけれども。 まさかこんなクダラナイ大事件に発展するとは、と呆れつつ、とにかく、お見事としか言いようがないクライマックス。ま、キューバ危機が回避されたからこそ、こんなオチで喜んでられるのですが。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-06-22 21:08:55) 4.《ネタバレ》 この手があったか! 映画ファンなら間違いなく喜ぶ内容。 「ハウリング」のジョー・ダンテがこんな映画創るとは・・ まぁ「グレムリン」のバカ騒ぎから考えると、 本作も「有り」かなぁ・・ ジョンランデイスとの交友関係も影響したのでは・・ 某レンタル屋の発掘良品にあったので鑑賞。 まさしくこんな隠れたB級傑作を発掘してこそ。 「マチネー」とは昼興行のことみたい。 土曜の昼間の映画館での話だからか。 当時、中東との戦争が始まり、アメリカ国内でも 娯楽に対する厳しい目もあったんでしょうね。 ジョー・ダンテの「答え」がここにある。 【トント】さん [DVD(字幕)] 9点(2018-10-20 14:16:20) 3.《ネタバレ》 この脚本書いた人、凄いなあ。キューバ危機でパニック状態に陥っている街でホラー映画をめぐって繰り広げられるドタバタコメディで、しかも『ギミックの帝王』ウィリアム・キャッスルへのオマージュになっている。こんな重層構造のプロットなのに、本作は違和感なく楽しめる作品として仕上がっています。音楽がいい、ジョン・グッドマンを始め役者がいい、しかも『B級映画愛』に満ち溢れている。こんな良作なのに知名度が低いというのは残念です。間違いなくジョー・ダンテの最高作でしょう。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-12-03 20:14:04)(良:1票) 2.ジョー・ダンテらしいB級映画への偏愛とノスタルジア趣味が、もうこれ以上ないくらい美しく結実した奇蹟のような傑作。相変わらず、ガキッぽい体裁でありながら、実は『13デイズ』なんぞより、いっそう切実に「キューバ危機」を頂点とした冷戦時代のアメリカ市民のメンタリティを描ききっていて、鋭い社会派映画にもなっているし。それに、あの、ヘンテコな巨大アリ映画をわざわざ作っちまう邪気も、いつもなら悪ノリに陥りがちなのに、気持ち良く笑って楽しめる。はじめてダンテを「好き」になりました、ワタシ。 【やましんの巻】さん 9点(2003-06-05 18:44:34)(良:1票) 1.少年時代の夢とか希望とか、そんなものがつまってる。。ジェリーゴールドスミスのメインテーマも郷愁誘いまくり。涙出そう。 【秋刀魚】さん 9点(2003-01-06 16:50:46)(良:1票)
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