みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
4.《ネタバレ》 硬派な他者性が貫かれていることが、この一見穏やかな名作の根幹をなしている。主人公が相手の言葉をすぐには受け入れずに頻繁に反復して咀嚼する間(ま)、これが実に曲者である。細かい誤解や諍いがジャズのように反発と仮初めの投合を繰り広げながら束の間のハーモニーを奏でる。 【ひと3】さん [DVD(邦画)] 9点(2024-10-06 13:39:58) 3.《ネタバレ》 ベタなラブストーリーではなく、泥臭い人間模様をちゃんと多面的に描いてて、非常に面白い映画でした。 見どころはなんと行ってもその日初めて出会った青とイハのリアルな長回しの会話。役者さん達の身体に青とイハが憑依したのかと思えるほどリアルで、ホントにどうやって撮影したんだろうと思いました。 主人公青が文字通り青臭いキャラクターではありますが、本当に魅力的なキャラクターになっててとてもリアル。他のキャラクターの奥行きも深く、明かされないバックグラウンドや意味深なカット、感情等も多くてそれもまたリアル。それでいて物語のあらすじ自体は割とシンプルで明快でした。 最後は関係者集合!みたいなドタバタコメディのような映画らしい展開を経て青にはちゃんと幸せな結末が訪れますが、彼がホントに嬉しそうでニヤニヤしてしまいます。 見終えた後ちょっとあったかい気持ちになりました。そしてイハ役の中田青渚さんに恋した男子は数多くいるのではないでしょうか。 【Fukky】さん [インターネット(吹替)] 9点(2022-05-29 13:46:45) 2.《ネタバレ》 参りました。 今泉映画は、一刀両断できないです。 こんな青春、送りたかったなぁ・・ なんつって・・(汗) 【トント】さん [DVD(邦画)] 9点(2022-03-27 23:59:50) 1.《ネタバレ》 まず、男が読書をするファーストシーンで始まり、そのぎこちない演技を目にして、うわあ、なんだこりゃあ 先が思いやられるなあという思い。 続く、ユキとその男の別れる別れないのやり取りを目にしまして、うわあ、この男、ダサ過ぎるぞ 別れたい言われてるんやから、別れたれや、なのに女々し過ぎるぞ、髪型ダサいし、うわ、だめだこりゃあ これは相性悪いかも と思ったのはここまでだ。 はい、何遍でも言います。だめだこりゃと思ったのはここまでだ。 続く、古着屋のシーンとなって世界は一気に変わる。間違いない、これは間違いなく今泉ワールドの幕開けだ。付き合い方が曖昧なカップル間に挟まれる古着屋店主、男が試着するが試着2着目が大きすぎたサイズの違い感、なのに彼女らしき女子がそっちのほうが似合ってるというその理由。いやあ、たまりませんね、相性悪しかなと思えたのは最初だけ。古着屋の試着シーンから先、どんなシーンであろうが、その間が愛しく感じる。最終的には、2時間10分です 長いのかもしれない しかし、長くない どんな会話であろうが、どんだけ放送事故のような間が出来ていようが、そこが今泉ワールドの真骨頂であるわけだからでしてね。いやあ、じんわりとゆったりとした無駄に時が流れて楽しさハンパないのです。 遡ること、ファーストシーンで男(荒川青=若葉竜也)の読書シーンがぎこちなく下手過ぎだったその理由が明らかになってゆく後半、はじめにヘタクソなヤツだなーと思っていてゴメンナサイでしたという詫びの気持ちが発生。そしてラストは幸せいっぱいを見せつけられたところでブチッと終わる。だがその心地好さたるや、相当なものなのである。 #タバコ二本もらえませんか →に、二本? #実際もお茶の上 →成立してなき会話 #バカと言われた後のスキ →が好き 【3737】さん [DVD(字幕)] 9点(2021-12-20 23:46:49)(良:2票)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS