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【クチコミ・感想(9点検索)】
2.《ネタバレ》 結局、この世界で正しく、そして真実で在れる人間というのは、その時点で確実に「強い」人間なのだ。ならば、弱くて、それ故に道も踏み外した「正しくない」人間を、その強くて正しい人間が踏み躙って勝ち誇るのが本当に「正義」なのか、と。恐ろしい程に残酷で、そして残忍な迄のリアリティだ。これもまた、凄まじい映画だ。
ひとつ、そんな何が正しいかも定かにならないこの世の中で、それでも自分ひとりだけでも「正しく」在り続けることの意味は、最低限そうすれば自分ひとりだけ・あなた自身だけは、自分が正しかったと「信じて」死んでゆくことが出来る、その位かな、とも思う(もちろんそれでも、それはあなたが自分が実は正しくなかったことを「知らなかった」だけだ、という恐怖は、常にどこかの片隅には残るものとしても)。
瀧内公美・光石研・あとは川瀬陽太あたりはともかく、比較的若手 or 新進気鋭の俳優さん達を揃えていた様にも思われますが、演技の出来・リアリティもまた粒揃いでしたね。無論、特に河合優実ちゃんは今売れに売れている理由が分かろうという出色の出来でしたが、個人的にはその父親役の梅田誠弘さんの掴みドコロの無い感じがかなり優れて感じられましたですね(クライマックスでもキーパーソンの役割を立派に果たしておられますし)。あと、和田光沙さんも(『岬の兄妹』以来でしたが)やはり存在感ありましたね。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(邦画)] 9点(2022-11-16 10:49:03)(良:1票)
1.真実を明らかにすることに使命感さえ感じていた主人公が、父の軽率な行動により真実を隠蔽する側に回ってしまう、というお話。人は正直でいたいと思う。しかし大切なものを失う恐怖を前にすると嘘をつき保身に走ってしまう。それが他者の命を危険に晒してでも…という点は共感も同情もしないが、ネット社会で激しさを増す私刑と、その中で生きて生きていかなければならない現代人を善悪は別にして描いた映画であり価値を見出すことができる。社会派映画というと堅苦しく、とっつきにくいイメージを持ってしまうがこれはストーリー展開が巧みで150分を長いと感じさせなかった。信念に基づいて力強く行動してきた由宇子に言わばブーメランが直撃したような状況で、脚本の出来すぎ感を指摘する声もあったようだが、自分にはとても面白かった。そして瀧内公美をはじめとした演者にも拍手を送りたい。由宇子と萌を後部座席から捉えた車内のシーンなんて今思い出しても本当に凄いと思う。河合優実の発見は大きかったなー。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2022-10-24 20:42:19)(良:1票)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
5人 |
平均点数 |
7.80点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 20.00% |
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7 | 1 | 20.00% |
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8 | 1 | 20.00% |
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9 | 2 | 40.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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