みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
3.キム・ギドク初期の傑作。 本当はもう一度見直してからレビューしたかったのですが、どこのレンタル屋にも置いてなく、昔ビデオで観た記憶を頼りに書いています。 とにかく印象的だったのは、水上の小屋で毎夜繰り返される官能的なラブシーンだろう。 水の上に浮かぶ小屋で繋がった男と女はギドク世界を象徴するような性愛の塊か。 最終的に男は去っていくのだが、性器に繋がれた釣り針がそれを許さない。 まるで2人は魚のように漂いもがく。 なんとも衝撃的であるが、ミステリアスな内容と相まって最後まで気の抜けない衝撃作だったと思います。 機会があればもう一度観てみたいですね。 これにてギドク監督作品全レビュー達成! 【ヴレア】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2014-11-06 17:14:23) 2.《ネタバレ》 鑑賞したのはずっと前ですが、今でも思い出せるほどインパクトが強い作品。 ヒリヒリと痛いほどの美しさ。 刺されて自分が痛いと感じてしまう臨場感。 こんなに近くで見ているのに、存在自体が謎の女。 気持ち悪いものが嫌いな私でも、目を離すことが出来ませんでした。 キム・ギドク監督は天才だと思います。 【たんぽぽ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2010-01-02 20:22:52) 1. お国柄とはいえ池に釣客専用の小屋舟が点在しているという、なんとも不思議な光景にまず目を奪われてしまう。映画は、ひとことも話さない謎めいたこの釣り場の女管理人と、恋人を殺して自ら死に場所を求めてやって来た男とを中心に描かれていく。共にワケありの孤独な男女は互いに惹かれあうものの、その関係はなかなか一筋縄ではいかない。性愛描写はそれほど際どいものではなく、むしろ釣り針の生理的な痛みというもうひとつの意味を嫌というほど感じさせられる。無駄なセリフや描写がほとんど無く、先の展開が読めないそのドキドキする面白さには興味が尽きないし、ラストの象徴的なシーンはさらに強烈だ。 【ドラえもん】さん 9点(2001-11-25 15:28:57)
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