みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
6.《ネタバレ》 砂漠を螺旋状に歩く事によって出会う4人のガンマンを打ち倒していく…シュールな映画は嫌いじゃないし、決闘ものの要素も入っていて大変良いです。どうあがいても勝てそうに無いような個性的な相手が次々登場、それを何とか倒していくさまは昔の「少年ジャンプ」みたいな面白さ。(…こんな感じ方でいいのだろうか…) グロ趣味は結構キツイです。 砂漠の4人は欧米に蹂躙された民族の寓意でしょうか。1人目:インド、2人目:スラブ人、3人目:日本、4人目:(?)とか。 普通の今の映画なら序章のような大佐のエピソードが上手く収束できれば良い方。そこからグングンと話が広がっていく今見ても驚くべき展開力とそのスケール。 ラスト→(7年後)→冒頭に戻る と解釈すると個人的にはすっきりするのだけど「レノンが続編の権利を云々」の話は本当なのだろうか…輪廻の話に続編も何も無いと思う。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-05-11 22:57:44) 5.《ネタバレ》 ホドロフスキーといえば、バンドデシネのメビウスの原作者。だから映画冒頭は、画面をメビウスのマンガの絵に置き換えて、観ていた。でも話が案外、面白い。そして、その世界が最後まで、どんでん返しとか、宇宙人とか、アクション・CGとか一切そんなのに頼ることなく、だれずに展開する。ホドロフスキーの世界観は、一流の芸術家のそれだ。世界は広い。人間の芸術は凄い。ホドロフスキーが新作を発表するという。我々は、彼とリアルタイムに接することができて、後の世代に羨ましがられるかもしれない。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2014-07-28 21:45:22) 4.いろんなもんが入ってるね。仏教思想とかヒッピーとか差別問題とか、それを激しすぎる映像でみせるホドロフスキーだが好き嫌いは分かれるだろうね。私としては大好きなんだがのー、特に前半と後半のギャップには思わず笑ってしまいました。 【たましろ】さん 9点(2004-02-06 22:51:12) 3.理解できない。理解できないけど、とにかく強烈で刺激的。幻の企画「エル・トポの息子」も実現してほしい・・・。 【新井】さん 9点(2004-01-17 17:51:35) 2.神に捧げた三部作は、全て素晴らしいけど、この「エル・トポ」はその中でも別格だと思う。カルト映画にも関わらず、セットの貧弱感を見せないのは、ヘルツォーク同様アレハンドロの素晴らしい集中力だと思う。初めて観た時、「7人の侍」を独自解釈(曲解)したようにも思えたが、個人的には「7人の侍」よりツボを刺激される作品。 【森のグマさん】さん 9点(2003-04-10 23:34:53) 1.「カルト」とか「フリーク趣味」とか色々言われているが、実はヒューマンな感動作だったりする。と同時にやっぱりギンギンのカルト臭に強烈に引き寄せられるのもまた事実(笑)。そういう事を総合的にひっくるめてもかなりの名作だと思うのだがこれいかに。 【3Mouth】さん 9点(2002-05-14 21:11:02)
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