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仁義なき戦い 代理戦争

1973年【日】 上映時間:102分
アクションドラマシリーズもの犯罪もの青春もの実話ものヤクザ・マフィア小説の映画化バイオレンス
[ジンギナキタタカイダイリセンソウ]
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タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん


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監督深作欣二
助監督土橋亨
篠塚正秀
演出三好郁夫(疑闘)
キャスト菅原文太(男優)広能昌三
小林旭(男優)武田明
金子信雄(男優)山守義雄
加藤武(男優)打本昇
渡瀬恒彦(男優)倉元猛
梅宮辰夫(男優)岩井信一
成田三樹夫(男優)松永弘
山城新伍(男優)江田省一
田中邦衛(男優)槇原政吉
川谷拓三(男優)西条勝治
室田日出男(男優)早川英男
内田朝雄(男優)大久保憲一
遠藤辰雄(男優)相原重雄
山本麟一(男優)宮地輝男
池玲子(女優)富枝
汐路章(男優)青木彦次郎
大前均(男優)若杉三郎
野口貴史(男優)岩見益夫
五十嵐義弘(男優)水上登
曽根晴美(男優)上田利男
木谷邦臣(男優)和田作次
中村錦司(男優)伊丹義一
中村英子(女優)江奈
岩尾正隆(男優)浜崎四郎
平沢彰(男優)的場保
阿波地大輔(男優)小森安吉
福本清三(男優)刺客
木村俊恵(女優)山守利香
名和宏(男優)村岡常夫
笹木俊志(男優)
成瀬正(男優)助藤信之
奈辺悟(男優)
鈴木康弘(男優)杉原文雄
熊谷武(男優)三杉
北村英三(男優)橋詰
矢奈木邦二郎(男優)吉倉
小田眞士(男優)児島会会長
大木悟郎(男優)森久宏
荒木雅子(女優)うめ
片桐竜次(男優)
峰蘭太郎(男優)
酒井哲ナレーター
出演丹波哲郎明石辰男(写真)
原作飯干晃一
脚本笠原和夫
音楽津島利章
撮影吉田貞次
企画日下部五朗
配給東映
編集堀池幸三
録音野津裕男
照明中山治雄
あらすじ
村岡組長の引退を機に、山守組との合併を果たした村岡組若頭・松永、広能・江田ら山守組系の幹部は、打本会・打本会長と兄弟盃を交わし、広島県最大の組織を築き上げていく。しかし打本が無断で神戸との盃を交わし、小森組と浜崎組の抗争を結果的に後ろ盾する打本に、広能が反発。事態の収拾を図りたい山守組長は、神戸・神和会との盃を予定している武田を、一躍にして若頭に据える。武田の方針に従えない広能は山守組の中で孤立、盟友・松永を残して山守組と決別してしまう。渡瀬恒彦演ずる猛の死に様が多くを物語る、シリーズ最高傑作。

どんぶり侍・剣道5級】さん(2006-01-28)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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13.《ネタバレ》 一番最初の「仁義なき戦い」は音楽の使い方がギャグとしか思えなかったが、2作目、3作目以降は音楽の使い方も死に様も漢たちの血生臭いドラマもどれをとっても切れ味しかなかった。
特に本作はシリーズの駆け引きと虚しさを噛み締められる一篇だ。群像劇としての面白さもより磨きが掛かる。

最初のダイジェストで前がどんなかおさらい、世界の代理戦争は、当然日本のヤクザ社会でも例外ではない。
今回の菅原文太の兄貴が味わう虚しさは、シリーズ随一。
小林旭の知性派というかインテリ的なキャラも喰えない野郎だ。
この世界、暴力だけじゃ食っていけないからねえ。
白昼堂々暗殺を仕掛けるヤクザの鉄砲弾ども、
相変わらず憎めない山村のおやっさん、
木刀から日本刀までブンブンうなる、
ビール瓶でも渇入れて~、
ちょっと可愛そうになってくるレスラーのおっさーん、
成り行きでヤクザになっちゃった倉元と母ちゃんのタバコの件が忘れられへん、
自重する気皆無な山守、
発炎筒もいきなりの強襲もビックリする時はビックリする人間臭いヤクザたち、
文太の兄貴だけ闘る気満々で空回り、
利用される女達の哀しみ、
停電の会合場面は妙に心に残る
、血で血を争うぐちゃぐちゃの殺し合い・・・。


クライマックスは何度見ても強烈だ。
文字通り粉微塵になってまで“殺され”続ける残酷さ。殺し屋たちも、時と場所は選べない。
砕け散った一片を、文太の兄貴が握り締め、打ち震えるシーン・・・!

原爆ドームが、戦後も広島を中心に繰り広げられる殺し合いを無言で嘆くかのように、物語を締めくくる。 すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2015-01-05 18:18:08)

12.ちょっと目を離したら、もうついていけなくなる、複雑に入り乱れる組織抗争の回。
人十倍はメンツを重んじるヤクザたちがそれぞれに、屈辱の苦汁を飲み、復讐の笑みを浮かべ、野望と保身とに翻弄されながら右往左往する人間模様が、実に面白かった!
広能のようにカッコよくありたいと思いながらも、それぞれに逃避や保身や駆け引きや利害にせこせこと立ち回る面々に、他人とは言い切れないものを感じて、何とも言えない。
そんな中で、「男になりたい」という野望に命を散らす下っ端の儚さよ。遺骨を握りしめるシーン、原爆ドームの情景に、ほんとに「戦後映画」の生々しさが息づいている。
前フリ的な作品かもしれないが、戦後の目まぐるしい時代のうつろいと相も変わらぬ悲劇を活写した、ホントに面白い良作。 せいさん [DVD(邦画)] 9点(2010-08-22 23:34:28)

11.広島極道の新リーダー・武田明と『仁義』史上最もヘタレな親分・打本昇が登場する第三作。神戸の二大勢力が絡んでくる関係から、主要人物がみな盃外交を中心とする「静」の動きに徹しているため、他作品に比べるとちょっとドンパチが少ないようにも感じますが、逆にその駆け引き部分のドラマが非常に面白い。外に目をやれば打本組と明石組、討ちに目をやれば内紛、密告、寝返り、そして絶縁(松永の去り方がカッコ良過ぎる!)。そうやって右往左往する幹部連中に巻き込まれて次々倒れていく若者たち…。本作ほど下っ端の兵隊たちの悲哀が伝わってくる作品はないでしょう。 とかげ12号さん [DVD(邦画)] 9点(2009-09-08 21:43:39)

10.《ネタバレ》 いよいよ第三作、今まで以上に複雑にこんがらがりまくる人間関係と、不義理と優柔不断の数々。ホントにヤクザってのはロクな奴がいないな。この権力闘争はまるで政治家。今作は流石にシリーズを意識してか、次回作への布石に徹し、重要人物がバッタバッタと死ぬわけではなく、ジワジワと迫りくるでかい戦争の前触れをグダグダと描いていて、しまいにはいよいよって所で終わるという複雑なばっかりでロクでもない内容。なのにこの熱中っぷりはなんだ!この面白さはなんなんだ!
今作のMVPは一作目ではただのヘタレだったが、見事な腰ぎんちゃくっぷりで出世をはたした田中邦衛で。さっさと次行きましょ。 すべからさん [DVD(邦画)] 9点(2008-09-01 13:19:50)

9.《ネタバレ》 今作は1作目に比べ駆け引き重視だが、なかなか見物で脚本も上手くまとめてあり、各組の攻防はかなり面白い。そして当然、文太さんは相変わらずカッコいい。初登場の小林旭はカッコいいが少し凄みに欠けた感がある。強烈なインパクトを残したエンディングも次回作を期待させ、かっこいい締めだった。 TOSHIさん [DVD(邦画)] 9点(2008-03-21 12:43:23)

8.観たのはずいぶん前だが、何回も観た。出ている面々が昭和してていいな。文太最高や! ジダンさん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-08-30 20:58:20)

7.菅原文太が渋かった! Dr.Teaさん [DVD(邦画)] 9点(2007-08-24 19:12:47)

6.正直これを見るまで小林旭は声の高いおっさんぐらいにしか思ってなかった。でもすげー!!!渡瀬恒彦目つきわる~。かっちょえ~!!!個人的にシリーズナンバー1。 モチキチさん 9点(2005-02-08 03:19:22)

5.この3作目で視聴者に人間関係や組の動きをより理解させる為に一旦整理しています。後の一大抗争への伏線として大事な作品です。大きなアクションシーンは少な目ですが黒々とした人間関係が実に面白い! 構成が旨い!と感じる。 oO KIM Ooさん 9点(2004-11-16 23:04:36)

4.ついに3作目に来ました。 やっぱり、このシリーズは最高です。男なら見なくてはならないと思います。 ヤクザの世界ってこんなに政治的だとは思ってもいませんでした。よく出来た構成です。 次も期待してます!! シュシュさん 9点(2004-10-08 17:24:04)

3.《ネタバレ》 極道さんの世界も「政治」の世界もやってることは全く同じ、但し、
裏目に出ると「的」にされて「たま」を獲られてしまうのでシビアさ
は政治家の比ではなさそうだ。冷戦時代の米ソ対立になぞらえて
アイロニーたっぷりに描かれたやくざ抗争は、1作目に比べて笑える
場面が多く、特に山守のキャラが益々パワーアップしており楽しめる。こういう国際関係的見地で、現代版「仁義なき戦い」をつくるとすれば時代は変わり、冷戦構造は崩れ、圧倒的な力の親分(米)による
一極支配になると思いきや、そうは問屋が卸さない。老舗の親分集(欧)のメンツもたてねばならず、弱小組織の局地抗争(テロ)に結構手を焼いていたりして、しかも急速に力を付け始めた新興組織(中など)の動きも予断を許さないといったあらすじになるのだろうか。
そんな中で日本はというとちょっと心許ない気がする。日本の政治家も
山守組長くらい才覚があればなあと暗い感慨を抱いてしまった。
ということで、特に小泉首相以下政治家の皆さん必見の作品。 irisさん 9点(2003-11-21 18:22:20)

2.これだけの登場人物のキャラクターをこれだけしっかりと描ききった映画はそうは無いでしょう。どうしてバトルロワイアルでこれが出来なかったのだろう。まあ、シリーズものという強みはありますが。それにしても面白い。傑作でしょう。 R&Aさん 9点(2003-10-09 13:03:59)

1.これは、もう二度と実現不可能な、大キャラクター大会だ。むさくるしい面子が話し合いをしている場面が中心で、ストーリーはまったく面白くないというか、どうでもいい感じなんだが、濃い俳優陣のノリノリの演技と、深作の演出力で最後まで飽きさせない。奇蹟の映画だ。 mickey&gonさん 9点(2003-08-06 17:52:49)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 68人
平均点数 7.84点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
345.88% line
422.94% line
522.94% line
657.35% line
71014.71% line
81725.00% line
91319.12% line
101522.06% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.40点 Review5人
2 ストーリー評価 9.28点 Review7人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review6人
4 音楽評価 8.71点 Review7人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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