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【クチコミ・感想(9点検索)】
3.《ネタバレ》 不景気になると金持ちは労働者を安く雇って不況をしのぐ。そのため小作農たちは虐げられ、生活の地を求めて各地を転々とする。そうした資本主義社会の弱点をつき、社会の矛盾を描いたスタインベックの名作「怒りの葡萄」 この映画はそうした社会批判に加え、それを生き抜く家族の絆をしっかりと描いている。ヘンリー・フォンダを主演にしたジョン・フォードの力作だが、家族を支える母親の存在が大きい。「女は男より変わり身が早い。男は不器用でいちいち立ち止まるが、女は常に川のように流れている」という母親の言葉が深く印象に残る。おっとジェーン・ダーウェルはアカデミー主演女優賞か、納得。
【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-11-06 06:21:03)
2.虚飾を廃したドキュメンタリー・タッチで淡々と描かれている作品。主演のヘンリー・フォンダの演技も控えめといおうか、特筆するようなものもなく、本来こういった作品は7点どまりなのに9点を奮発するのはやはり、今の経済情勢がこの映画の時代の大恐慌の再現だと言われているからです。今の世界では誰もが共産主義の末路を知っていて、共産主義に活路を見出すことはないので、どうすればいいのか考えさせられます。過去の先輩から私たちへのメッセージとして鑑賞すべき作品。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-03-08 03:02:03)
1.お母さんって、とっても偉大だ。この映画でも、くちではトムに「お前がいなくなったらどうなる」と心配するお母さんですが、むしろお母さんがいなくなったらとっくにこの家庭は崩壊している。男は働き、女は家を守る。現代だったら、女性の社会進出やらで田嶋先生あたりがフンッとか言いそうですけど、当時のアメリカは、というかどの国でも男女の役割はこの点にあると思います。住み慣れた土地を追われ、行く先々で合う明日の見えない絶望。貧しくても富める者たちよりも自分たちは強く生きていく。決して簡単には崩れない。強いメッセージを感じました。僕は幸い仕事に就いていますけど、いざとなったら仕事の好き嫌いは選んではいられませんね。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-09 23:39:55)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
40人 |
平均点数 |
7.03点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 2.50% |
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4 | 2 | 5.00% |
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5 | 5 | 12.50% |
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6 | 2 | 5.00% |
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7 | 18 | 45.00% |
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8 | 5 | 12.50% |
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9 | 3 | 7.50% |
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10 | 4 | 10.00% |
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【その他点数情報】
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