|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
2.《ネタバレ》 「あんたはあかんな。」この一言に尽きる。昔の少年のミイラだ、などと形容されていた木訥な主人公は、わかったような口ぶりで過去から逃げて「折角死んでいるのに…」などとのたまう。綾と赤目へ落ちて行くにしても、厚い情に押されてというよりも成り行き上そうなったという感じで、本気で死ぬ覚悟もなく、何一つ成し遂げられない弱さが顔に滲んでいる。生卵を丸飲みして微笑み、背に彫った「迦陵頻伽(カリョウビンガ)」のようにどこかに羽ばたきたがる綾に、心を見透かされても仕方ない。綾と別れた後、彼は闇の中にでも堕ちていくのだろうか。この物語は、自身の業を引きずって歩く男の姿を、暗い視線で描いた秀作だと思った。映画は2時間半以上の大作だが、最後まで興味深く観られた。主人公の気持ちを映すような暗い黒っぽい画も美しく、瀧のシーンは、濃い緑のなか浮かび上がるような白い服の二人が印象的だった。恋や情で繋がるのでなく、「死ぬに死ねない」という部分で繋がった悲しさがいっそう二人の道行きをを美しく彩っている。良い邦画に出会えたのが嬉しい。 【のはら】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-21 18:10:33)(良:2票)
1.《ネタバレ》 真面目で気が小さく流れに逆らう事も立ち止まる事も出来ない男。カマ(鎌ヶ崎、日雇い、浮浪者だらけのあいりん地区)からアマへ流れ着いた先は、曰くあり気でアクの強い男女が集うボロアパートで、ココより先に堕ちる場所のない世界。土管のガマは外の世界を知らずに死んでゆく。流れに身を任せ、落ちるところまで堕ちた男女には死に場所を選ぶ事だけが唯一の自由。夢幻な雰囲気すら漂う瀧の流れ、水は四十八の瀧を落ちてもなお流れてゆく。唯一気に入らなかったのは生島の素性が明らかになってしまった事、どうせだったら判らないままの方が得体が知れず面白かったのでは? 【亜流派 十五郎】さん 9点(2004-03-08 23:37:05)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
23人 |
平均点数 |
6.26点 |
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 1 | 4.35% |
|
3 | 3 | 13.04% |
|
4 | 1 | 4.35% |
|
5 | 4 | 17.39% |
|
6 | 3 | 13.04% |
|
7 | 3 | 13.04% |
|
8 | 4 | 17.39% |
|
9 | 2 | 8.70% |
|
10 | 2 | 8.70% |
|
|
【その他点数情報】
|