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抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より

Un Condamne a mort s'est echappe ou Le vent souffle ou il veut
1956年【仏】 上映時間:100分
アクションサスペンス戦争もの刑務所ものモノクロ映画実話もの
[テイコウレジスタンスシケイシュウノシュキヨリ]
新規登録(2004-02-26)【パキちゃん】さん
タイトル情報更新(2008-05-02)【にじばぶ】さん


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監督ロベール・ブレッソン
キャストフランソワ・ルテリエ(男優)
原作アンリ・ドヴィ
脚本ロベール・ブレッソン
配給フランス映画社
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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4.刑務所や収容所モノによく見られる、囚人同士の喧嘩も無ければ、
刑務所・収容所映画の見せ場の1つである、看守との息詰まるような心理戦も接近戦も見せない。
台詞も音楽の使用も最小限にとどめられ、ナチスの行為への直接的描写も控えられ、徹底的に地味に撮られた作品。
邦題の通り、主人公の男の手記を読んでいるかのようですが、淡々とした描写の中に常に緊張感が張り付いています。
銃殺刑の直接的描写は無いですが、銃の音が遠くから聞こえてくる度にドキッとさせられる。
銃の音、足音、様々な生活音、脱獄の準備や決行の際に出てしまう音・・・。音の使い方が凄い。
まるで主人公の男と行動を共にしているかのごとく、かすかな物音に耳をそばだてながら見ている自分に気付かされる。
ここまでエンターテイメント性を排し地味な作品であっても見る者の目も耳も釘付けにし、
かくも強烈に印象に残る映画になるものかと驚かされます。 とらやさん [DVD(字幕)] 9点(2017-03-24 18:20:44)

3.《ネタバレ》 ブレッソンによる収容所・脱獄映画の傑作。

ドイツ軍占領下のパリで、刑務所から脱出を図る主人公の様子を淡々と追っていく。
主人公が堅牢な監獄の中で脱出の準備を進めていく異様なまでの緊張感。
短いショットの連続で退屈させて貰えない。脱出に成功するんだろうけど、本当に無事に出られるのか?と否応なしにハラハラしてしまう。
危機の連続でこちらも息を呑む。それでも意思が揺るがない主人公の強靭さが頼もしい。
紐がロープになるまで、スプーンが鋭利なナイフになるまで神を心の支えにして耐えて耐えて耐え抜く人間の凄さを見せ付けられるような作品です。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2015-01-02 23:35:45)(良:1票)

2.《ネタバレ》 ただただ脱獄に至るまでの経緯とその間の行動を淡々と撮っていくだけの映画にも関わらず、他の脱獄映画に負けないくらい緊張感がありアクション性の高い一本と呼べるのか、それは監督ブレッソンの演出スタイルによるものなのだろう。無理に音楽をつけずとも、俳優のおおげさな演技がなくとも監督の演出次第で作品は変わるということを私に教えてくれた一本。 Nbu2さん [映画館(字幕)] 9点(2012-12-05 08:00:46)

1.ナチスドイツに占領されたフランス、レジスタンス活動で投獄された主人公が脱獄を図るまでの実話。
主人公のモノローグからなる徹底した一人称で進む物語は、途切れることなく緊張感が張り詰めている。
感情表現や扇情的なシーンは徹底的に排除されており、繰り返される日常や脱獄にかかわる準備は細部にわたって細かく描写される。
地味といえばこれほど地味な映画も珍しいが、この禁欲的な演出が実話であることの重みをずっしりと感じさせ、またびっくりするほどラストシーンで効果をもたらす。
私たちが普段観ているどの映画とも趣を異にするブレッソン作品は非常に刺激的だ。 poppoさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-10-02 18:24:46)

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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 7.78点
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5211.11% line
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7422.22% line
8738.89% line
9422.22% line
1015.56% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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