みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
5.《ネタバレ》 隠し剣シリーズでは一番好きな作品です。 永瀬さんや松さんの朴訥とした何とも健気なキャラクターがすっごく好感が持てますし、劇中では悲劇的なこともありましたが、最後は何とも爽やかな展開で終わり、とても後味のいい作品でした。 本当にこれからの二人に末永く幸せが続いてほしいと思ってしまいます。 【わたた】さん [インターネット(邦画)] 9点(2023-08-01 22:35:33) 4.大好きな作品。永瀬さんのキャラづくりが最高。 素朴で優しく朗らか、それでいて武士らしい決断力と行動力が魅力的。 いろいろな不幸も重なるが、粛々と受け入れている姿が美しい。 体格が良くないのも、なんかリアルで良い。 ただ、その分殺陣は物足りない感じもある。 たそがれの殺陣に比較すると…だけど。 鬼の爪を使うシーンは引きっぱなしの画で、一瞬な感じがすごくいい。 ラストの2ショットの長回しも良い。普通、アップ入れそうなもんだけど。 脚本的にはキレいな作りではないかな。 山田監督自身も言っていたが、詰め込んでる感じはする。 恋愛のベクトル、友情のベクトル、その他もろもろ。 ただ、設計図がきれいだからいいってもんじゃないとも思う。 宗臓に魅力を感じれば、そんなの関係なく惹きこまれるのでは。 【コーホー】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-04-13 04:55:58) 3.《ネタバレ》 積極的に比べるつもりはないが、やはり前作『たそがれ清兵衛』との差異は確認する。とりわけ決闘の経緯が似ているので、二番煎じと捉えられやすいのも解るのだが、私なら断然『鬼の爪』の方に軍配を揚げたい。 理由はいくつかあるけど、その最たるは人情の機微。活劇性重視なら『たそがれ』を好むのであろうが、私はそこにメインを置かないタイプなので、必要以上に殺陣の凄さは求めない。言い換えれば解りやすい「超人性」に今さら憧れないということ。 だから決闘後にこそ人間ドラマを求めたい私は、『鬼の爪』のラストに大きく心が満たされた。 もう一つ秀逸なのが方言。藤沢三部作の中でも重要な要素の一つに思う。『たそがれ』の真田・宮沢、本作『鬼の爪』の永瀬・松は、四者四様の魅力がある俳優なのでどちら側が優秀かを語るのは興味ないが、こと庄内弁の自然さにかけては後者の方が上である。少なくとも昨日今日初めて聴いたのではなく、地元に長年住む私の耳には峻別が付く。この方言への違和感の厚薄は、そのまま人物描写の深みにも通じるので、『鬼の爪』に描かれた情愛の方に感情移入しやすかった。やはり山田監督の学習能力の高さが発揮され、前作において不足だった点を綿密に補っているのが随所に窺える。よって本作の方が傑作に思う。 【丹羽飄逸】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-05-20 19:39:46)(良:2票) 2.「身分がちがうもの」そんな時代なんだ。あたりまえだけど。 【やいのやいの】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-26 01:37:32) 1.《ネタバレ》 いい映画。これ以外の言葉が思いつかないですわ。 喜・怒・哀・楽のバランスが本当に絶妙。 時代劇は見ないとか、日本映画は面白くないとか言ってる人にこの映画を見せたら認識が変わると思う。世界に胸を張って「これが日本映画だ!どうだっ!」と胸を張って誇れる傑作。松たか子のラストの台詞は最高!惚れたっ!感動したっ! 【ふくちゃん】さん 9点(2004-10-30 22:03:05)(笑:1票)
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