|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
1.《ネタバレ》 戦時中の最中で自らの命とわが子を生すために、他人から罵倒されるような真似をしてまでも生き延びた女は、戦後の時代でも同じように生き続けた。そんな女に育てられた子どもは他人に馬鹿にされ、見下され、その結果女への恨みを募らせ始めた。確かに親を捨てた子どもたちも悪いが、子どもに対し恩着せがましい態度を取り続けた母親も悪い。だが、この作品の中でどちらのほうがより悪いというのは描かれていないし、実際、どちらにも同じくらい非はある。しかし、この物語の中で起きたような出来事はなぜ起きたのか、その発端を探れば原因は見えてくる。一言で言ってしまえば戦争のせいである。戦争さえなければ、あの家族には父親もいたし、親子が離れ離れに暮らす必要も無かった。娘が強姦に合うこともなければ、息子が勉学一直線で母親と縁を切るような事もなかった。だが、起きてしまった戦争に今更非難しても意味が無く、またあの親子を非難するのも違う。この作品はまさに、日本という国で戦争が齎した最も悲しい現実を描いたリアリズムの物語である。日本人だけでなく世界中の人々の目と心に残さなければならない真実である。これはまさに日本の悲劇だった。 【ボビー】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-11-22 00:46:35)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
11人 |
平均点数 |
7.64点 |
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 0 | 0.00% |
|
6 | 3 | 27.27% |
|
7 | 3 | 27.27% |
|
8 | 2 | 18.18% |
|
9 | 1 | 9.09% |
|
10 | 2 | 18.18% |
|
|
【その他点数情報】
|