みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
2.「やってくれた」 最新鋭のイージス艦から、赤い爆炎と共に闇に放たれたミサイルの様を見た時、そう思った。 それは、今まで日本の映画ファンが押し潰してきた、ある思いいに対する“答え”を見たからだ。すなわち、「日本ではエンターテイメント大作は作れない」という失望と諦めに対する答えである。 この映画は、そういう長い間の負のイメージを払拭させる力を感じさせる作品だと思う。 ただし、その“答え”は、ただハリウッドのように派手に映像を描きつければいいということではない。もっとも重要なのは、「日本人が日本人を描く」という至極当たり前の要素である。 アクション性豊かなだけな日本映画であるならば、今までにもあっただろう。 しかし、そこに映画としての力強さは無かった。それは、日本人として“日本”という国を描いてこなかったからだと思う。 例えば、1999年の韓国映画「シュリ」にあったのは、まさにそういう要素ではなかったか。韓国という国が、朝鮮民族そのものを見つめ、描いたからこそ、あの映画は世界に興奮を与えたのだと思う。 そのことを、この映画に関わるすべての“表現者”たちは、理解し、見事に体現して見せた。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-08-01 16:20:31) 1.実に充実した時間でした。 こういうお話は大好きです。 壮大でリアリティがあってお話しに説得力がある。 そして、胸にグサっとくるものもある。 大真面目でちょっと昔風の描き方が、私のツボだったかも。 海の男が自分の命も、何もかも全てを懸けて・・ こういうのはぐっときちゃいます。 自分を捨てて信念を貫く。 そこに美しさを感じるのは、私が日本人だからでしょうか? どうもアメリカ映画の”家族愛”一辺倒のものは、受け入れ難いのです。 ですのでこれからも、日本人の心情に合う作品をどんどん作っていって欲しいです。 なんだかんだ言ってますが、私好みのイイ男も大勢出演されてるので、そこもとってもツボでした。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-07-20 21:00:19)
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