|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
3.《ネタバレ》 あの聖母マリアを連想させる神々しい名前とは裏腹にコロンビアに住むマリアは妊婦でありながら麻薬を体内にいれて密輸を行おうとして「母親失格」」と友達から罵られていましたね。もちろんこれはマリアの行動や考え方を批判する映画ではないと考えます 。マリアを通してコロンビアという国がいかに問題を抱えているのかよく分かりました。胃の中に麻薬を詰め込んでアメリカへ密輸する運び屋の報酬は5000ドルで、マリアがその仕事のために62粒の麻薬入りのカプセルを飲み込むシーンは、簡単にいうと、「おえー」となります。目を蔽いたくなってくる。しかし、しょせん日本人には理解できない状況なのでしょう。なぜなら日本ではそういうことを行う可能性が限りなくゼロに等しいからです。コロンビアには可能性がある。この国では日常的に麻薬というものが横行しており、そのうえ貧困を抱えている。つまりいつでも麻薬に身を委ねる可能性があるのです。 たとえばお金に困っていたら、突然、知り合いから「バイトでもしないか?」という軽い口調で「麻薬でも運んでみないか?」と言われるのである。 もし私にその可能性が訪れた時、果たして断りきれるのだろうか?それとも確実に自分は絶対そんなことはしないと言って、それを行ったマリアを非難するのだろうか。 ・・・・・・・。アメリカから再びコロンビアに帰ろうとした空港でマリアは、今度行く予定の産婦人科の検診日のカレンダーを見て、急に気が変わりアメリカに残ることを強く決意する。マリアがコロンビアを捨てた理由は彼女が母性に目覚めたからだという見方ができる。しかしそれ以上に子供を持とうとする女性の強烈な防衛本能がそうさせたのだと思う。現状のコロンビアがいかに危険な場所であるかということを、母親の本能をもって伝えている。巧い映画だと思います。
【花守湖】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-09 22:30:22)
2.《ネタバレ》 ・・・重い、なあ。こういう麻薬の運び方(と、失敗例も)は前から知ってたけど、こうして映像で見せられると、まるで自分のお腹にも何か入れられてるみたいな気持ちになってくる。これ、一見社会派の映画のようにも見えるけれど、実は一人の少女のたくましい成長を描いた作品。ラストの、友達の名前を呼ぶ所でがつーんと来ました。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-28 18:12:33)
1.《ネタバレ》 コロンビアをものすごくリアルに感じた。私がコロンビアに生まれていたら、きっと今の自分のようには生きていないだろうし、マリアやブランカ、ルーシーが日本に生まれていたら、きっと運び屋とは無縁の生活を送っただろう。生まれてくる環境を選べない赤ん坊達のために、私達はできるだけのことをしてあげなければならない、というようなことを考えさせられた。脚本も演技もすばらしい。 【にゃ~】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-04-17 21:37:40)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
19人 |
平均点数 |
6.84点 |
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 2 | 10.53% |
|
6 | 7 | 36.84% |
|
7 | 5 | 26.32% |
|
8 | 2 | 10.53% |
|
9 | 3 | 15.79% |
|
10 | 0 | 0.00% |
|
|
【その他点数情報】
|