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【クチコミ・感想(9点検索)】
3.《ネタバレ》 東宝東和によって意味不明な放題をつけられたり(ブレーキダウンって何?)、実は共通点の少ない『激突!』と無理やり関連付けられたり、ジョナサン・モストウが驚異の新人扱いされたりと(モストウは1989年に監督デビュー済)、日本公開時にはやや過剰な宣伝がなされていた本作ですが、肝心の中身は、小細工に走らず一気に見せる、竹を割ったようなサスペンスアクションとして仕上がっています。90分、本当にハラハラドキドキさせられました。。。 本作の構成は極めて秀逸で、『バルカン超特急』のようなミステリーものと見せかけておいて、実は『悪魔のいけにえ』の流れを汲むテキサスものの変種でしたという本編には嬉しくなりました。奥さんがいなくなるミステリー部分にしても、『フライトプラン』のようなおかしな引っ張り方はせず、設定のボロが出る前にさっさとネタバラシをして第2幕へ入ってしまうという思い切りの良さには感動しました。第2幕はノンストップのサスペンスアクションとなるのですが、上記の通り、根底にはテキサスものの精神が横たわっているため、通常のサスペンスアクションにはない不快感が作品のスパイスとなっています。また、犯人像もよく考えられています。この手のサスペンスアクションでは、どれほど不気味な人間にするかという方向性で犯人像が作られていくものですが、本作はそれとは正反対のベクトル、家庭を持ち、意外と良いパパだったりもするという設定を置くことで、その一方で部外者に対してはいくらでも凶暴になれるという残酷性をより強調することに成功しています。これを演じるJTウォルシュのねちっこい存在感も素晴らしく、私が心から死んで欲しいと思った悪役トップ5に名を連ねるほどの印象を残しています。。。 もうひとつ評価すべきは、カート・ラッセルの演技の幅の広さです。従来より多様な役柄を演じてきたラッセルですが、本作ではそんなラッセルの個性が作品に大きく貢献しています。序盤では、田舎者に絡まれても喧嘩になるのが怖くてヘラヘラと誤魔化すような男だった主人公が、徐々にバイオレンスに染まっていくという『わらの犬』的な役柄を見事モノにしています。後半では「普通の男がそこまでやれるか」とツッコミたくなるような過激なアクションもこなすわけですが、ラッセルが本来持つ個性によって、そこに大きな違和感を覚えないという点にキャスティングの妙があります。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-07-15 01:22:19)(良:2票)
2.ダイ・ハードに匹敵するくらい面白かった。犯人たちがとても憎たらしいので、一発殴る、蹴る、などでも爽快な気分になる。誘拐ビジネスに手を染めていても、妻や子供の前では普通のパパを演じていた、というリアルな設定により、急に身近な話に感じられてくるのが良かった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-03-19 00:03:15)(良:1票)
1.「T3」を観る前にジョナサン・モストゥ監督の作品を観ておこうと思ってレンタルしました。おもしろかったです、素直に。無駄な要素もなく、最後まで緊張感が持続してました。カート・ラッセルの焦ったり困ったりする顔もよかったです。ただ、子供が銃を人に向け、それを母親が「撃って」というシーンはいただけなかったです。あのシーン問題にならなかったのでしょうか…。 【きりまんじゃろ】さん 9点(2003-06-30 11:59:58)
マーク説明 |
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《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
82人 |
平均点数 |
6.66点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 1.22% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 4 | 4.88% |
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5 | 10 | 12.20% |
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6 | 17 | 20.73% |
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7 | 29 | 35.37% |
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8 | 17 | 20.73% |
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9 | 3 | 3.66% |
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10 | 1 | 1.22% |
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【その他点数情報】
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