みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
29.これぞエンターテイメント。「下妻物語」に続くぶっ飛び映像。思わず口ずさむ♪曲げて~伸ばして~。 【Q兵衛】さん [映画館(邦画)] 9点(2014-02-05 10:18:27) 28.なんか制作者のパワーをもの凄く強く感じる作品だった。救われない話だけど、間違いなく名作。 【Fukky】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-06-30 02:08:12) 27.傑作。これがゼロ年代の鬼才。このストーリーでここまでのポップさとフラッシュバックのようにシーンを繰り返すなどの手法の斬新さ、そして映画らしさを失わない映像感覚、天才だと思う。一人の女性の一代記というある意味単純なストーリーだが、絶妙に時間軸をクロスさせ、最後まであきさせない。脚本のうまさが光る。時間軸だけではなく、伏線がしっかり張ってあるところも見所。中谷美紀の熱演は勿論最高だった。ただ最後の太った松子だが、中谷美紀の顔は太っていないのでどうしても違和感が残った。エンターテイメントに徹しているかと思えばラストのグライダー滑空のようなカメラワーク(どうやって撮ったのだろう)で川や土手を映し、家、階段まで持っていくあの美しさ、芸術性も見逃してはいけない。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-05-10 01:18:06) 26.使われている音楽も素晴らしいし中谷美紀さんの演技も文句なし。 松子という女性の一生をコミカルにも切なく表現した良作だと思いました。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-12-14 06:33:17) 25.《ネタバレ》 毒々しい人工甘味料で過剰にデコレートされた画面の中あふれかえる雑多な登場人物たち。中島哲也監督によって人形のように配置され操られる彼らは、もはや俳優である必要がない。キャストの相当数がお笑い芸人やミュージシャンで占められるのはそのためだ。そんな中、松子を演じる中谷美紀だけが、喜怒哀楽も血も涙もある人間として強烈なバイタリズムの輝きを見せる。監督が用意する緻密で窮屈な枠組と、そこからはみだそうと目を瞠るばかりの生命力を発散させる女優。反目しあう二人ながら、往年のハリウッド映画さながらにスクリーンいっぱいに浮かぶMIKI NAKATANIの冒頭のクレジットが、この主演女優への最大の敬意と賛辞を表していて素敵だ。映画が主人公松子の一生をミュージカル調に語るのは、パンケーキを食べ百貨店の屋上でミュージカルを観た父との幸福な時間に彼女が生涯囚われつづけるからだろう。パンケーキが象徴するのは松子が何度も挫けそれでも信じた、愛だ。おどけ顔で必死に父の愛を望んだ彼女は、よりによって思い出の場所でその死を知り、「どうすれば私、愛される娘になれるの?」と悲痛に歌う。ただいまと言ってもおかえりと言ってもらえず、おかえりと言ってもただいまと言ってもらえぬ嫌われ松子。彼女が最後の最後に見つけるのは、切望しながら自ら見過ごしてきた、けれどちゃんとそこにあった、いくつもの愛だ。ラスト、襲われ突っ伏した松子は仰向けになり、星空を見上げ立ち上がり、その愛の一つを握りしめ、一歩二歩と前へ進む意志を持ってうつ伏せに倒れる。幾度となく「人生が終わった」と思いながら、それでもさっさとその人生を終わらせたりはしなかった彼女にふさわしいその最期。たとえ同じ犬死にであっても、彼女の倒れる向きとその意味は180度違う。美しい背中で階段を昇る松子を待つのは妹久美だ。階上の部屋で姉の愛を求めた妹。そして父の拒絶に苦しみながら、自らこそが妹を拒みつづけた姉。人に何をしてもらうかではなく何をしてあげるか。劇中示されるその言葉のとおり、愛されるためでなくただ愛するため、松子はその階段を昇る。その時彼女はあれほど必死に追い求めた愛を、思いがけずその手にしている。おかえりとただいまをかわしあえるこの上ない幸福、そして滑稽なおどけ顔など見せずとも浮かぶ父の笑顔。松子は愛されていた。そんな素晴らしき愛を、川尻松子はようやく心のままに噛みしめるのだ。 【BOWWOW】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-11-21 15:17:52)(良:2票) 24.コメディ風、メルヘン悲劇。ストーリーはもろ昭和。 終始愛されないズタボロの嫌われ松子の一生にげんなりしつつも、過剰なまでの現代的ポップカラーな映像や、素っ頓狂なミュージカル、多彩なキャストを欲張りかつバカバカしく使った演出に笑わされ、目を逸らすことを許されず引っ張られてしまいました。 若干長くて疲れるし、気も滅入るけど一息で見て笑い飛ばしてやりたい一本。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-03-27 17:03:57) 23.《ネタバレ》 ラスト近くの病院での太った松子、現実にあんなおばさんたまにいるなぁ~と思った。そんなおばさんたちも昔は若くてきれいで、いろんな恋愛を経験してきてたりするのかな、人は見かけによらないよな・・って全然関係ないことをふと思った。中谷美紀はほんと演技上手すぎる!作品自体もとても面白かった。あんな壮絶な人生があんなあっけなく終わっちゃうなんて・・BONNIE PINKのLOVE IS BUBBLEがかっこいい! 【のびちゃっ太くん】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-01-26 00:08:50) 22.《ネタバレ》 嫌われ松子の一生というタイトルだが、原題のように別に嫌われていたわけではなく運が悪かったというか、人生の悲劇。 でも悲劇とは名前ばかりで、松子は必至に生きる。 人生の中でよくあるささいな行き違いや家族の喧嘩、気持ちの伝え方という深いところがキッカケになっているので深いし浅くない。 まぁ松子の性格にも欠点はあるけれど、純粋で、POPな映像に引き込まれた。 内容は現実的で、生きること考えさせられる映画。 コミカルだからこそ逆に重い。これが普通の撮り方だったら、それはそれで良かったかもしれないけどインパクトには欠けたと思う。 松子の生きる姿、幸せとはなにか、愛とはなにか、こういう人生もあるんだ、 実に深い映画。 【Sway N Lin】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-01-12 12:35:11) 21.《ネタバレ》 最近の邦画は面白いなぁ~。これも当たりでした。暗くなりそうな話だけど、コミカルで楽しく見れたのが良かった。嫌われ松子ってゆうか・・・男運悪すぎ松子ですね。松子の半生、かなり濃かったけど、実はこんな人いっぱいいそう・・・ 【アキラ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-11-17 20:17:36) 20.久しぶりに邦画で当たりました。笑えるところもあったし、松子の生涯とともにその時代の変遷描写がうまい。この松子の末期はまさに今の日本の閉塞感を表しているような気がしました。誰も待っていない家で「ただいま」というところが妙にリアルで切なく、やっぱり「帰るところ=誰かが待っていてくれるところ」があるってのは幸せなことなんだなあって改めて思いました。映画全体の「色」の使い方もうまく綺麗で、主演の中谷美紀も最高。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-10-18 17:53:37) 19.《ネタバレ》 人を愛し愛されたいと言う誰もが抱く感情を、 松子は人一倍強く持ち、大切にし、それに従うまま生き抜いた。 何度騙され裏切られても、彼女は愛する事を決して止めず、 転んでも決してタダでは起きず、どん底からでも這い上がっていった。 それでも人間とは弱く儚い生き物。 かつては愛に生き抜き、どんな逆境や不幸のどん底でも笑顔を絶やさなかった彼女が、 最後の数年はその影など跡形も無く、絶望の果ての諦めに佇んでいた。 しかし、彼女の死に際の行為は、かつての教師たる影を匂わせる。 「未来を担う前途ある若者たちに、自らのように道を踏み外して欲しくない」 「一寸先は闇。 だからこそ、時間を無駄にせず懸命に生きて欲しい」 これも彼女なりの一つの愛であったように、私には感じられた。 そんな彼女の人生の最期は、何とも呆気無い、何とも悲しい幕引き。 あまりにも救われない人生の結末と現代社会のリアルさを見せられ、 それまでのミュージカル調に明るく鮮やかな色彩が、一瞬にして闇に落ちる。 愛とは、正義とは、誠実さとは、いったい何なのだろうか。 彼女の人生を「無意味、空っぽ、下らない人生だ」と哂う人もいるかもしれない。 しかし、本当に彼女を哂えるだろうか。 幼少の頃に父親の愛情を切望していた彼女が原点だとして、それ以降も 愛を求め続けたのは、ただ単に淋しさや愛に飢えていたからではないと思う。 彼女は、ただ自分に微笑んでくれる温かさが欲しかっただけなのではないだろうか。 愛する人たちの笑顔を見れれば、彼女にとっては充分だったのかもしれない。 母のように温かく包み込み、少女のように可憐に純粋に愛でる彼女の愛は、 あまりにも大きく心地が良いため、その価値にすぐに気付くことが難しいのだろう。 失った後に初めて気がつく彼女の存在価値。 自分の中にかけがえの無い何かを確実に残していった、彼女の深さ。 心から愛した相手の心の中に自分の存在を残し、この世を巣立っていった彼女には、 それが何よりの幸せの証なのかもしれない。 鑑賞中、そんな彼女の幸せをどんどん切望している自分に気がついた。 そして終盤、なぜか涙が止まらなかった。 その後の清々しい気持ちは今でも覚えている。 「曲げてのばして」の歌が、今でもたまに私の頭の中で流れる時がある。 私の心に粋な残り方をしてくれたこの映画に、感謝の意を述べたい。 【港のリョーコ横浜横須賀】さん [映画館(吹替)] 9点(2007-07-31 17:10:02)(良:1票) 18.《ネタバレ》 映画館で予告編を観て、女の子の妙な表情や色彩に嫌な感じがしていたので避けていたのだが、ツタヤで旧作扱いになったので借りてきた。観てびっくり。まったくとんでもない映画だった。 松子は心理学か精神医学か、その世界の用語で言えば共依存の典型的な症例なのだろう。両親の愛に恵まれずに育った松子が不幸に吸い寄せられるように転落していく悲劇の物語。しかし画面はひたすら華やかでミュージカル仕立てでアップテンポ、コメディタッチでもある。それがまた哀しさを際だたせるのだ。何よりも特筆すべきは邦画にありがちな映像の安っぽさや、たどたどしいテンポ、音楽の陳腐さが微塵も無い事。脚本、映像、美術、編集、特殊効果、音楽、何もかもが邦画の水準を突き抜けている。ただの1カットたりとも手抜きが見られない緻密な映像だ。そして主演の中谷美紀の迫真、美人女優のプライドも何もかもかなぐり捨てたような演技、存在感、まさしくプロの仕事。監督はCM畑出身らしいが、尋常ではない映像の細部までのこだわりはその為なのか。この監督は出演者やスタッフを罵倒して追い詰めることでも有名だそうだ。そういえばクリント・イーストウッドの現場は穏やかで決して声を荒げたりすることは無いそうだが、スタイルの違いなのだろうけど、日本人には罵倒、叱責でネガティブに追い詰めたほうが力を発揮するのかもしれない。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-02-14 20:35:15)(良:1票) 17.《ネタバレ》 いやぁ、テンポは良いし、よくできた映画でした。それに、中谷美紀は頑張りましたねぇ。・・・・・・だけど、毒だらけの映画というか、アンチ三丁目の映画というか、positiveなところは何もない映画というか、根底に怒りと諦めを抱えた映画というか、、、、、、、。「何を与えられるかでなく、何を与えるかが大事」という、ケネディの有名な演説のパロディが出てきたあたりで、この映画の私なりの解釈というか、見方が定まりました。・・・・要するに、最初から最後まで、この松子ってやつは馬鹿なやつだ、ゲハハハハハ、全く主体性もなく、いつも受け身で、それでいていつも正直で、真面目で、要するに、死ななきゃ治らんぜ、どはははは、という感じで、見なきゃいけないわけです。感動したり、同感できるシーンは皆無です。・・・・馬鹿だね、酷いね、と見なきゃいけないわけです。・・・・・・・何か具体的に、ポジティブにいいたいことがあるわけでなく、「人生なんかに意味はないのさ」と、徹底して相対化したとき、見る人、それぞれに何か、思うところが残ればいいじゃないか、というのが監督の立場ではないかと思いました。・・・・・・・そうやってみるとき、例えば、片平なぎさを笑いながら、彼女がアイドルだった頃を思い出し、人間綺麗には生きられないさ、ということに気付きつつ、それでもしっかりと彼女のように生きていくことに、何ともいえないポジティブなものを感じるようになるのです。・・・・テンポよく楽しく見ることができますが、難しい映画でした。・・・・こういうのは0点か10点かどちらしかない、とも思いましたが、片平なぎさのように大人になって、9点。 【王の七つの森】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-01-15 14:09:36) 16.外国生活が長いため、邦画を観るときは外国から見た日本と、日本人として見た日本の両面から感じるが、日本が持っているイメージや世界に誇れる強みとは、アニメーション、ファッショナブルさ、ポップさ、可愛いさ、明るさ・・・つまり言い換えると、過度なCGではなく適度な技術と、日本ならではの可愛いおしゃれさと、独特のテンポやノリであると思う。この作品はその強みを最大限に活かした映画だと感じる。視覚的効果だけではなく、そのブラックな脚本も演出も、外国からも多いに喜ばれるセンスだといえる。ハリウッドほど予算がかけられない日本で、これだけの面白い作品を作ったことに感激した。日本では評価は両極端になりがちかもしれないけれど、間違いなく現代の日本映画を代表する作品の一つであると思う! 【momomo】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-12-26 04:14:53) 15.人物造詣やストーリーなんてものはこの映画にとっては些細なことなんじゃないだろうか。松子が不幸だからかわいそうなんてこれぽっちも思わない。ポイントは幸・不幸のその落差、非常にテンポの良いローラーコースターに乗っているようにスリリング且つ軽快。また、じっとり湿った暗い話をコメディやおとぎ話のようにアレンジしてしまう映像のセンスは素晴らしい。テンポの良さが薄れてくる後半は普通の二時間ドラマ染みてきて、退屈。しかし、後半の退屈さを差っ引いてもそれでもなお傑作といえる素晴らしさがこの映画にはある。監督の監督による監督のための商業映画。まるで気まぐれな神が映画を作って終いの方で飽きてしまったかのような出来映えである。 【はざま職人】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-11-24 00:06:22) 14.内容だけみれば、物凄く悲しい女の物語だけれどテンポと音楽と見せ方のおかげで、まったく暗い気分にならない。小さなエピソードの膨らまし方といい、内容、映像美、音楽ともに好きです。 【civi】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-11-20 13:38:36) 13.観ていくたびに不快になってしまいます。しかし、なぜか惹き込まれてしまいます。女の人をグーで殴ってはいけないのに、と思いつつ、グーで殴られた女の気持ちって、そういうもんなのか…、と妙に納得したり。松子自身は一生懸命、愛されるために頑張っているだけ。だけど空回り、というか、自分が幸せを願おうとすればするほど、誰かを傷つけてしまう。これって、とても哀しいことだと思う。自分から嫌われようとするのではなく、偏見や誤解から、わけもなく嫌われる。しかしそれでも時間は流れ、人生を生きていく。裏切られても殴られても自殺に逃げなかった松子は、不幸だけどとても強い人間だと思った。コメディ映画かなと思って観てみただけに、強烈な衝撃と妙な感動を覚えました。日本石油のCM『レーサーひゃっくう』から、よくぞここまで演技力のある女優になったなぁ、と思ったので、中谷美紀さんに9点献上。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-11-19 23:42:13)(良:1票) 12.夜の世界に踏み入ると、たまにこのような女性に出会います。 幸せをすべて他人にくれてやって、不幸を自分一人で背負い込んでも、一生懸命に生きているオンナ。 そんな話をを見事に、しかも爽やかに描ききる監督の手腕は見事です。中谷も頑張っております。 あ~どんな娘でも父親は心配でしょうがないんだよね。涙。 【つむじ風】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-11-05 22:28:44) 11.監督が中谷美紀を下手クソと罵倒してたそうですが、この監督そんなに偉かったの?と思ったのは私だけでしょうか?。「下妻物語」で少し売れたけど、世間的には彼女の方が知名度あるだろうし、CM作ってるようなギョーカイ人が自分はゲージツもできますと映画作ってるようでヤな感じです。しかし・・・これは面白いです。不覚にもここ最近では一番涙出ました。私はある程度以上涙こぼれたら、人を泣かせることだけでも凄いと思うので基本的に低い評価しません。こんなもんで泣くのかと軽蔑されても全然かまいません。たしかに一瞬のインパクトが全てのCMの連続のようだし、語り手の重複やストーリーの不満など違和感を感じることも多かったですけど、思いっきり自分の土俵で相撲をノビノビと取っているようで好印象です。ミュージカルシーンはミュージッククリップみたいでケバケバしく稚拙で悪趣味かもしれないけど、それが魅力的じゃないですか。「ムーラン・ルージュ」的悪趣味さですね。とくに刑務所でのシーンが昂揚感あって好きです。丁寧な作りこみと観客に刺激を与えることに対する熱意をこそ評価すべきと思います。おそらく本作はオヅやミゾグチやヤマナカやナルセなどといった偉大な先人の映画の延長線上にはないかもしれません。いや、映画じゃないって言う人も多いんでしょう。でも、私にとっちゃそんなのどうでもいいことです(そんなこと言えるほど「映画」とは?なんて判っちゃいないので)。最後に内容について少し。人殺してる主人公を簡単には肯定できませんが、結果的に彼女の存在により救われた人(龍やめぐみ)がいるわけで、それを外から眺めて知ってる観客の我々から見れば彼女の人生に価値がないなんて全然思えないし、波乱万丈の人生を過ごせたことだけでも十分彼女は幸せじゃないでしょうか?。若くして職を失ったとか、人殺して刑務所に入ったとかで「人生終わった」と言いますが、実際は本人全然そんなこと考えちゃいません。勝ち組や負け組みなどという言葉が流行る現在において彼女の強さは羨ましいです。私は松子の一生が嫌いどころか愛おしいです。キャプラの某作品より本作の方が素晴らしき哉人生って私は思えますね。褒めすぎかな?。 【しったか偽善者】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-07-10 22:51:08)(良:2票) 10.《ネタバレ》 松子がかわいそうでした。でもそれなりに楽しめたこと、考えさせられたこと、中谷美紀がきれいで女優としても良いこと、総合して9点献上。 【まりまり】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-07-02 17:03:12)
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