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タイタス

Titus
1999年【米・伊・英】 上映時間:162分
ドラマ歴史もの戯曲(舞台劇)の映画化
[タイタス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(2000-11-25)


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監督ジュリー・テイモア
キャストアンソニー・ホプキンス(男優)タイタス・アンドロニカス
ジェシカ・ラング(女優)ゴート族の女王 タモーラ
ジョナサン・リース・マイヤーズ(男優)女王タモーラの息子 カイロン
アンガス・マクファーデン(男優)タイタスの長男 ルーシャス(ルシウス)
アラン・カミング(男優)ローマ皇帝の長男 サターナイナス
ハリー・レニックス(男優)女王タモーラの情夫 アーロン
コルム・フィオール(男優)タイタスの弟 マーカス・アンドロニカス
ジェームズ・フレイン(男優)サターナイアスの弟 バッシアヌス
コンスタンティン・グレゴリー(男優)長老院メンバー エミリアス
ジェラルディン・マクイーワン(女優)乳母
石田太郎タイタス・アンドロニカス(日本語吹き替え版)
弥永和子ゴート族の女王 タモーラ(日本語吹き替え版)
檀臣幸女王タモーラの息子 デミトリウス(日本語吹き替え版)
磯部勉女王タモーラの情夫 アーロン(日本語吹き替え版)
山路和弘タイタスの長男 ルーシャス(ルシウス)(日本語吹き替え版)
宮本充ローマ皇帝の長男 サターナイナス(日本語吹き替え版)
日野由利加タイタスの娘 ラヴィニア(日本語吹き替え版)
大滝寛サターナイアスの弟 バッシアヌス(日本語吹き替え版)
矢島晶子ルーシャス(日本語吹き替え版)
原作ウィリアム・シェイクスピア「タイタス・アンドロニカス」
脚本ジュリー・テイモア
音楽エリオット・ゴールデンサール
編曲ロバート・エルハイ
エリオット・ゴールデンサール
撮影ルチアーノ・トヴォリ
製作ジュリー・テイモア
製作総指揮ポール・G・アレン
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特殊メイクトニー・ガードナー[メイク]
美術ダンテ・フェレッティ(プロダクション・デザイン)
衣装ミレーナ・カノネロ
その他カイル・クーパー("Penny Arcade Nightmare"シークエンスのプロデュース)
コンスタンティン・グレゴリー(会話コーチ)
スティーヴン・スピルバーグ(サンクス)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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8.オープニング、甲冑を着た兵士達がザックザック行進してきたと思ったらバイクや車が出てきて「?」。『宇宙戦艦ヤマト』の適役に出てきそうなマントを翻す黒尽くめの軍服を始め、衣装・セット・情景の美しさや時々挿入されるコラージュ画が素晴らしい。結構シビアな場面なのにズンチャッ、ズンチャッ♪と楽しい音楽が鳴るギャップも嫌いじゃなかったりする。現代なんだか古代なんだか、異次元世界にポ~ンといとも簡単に放り込まれてしまい、最後まで画面に釘付けでした。登場人物も多めでテンポの良いストーリー運びなのに、置いてけぼりを食う事無く見られたのが自分でもびっくりでした。お話は暗くて重いどんよりなどっちもどっちの復讐劇で最後も爽快感はない(本当は「タイタスかんばれ!超がんばれ!」って思いそうなのを敢えて我慢してたw)んだけど、観賞後に充実感の残る映画でした。 リンさん 9点(2005-02-01 06:10:42)(良:1票)

7.監督デビュー作としてはあまりにも会心の一撃。シェイクスピアの中でもタイタス・アンドロニカスに目をつけ、サーアンソニーを迎え入れ、更にありきたりになってきた感のある古典劇の現代へのリミックスをケレン味たっぷりにやってのける。全てがうまくいくとはこういうことをいうのだね ドレミダーンさん 9点(2004-07-24 17:35:18)

6.この映画はすごいと思いました。前代未聞の非大衆的スペクタル。もう、作り手側が自分たちの作りたいようにやったって感じ。映像美は見事としか言いようがないです。アンソニー・ホプキンスの非情で貫禄たっぷりの親父ぶりには、ただ圧倒されるばかりでした。 カーマインTypeⅡさん 9点(2004-07-16 10:40:16)

5.夜の1時過ぎに見始めた。真っ暗な部屋の中でTV画面の中で起こることだけが圧倒的な存在感を放っていた。時代性を超越した斬新な時代考証や美術、大仰で愚かで残酷極まりない血で血を洗う復讐劇、アンソニー・ホプキンスの血を吐くような凄まじい演技。ともすれば滑稽でやりすぎな自作自演劇になりかねない物語を、ここまで見ごたえのある大河ドラマに仕上げた監督の手腕。演劇畑で養われたその力量。口を開けたまま、瞳孔が開く程に2時間半見入った。完全に怪しい人になっていた。気付くと明け方だった。精神的な震えが止まらなかった。あああ凄いもんみちゃったなー、と。ズタズタの陰惨凄惨シザーハンズ姿にされた娘の画が頭から離れないまま、鬱状態で出勤した。沈んだまま仕事をした。結局あの映像は1週間頭から離れなかった。大好きだけど、2度観る勇気の湧かない作品。どうやら一般的に「表層的な煽情性しかない」とこき下ろす意見が多いようですが(それもよく分かります。確かに過剰なまでのヴィジュアル先行作品ですしね)、私にとってはこの作品は内臓の奥、骨の髄まで染み入り侵すほどの衝撃作でした。 ひのとさん 9点(2004-01-24 14:26:05)(良:1票)

4.この映画くらい賛否の分れる作品もあまりないのではないでしょうか。私はCSで途中から観たので、(タイタスがローマに凱旋して、タモラがローマ皇后になる所から)、あまり大見得切っては言えませんが、非常に面白い、いい映画だと思います。もちろん好みは人それぞれ分かれるので、誰にも奨められる作品じゃないかも知れない。そしてこの作品に対するいろんな批判、不平も聞いたけれど、なんだかそういう諸々の問題も包含してしまうくらい、この作品は力のある、いい映画だと言いきってしまっていい程の魅力があると思う。アメリカでも(少なくとも最初は)不評で、悪趣味だとかいろいろ言われたらしいが、けっして懲りずに、もう一度いい企画を持って映画を撮ってほしい(この映画の女性監督に)。 ベリンモンさん 9点(2002-07-06 00:36:48)(良:1票)

3.いやぁー、この映画は凄かったですね。人間の業の深さや、復讐という情念の恐ろしさが見事に表現されていました。この演出はあまりに力強く、あまりに残酷で評が分かれるところでしょうが、私は悪趣味だとは思わなかった。ただ描写はかなりグロい。観る前にはかなり覚悟して臨んだほうがよろしいかと思います。 チャーリーさん 9点(2001-09-08 22:57:17)

2.観終わって、しばし呆然.濃く強く弱く卑怯で賢明.人間のあらゆる業をこれでもかと見せてもらった.A. ホプキンス、全身で演じていて、役者冥利に尽きる嬉しさを全開で表現していたと.それを味わうことができて、幸せ. シャリファさん 9点(2001-05-26 09:44:23)

1.久々に、考えさせられた映画。DVDが出たので何度も見れば見るほど新しい発見がある。残虐なシーンのはずが残虐に見えないく美しい。現代と過去が感動を覚えさせるようなほど美しくマッチしている。ホプキンスの演技も素晴らしい、いかにも舞台上がりの俳優である。ちょっとでは語れない映画である。 Pさん 9点(2001-05-05 00:39:12)

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【点数情報】

Review人数 53人
平均点数 6.43点
035.66% line
111.89% line
200.00% line
311.89% line
411.89% line
5611.32% line
61324.53% line
7916.98% line
81018.87% line
9815.09% line
1011.89% line

【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
衣装デザイン賞ミレーナ・カノネロ候補(ノミネート) 

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