みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
6.《ネタバレ》 他のレビュワーの何人かが黒澤明の最高傑作と書かれているが、それに同意。 これは紛れもない黒澤明の最高傑作! 特に伴淳三郎のエピソードが素敵。 あの意味の分からないチックみたいなのも強烈なインパクトだし、ワイフも強烈なキャラクター。 そしてそのワイフの悪口を言われた日には怒り出し、そのワイフにいかに苦労をかけたかの思い出話がまた泣ける。 ついでに足も悪い。 この作品、伴淳三郎のベストアクトでしょう。 その他のエピソードも奇妙で面白くてインパクトがあり、この作品でしか見ることの出来ないものばかり。 黒澤明の凄さをこの作品でやっと実感した。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 9点(2023-05-14 08:32:58)(良:1票) 5.いつものように勤務を終え、ガラス戸越しに帽子を置く六ちゃんが一番まともに思えた。 【カリプソ】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-02-27 02:13:53) 4.これほど男の悪い面を厳しく描いた作品は初めて見た。登場する男たちは、その脆弱な精神から妄想や酒に逃げている。原因は何の根拠も無い虚しいプライド。そんなろくでもない男たちに、それでも愛されたいと願い従う子供たちが哀れで仕方ない。他にも同じ酒飲みやうだつのあがらない亭主たちも何人か出てくるけれど、働いている点でろくでなしとは一線を画していて、実際家庭内の雰囲気も決して悪くはない。人を不幸にするのはプライドが高く理屈ばかりこねるくせに何もしない男。そのくせ現実に直面するとガクガクと震えて逃げ出す男。高すぎるプライドは人を妄想へ逃げ込ませ、行動は狂人のそれと類似してくる。しかし決定的に違うのは無垢な精神か否か。冒頭とラストで幸福そうに一日の仕事を終える無垢な狂人でんしゃばかが輝いている。 【ラーション】さん 9点(2004-03-08 17:35:14)(良:2票) (笑:1票) 3.登場人物が全て気色悪い。こんな集落に一週間でもいたら、誰でも気が狂ってしまうんじゃないか。強烈な色彩と奇妙な人間たちの姿が、強く心に残った。 【konkon】さん 9点(2004-02-27 17:44:16) 2.《ネタバレ》 黒沢作品はこれしか見たことありません。 どうなんでしょう、他のもこんな感じに衝撃的なのでしょうか? 後引く映画なのでしょうか? プライドの高いお父さんが印象的です。 田中邦衛がでててほっとさせられました。 【tiranoliliteria】さん 9点(2003-07-06 03:04:18) 1.「赤ひげ」の様に露骨なサービスの為のアクション・シーンが無い為か、やや中盤が冗漫に感じられなくもない様な気が・・・まあ、無い方が良いとは思うんだけど。しかし、間違い無く黒澤明の最高傑作。 【よなよな】さん 9点(2002-09-25 03:18:03)(良:1票)
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