みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
4.60年間の3世代に渡る大河ドラマ。自分はなぜ今ここにこのように存在しているのか?を考えさせられた。いろんな本や音楽や映画に出会い、そういったものが影響して、人生の選択や意思決定をして、今ここに居る。それらの作品を作った人にも各々の人生がある。そういった、人はどこかで繋がっている、人はどこかで関係しているという、人生の本質と深遠さを感じさせられた。バンドメンバーは結局その後どうなってしまったんだろう。そこが知りたかった。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2015-10-07 10:30:08)(良:1票) 3.伊坂原作・中村監督3部作の中ではこれが一番好きです。唯一、原作の面白さを超えていると思います。バカバカしくて格好良くて、鑑賞後に「あー面白かった」と言える映画でした。中村監督には是非とも「オーデュボンの祈り」も映画化して欲しいです。 【ひなりょん】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-03-14 13:23:11) 2.《ネタバレ》 時系列を交差させつつストーリーを進め、最後にパチリと物語を組上げる原作のテイストを損なわず、良い意味で映画的になっていたと感じました。「フィッシュストーリー」を軸にすべてがつながり、「?」が「!」に変わる爽快感♪いや、そりゃあー、売れないバンドの叫びが、ああなって、こうなって、そうなっちまうのは「ありえねー!!」と思うんだけどさ。でも、こんな事、あるかもしれないよなあ、なんてふと思うのです。「アヒ鴨」に続き、中村監督、ありがとうございました。8点か9点か迷いましたが、濱田さんの好演と、ジャック・クリスピンや、老夫婦の小ネタに9点!迷ってつけたこの9点が、廻りまわって人類を救う・・・かな・・・?? 【黒部三十郎】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-06-17 22:50:35)(良:1票) 1.“fish story”とは、「ほら話」という意味だということを、この映画で知った。 釣り人の手柄話から意味を成しているらしい。 細かく見れば決して完成度が高いとは言い難い映画であることは間違いないが、僕はこの映画が好きだ。この“お話”がたまらなく好きなのだと思う。 何十年も前の売れないパンクバンドの最後の一曲が、数十年後の世界を救う。 「風が吹けば桶屋が儲かる」や「バタフライ・エフェクト」など、些細なアクションが別の些細なアクションへと徐々に連なり、時間も場所も超えた世界の大きな事象に繋がるという現象は、世界中で古くから語られてきたことであり、この物語のストーリーそのものには目新しさはないのかもしれない。 けれど、このストーリーの本当の魅力はまた別のところにあって、爽快感でもあり、瑞々しさでもある“それ”は、それこそが、この鬱積ばかりが溜まる世界への“救い”のように思える。 昔々の名も無い若者たちがふいに生み出した「無音」が、「運命の出会い」と、「正義の味方」と、「世界の救世主」を生む。 もしそれが「ほら話」だったとしても、その“荒唐無稽”を信じられた方が、きっと人生は楽しいし、この世界はもっと素晴らしいものになるように思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-06-11 16:47:17)(良:6票)
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