みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
2.《ネタバレ》 テンプルちゃんの映画は初めて観ましたが、さすが天才子役と言われているだけあって演技から踊りからみんなお上手。 父親と別れるときの悲しげな表情、女校長にビンタされそうになった時の毅然とした表情、父親と再会した時の涙もみんな絵になってます。 また、脇を固めるキャスト陣も秀逸で、隣に住むインド人や小間使いのベッキー、同級生の背の高いイヤミな女の子からビクトリア女王まで、どの役もみんなキャラが立っていて見応え十分。しかも、ビクトリア女王が画面に映っている時はバックにイギリス国歌が流れていたりする細かい仕事振りも良い感じです。 ストーリーも、戦争によって自分の身に降りかかる不可避の災難にも希望を捨てず、健気にそして前向きに困難に立ち向かい“信じるものは救われる”というごくオーソドックスな物語に胸を打たれました。 最後の方で、テンプルちゃんが病院に駆けつけ、将軍に案内してもらっているところで一度すれ違いのシーンを出すことによって、クライマックスの前に落差をつける演出もさすがですし、父親の姿を見て再会というのではなく自分の名前を呼ぶ声にハッと気づくというのがベタなんですけど好きです。 余談ですが、自分が観たのは日本語吹替えver.なんですが、エンディングソングが流れる中で日本語ver.製作スタッフの紹介があり、テンプルちゃん役に大杉久美子さん、そして製作に水野晴郎の名前がクレジットされていて、しみじみと感動の余韻に浸っているところに軽い驚きがあった。 まさか、こんなところでヤツの名前を見るなんて・・・。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-04-14 00:20:20) 1. 日本のアニメ「小公女セーラ」のDVDを全46話観たあとに観賞しました。 原作未読ですが、どちらを先に観るかで感想も違ってくるかと思います。 一年間ひたすら苛められる日本版アニメの「セーラ」と違い、当時有名子役スターのシャーリー・テンプル版はタップダンスや歌のシーンが多く挿入され、明るいカラーを出しながらも、戦時中のイギリスを舞台に、アフリカで戦死した父の通報を受けたセーラが、父は絶対に生きている!と信じ続けるという全く違ったテーマを描いています。 ストーリーは同じなのですがテーマが違うので比較できません。 私はどちらも好きです。 本作はアメリカで大ヒットしたそうですが、アニメ版も当時、日本とフランスで高視聴率を取ったそうです。 ただ本作はアニメでは重要なキーパーソンだったインド人の存在が何だったのか疑問に残りました。きっと原作では重要な役だったのでしょう。 今からでも遅くない。タイトルを「小公女セーラ」に変えた方が興味を抱く人は増えるかと思います。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-10-02 18:12:09)
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