みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
5.《ネタバレ》 ラストで女の首を絞め、彼女を「悪人に連れまわされた可哀想な被害者」としてくれた男の優しさ。実母についても「悪人(息子)に金をせびられる可哀想な母」としてあげるために、わざと金を無心していたのだろう。家庭環境や岡田君の置き去りなどを考慮して、刑が軽くなり出所後は幸せに暮らして欲しいな・・・。捨てキャラひとりもナシの完成度の高い作品でしたが、NO.1は樹林さんかな。 【Bebe】さん [地上波(邦画)] 9点(2011-11-08 12:11:09)(良:1票) 4.《ネタバレ》 予想と違ってメッセージ性を感じるなかなかいい映画でした。殆ど観ないけどここ最近観た邦画の中ではダントツだと私は感じました。 殺人事件をきっかけにそれに関係する人々の人間性、関係性を描いている群像劇だと思います。出てくる人たちの誰かひとりを悪人にしているわけではないし、美化もしてない。 殺された子はかなりムカツクキャラになってるけど「それでも殺人はいけません」という誰でも知ってることを言いたかったわけではないだろうし、逆に殺されても仕方ないと思わせるわけでもないでしょう、描きたいこと、伝えたいメッセージのためには殺された子が同情されてしまってはそれが伝わらなくなるからじゃないかな?まあ、あえて言うなら悪質健食業者が悪人でした。どういう意図があって悪質業者を絡ませたのかな? ラストの祐一のとった行動なんですが、あれをすることで光代は逃亡を手伝った共犯者にならなかったわけですね、理解しにくい行動ですが彼のやり方で光代を守ったんだと解釈しました。 俳優たちの演技は文句なしだし、カメラワークもよかったです。 文句と疑問があるなら、床屋のああいうタイプの両親に育てられた娘はああはならないと思うし、あと唯一のファンタジックなシーン、あれで被害者の善悪のバランスをとったのかもしれないけど、他に方法はなかったのかなあ。全編ヒリヒリとした緊張感が凄く良かったのに、なんかスコンと拍子抜け、甘すぎると感じました。 そして音楽がね、なんかメロドラマにありがちでイライラしました。あれならいっそナシでいい。文句はあるけど稀にみる邦画の傑作、完成度の高い秀作だと思います。ああ、びっくりした、良かった。 【envy】さん [地上波(邦画)] 9点(2011-11-07 00:09:55) 3.《ネタバレ》 樹木希林に泣かされた 直接的にはバスの運転手に泣かされたけど 序盤は久留米だ(5年ほど住んでた)佐賀だ(実家)でしょーげき的だった んで クライマックス的にしょーげき的だったのは 『ほんとに峠ば越えると? この先なんもなかよ』 だと・・ なにを言うかこのクソ女め きれいな空気に突如急増した蕎麦屋 ばぁちゃんのやってたドライブインは今はもーないけど 佐賀を代表するリョーユー直営のパン屋とかもあるぞ 食べログでけっこーいいセンいってたぞ っつーかなんなら夜でも僕のうちがあるよ泊まりに来いよ 満島ひかりは好きだけど ほんっとにクソ女だった この映画のリアルさに一つ物申すとしたら あんないい両親の元であんなクソ女が育つだろーかどーだろうか 育つんだろーかね・・ と いろいろ考えさせられる話だった 悪人は悪人 だけど事実よりも真実が大事だとコナン君がよく言っている そんな映画 ロケーションを知る僕には悪人が住んでいた土地に 老人しか住んでいない土地に住む者が抱くどん詰まり感なんかがよくわかる 感情移入せずにはいられない 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-09-25 00:54:17)(笑:1票) 2.胸が苦しく、切なくなる作品でした。 初めてベッドシーンでウルウルしました。 【まんせる】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2011-05-10 19:34:49) 1.《ネタバレ》 何故、韓国ドラマが面白くて、日本のドラマが面白くないか?その答えがこの映画にありました。「大切な人のいない人が多すぎる」柄本明のセリフは、響きます。最後、深津絵里演じる女性を絞め殺そうとした犯人に日本の今の闇の深さを感じました。この監督の「フラガール」よりも、今回のこの映画のほうが人間を描くのに、力点を置いている気がします。決して、賞を総なめにするような派手な作品ではないです。でも監督は地味ながら、骨太なストーリーを確かな描写力で描いていきました。もちろん、俳優さんの力もあったでしょう。深津絵里の演技は確かなものでした。日本人に残された唯一の希望のような演技でした。お見事です。それにしても、深津さんって肌が白いですね。とても素敵な人です。 【トント】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-03-22 02:59:43)(良:1票)
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