みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
4.これは完全にやられた。 僕としてはこの青臭い恋愛物語だけでも大好物なんで、完全に服従してたんですが、まさかそう来るとは思いも寄らなかったので、真相が明らかになった瞬間、涙が一気に溢れ出た。 悲しみの涙とか、感動の涙とか、いろんな想いが混ざり合って、なんだかよくわからない感情が吹き出た感じです。 冷静になって考えてみれば、これはやっぱりいい話で、幸せな時間を過ごしたであろうことは容易に想像できる。 それでも、やっぱり泣ける。 だからこそ泣ける。 見終わった後に改めて最初からもう1回見たくなるいい映画ですね。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-08-08 17:50:53)(良:2票) 3.《ネタバレ》 内容自体は難病モノのよくある話なんですが、この映画にはあるトリックが隠されていて、それに見事にだまされました。映画の始めである手法が変わってると思っていたのですが、なるほどそういう事だったんですね…。そして終盤はじわじわと感動の波が押し寄せてきて、ある物に隠されたある言葉のくだりで泣いてしまいました。これは見終わった後、もう一度見てみたくなる映画です。 【nyaramero】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-05-08 10:56:43)(良:1票) 2.《ネタバレ》 原作は未読だが、ライトノベルの実写化というのは全く期待できないし、難病で恋人が死ぬなんて使い古された話もうんざりだったんだけど、めちゃくちゃ泣いてしまった。 恋愛ものによくある観ているこっちが恥ずかしくなるようなクッサいシーンや、難病ドラマによくあるここで泣け!みたいな仰々しい演出も少なく、さらに原作がラノベなのにラノベ臭くない。全体的にすっきりと自然に描いてるのでとても観やすかった。 演出や映像、最後の方で明らかになる仕掛けが秀逸で、二人が月光に照らされるラストシーンは大変素晴らしかった。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-08-23 15:28:50)(良:2票) 1.《ネタバレ》 映画は時制の仕掛けを用いた、流行ともいえる「辻褄合わせ」的サプライズを用意する。しかし、伏線の控えめさと、その転機をさりげない振り返りとカットバックで処理するシンプルな手際によって賢しさを感じさせることなく、笑顔の忽那汐里の写真とともに静かに感動を盛り上げる。 この仕掛けの要請もあって、劇中では年代を特定するような装飾は極力排され、美術も落ち着いてすっきりしている。 その分、シーツやパーティション、カーテンの白布の白さが格段に引き立ち、手持ちの微細な揺れの中で光とシルエットと風が強く印象づけられる。 ベッドに並んで横臥する池松壮亮と忽那汐里が被るシーツが、月光を受け光を帯びる。その柔らかな光の感触が素晴らしい。 ランプシェードの光に照らされる大泉洋の横顔。ラストで月光のスポットライトに照らし出される窓辺の二人。その労わりの光が優しい。 宮沢賢治の一節も、会話劇の中に効果的に引用されていて胸を打つ。 【ユーカラ】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-02-27 22:09:18)
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