みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
2.《ネタバレ》 なるほど、東京を舞台にした映画は数あれど、都内の多くの公園をとりあげたのは珍しい、なんて感心して観てたら、ギャー!話がドンドン分解していって、どこに連れて行かれるんだぁと思ってたら、なんと最後は人間関係の距離がきれいに収まって、映画的にも納得のストーリーだった。人間関係がぎこちない時に展開する話は、青山真治の映画ギークぶりがさく裂!まるでニューヨーク映画のように、はたまた榮倉奈々の半月眼がキョロキョロぶりがなんとキュート!そして時には高橋留美子のマンガみたいに愛らしい幽霊が隣にいたり・・。それでもそこで終わらないのが三谷幸喜映画との違い。才女ぶりを発揮してきた小西真奈美が柔らかい表情になる、それ自体がもう映画!(いや、実際映画なのだが、まるで本人も解放されたんじゃないかと思うほどの演技・・つまりそれほどのイイ女!)鑑賞後はとっても気持ちが楽~になりました♪10点!と言いたかったけど、それでも1点減点したのは、俺はまだまだ映画を卒業したくないニャ~なんて感じで・・(笑)。青山監督、凄~い!! 【トント】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-05-23 02:54:28) 1.《ネタバレ》 奇しくも、ゾンビの劇中映画で同時期公開の『SUPER 8』と微かに繋がりあうところが面白い。 『リップスティック』、『ゾンビ』、『瞼の母』といった直接的な映画ネタが飛び交う脚本は好みではないが、榮倉奈々のリズミカルな台詞廻しは小気味よくて大変よろしい。 大福をほおばりながら、あるいはおでん、さらにはケーキや肉まんや赤ワインを美味しそうに飲み食いしながら話す姿も愛らしい。 順撮りか、中抜きか、炬燵を挟んで向かい合う彼女と三浦春馬の対話シーンで、正面からの切り返しごとに二人の多彩な表情を見せていく編集が新鮮な感覚だ。 (後半さらに反復されると共に、木登りで笑わせてくれる高橋洋と、神秘的な井川遥の「正対」切り返しショットの幸福感もいい。) それに対して、彼との正面からの相対を避ける小西真奈美。彼女は表情を隠そうとするがゆえに、三浦との抱擁シーンで見せる手のアクションは感動的だ。 今回のキャメラマンは月永雄太氏。屋内・屋外シーン共に、揺れる木漏れ日を繊細に捉えていて素晴らしい。 潮風公園、筆島のショットにおける波音、風音も聞き逃せない。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 9点(2011-07-03 20:29:56)
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