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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語

2012年【日】 上映時間:109分
ファンタジーアニメシリーズもの青春ものTVの映画化
[ゲキジョウバンマホウショウジョマドカマギカコウヘンエイエンノモノガタリ]
新規登録(2012-10-21)【まるにゃ~ん】さん
タイトル情報更新(2024-02-03)【イニシャルK】さん
公開開始日(2012-10-12)


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監督新房昭之
悠木碧鹿目まどか
斎藤千和暁美ほむら
喜多村英梨美樹さやか
水橋かおり巴マミ
野中藍佐倉杏子
後藤邑子鹿目詢子
岩男潤子早乙女和子
加藤英美里キュゥべえ
松本大
佐倉綾音
新谷良子志筑仁美
松岡禎丞中沢
岩永哲哉鹿目知久
原作新房昭之(Magica Quartet)
虚淵玄(Magica Quartet)
シャフト(Magica Quartet)
脚本虚淵玄
音楽梶浦由記
作詞梶浦由記「ひかりふる」(Sony Music Entertainment)
作曲梶浦由記「ひかりふる」(Sony Music Entertainment)
編曲梶浦由記「ひかりふる」(Sony Music Entertainment)
主題歌ClariS「ルミナス」(Sony Music Entertainment)
Kalafina「ひかりふる」(Sony Music Entertainment)
挿入曲ClariS「コネクト」(Sony Music Entertainment)
製作アニプレックス(Madoka Movie Project)
博報堂DYメディアパートナーズ(Madoka Movie Project)
毎日放送(Madoka Movie Project)
制作シャフト(アニメーション制作)
配給アニプレックス
作画梅津泰臣(OPアニメーション原画)
あらすじ
佐倉杏子(野中藍)は、美樹さやか(喜多村英梨)を救うため、鹿目まどか(悠木碧)を連れて結界に突入する。一方、見滝原には大災害をもたらす最強の魔女「ワルプルギスの夜」が迫りつつあった。キュゥべえ(加藤英美里)は、高い素質を持つまどかが魔法少女にならない限り、見滝原を救うことはできないと予見する。

DAIMETAL】さん(2014-08-12)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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4.TVシリーズを1話ずつ見る方がいいと思ってるので、満点は付けられないけど、ほぼ遜色のない完成度だと思う。
前編で多少カットしたお陰で終盤の大切なシーンをすべて盛り込むことが出来てる。
TVシリーズなら1話見終わる度に1週間の猶予が与えられるので、いろいろと考察したり、もう1度見直したり出来たけど、4話分一気に見てしまうと理解が追い付かなくなるんじゃないかとちょっと心配になる。
本作は初見だけど、TVシリーズを何度も見直したので、もうそれほど感動とかは無いんじゃないかと思っていたけど、それでもやっぱりまた泣いてしまった。
総集編の劇場版には否定的な感情があったけど、また改めて見る機会を与えてくれたことに感謝したい。 もとやさん [インターネット(邦画)] 9点(2023-07-09 13:49:07)

3.《ネタバレ》 どこかで予感していたことではあったけれど、この「劇場版」と銘打たれた“総集編”のクライマックスを観ながら、一つの「後悔」を感じずにはいられなかった。
それは勿論、このアニメのテレビシリーズ本編を先に観なかったことへの後悔だ。
結果的に、“総集編”だからという違和感はそれほど感じなかったけれど、やはりカットがないシリーズ本編をじっくり観るべきだったと思わずにはいられなかった。

というわけで、「前編」を観終わった時点で感じていた期待感の通りに、表面的なルックに対しての嫌悪感は早々に転じ、極めて興味深いテーマ性と、作品としての新しい価値観に溢れた秀逸なアニメーションだったと思う。
今更ながら、多くのオトナたちがこの“魔法少女アニメ”にハマった理由が納得できた。
この手のアニメ作品に造詣が浅い者ほど、その衝撃は大きく、ちょっと忘れられない新鮮な印象を抱いたことだろう。

“正義の味方”として存在する者が、「希望」を頂き続けることによって自らのインサイドに潜む「闇」を深めるという業苦。
その描写は、あまりに残酷で辛辣過ぎるけれど、「正義」の名の下に「奇跡」を司るということの本質はそういうことで、「真理」なのだと思えた。
そして、その「真理」を認め踏まえた上で、それでも「愛と勇気」を貫き、世界と現在過去未来総ての魔法少女たちの存在性そのもの守ってみせた主人公の壮大な慈愛に心が震えた。

「希望」と「正義」を志したキャラクターのすべてがハッピーエンドに至るわけではない。むしろ、魔法少女たちは終わりのない戦いをこれからも強いられ続ける。それこそ「永遠」に。
最後まで非常に厳しい悲壮感をこの作品は突きつけてくる。
ただしそこには彼女たちの悲壮感と共に、自らの運命と宿命を受け入れた覚悟とプライドが満ち溢れいた。
年齢とか性別とか趣向とか、知らず知らずのうちに縛られている価値観を一蹴する“熱い”作品だ。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-12-30 18:41:56)

2.《ネタバレ》 解決の糸口が見つからず、登場人物はどんどん追い込まれていきましたが、主人公の最後の決断が立派でした。それによって観ている側も救われたという、素晴らしい映画です。 DAIMETALさん [DVD(邦画)] 9点(2014-08-14 22:58:25)

1.《ネタバレ》 前編では「人助け」という目的意識の持ち方がいったん否定されたようだったが、この後編で魔女退治が魔獣退治に変化した時点ではそれが復活し、やっと魔法少女が本来の「正義の味方」として働ける時が来たように見えている。敗北(死)の恐れもあるのは依然としてシビアな世界であり、また前編で提示されていた問題も解決されたようには見えないが、少なくとも彼女らが希望を持って前向きに、正しいことを求める姿勢でいられることは保証されている。さらに杏子が望んだような「最後に愛と勇気が勝つストーリー」も期待できなくはないのであり、これはこれで極めて現実的なハッピーエンドと受け取れる。

ところで解説本で、まどか役の声優が“まどかが救ったのは魔法少女だけ”と言っていたのを見て少し驚いた。そもそも魔法少女を救うこと自体が人助けに専念させるためだろうし、また本来この手のお話は視聴者を主人公に同一化させ、“自分もこうありたい”と願うよう仕向けるものだったはずで、このアニメも魔法少女ではなく普通の人間が見るのだから、ここは普通の人間向けに拡大解釈すべきところだろう。
劇中では「(まどかは)いつだって正しくあろうとして頑張ってる。子どもとしてはもう合格だ」という台詞があったが、正しくあろうとしないのが大人というわけでもない。たとえ現実に裏切られても希望を捨てず、生きている限り正しくあろうとするのが人の道であり、それが決して絶望で報われることのないよう、まどかはこの宇宙に遍在して人々を見守ってくれている。その恩恵を受けるのは、劇中世界では魔法少女限定なのかも知れないが、われわれのいる現実世界では魔法少女が存在しない代わりに、希望を捨てず正しいものを志向する全ての人にその資格があると解される。この映画からは“まどかがいつもお前らを見ている、恥ずかしくないように生きろ”というメッセージが感じられ、そう思ってこそ一介の少女が人であることを棄てて神になったことの意味が心に染みるというものである。

なおこの前後編の範囲では、「希望」の求める内容が主に「人助け」だったように見えているが、それは魔法少女というものが本質的に「正義の味方」であるとの前提だからと思われる。しかし同じく「希望」でも「自分自身の(ための)祈り」は必ずしも満たされていないところがあったようで、これが次回に持ち越しになったのかも知れない。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 9点(2014-04-21 21:55:39)

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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 7.11点
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5422.22% line
6211.11% line
7422.22% line
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