みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
2.《ネタバレ》 ただの、ポルノ風邦画かと思いきや、全く違う。 原作の力かもしれないが、人物描写の妙に、唸らされた。 あんずの、不安定さ、短大の頃から不特定多数とSEXしていたことが窺える描写。 姑の、孫を持つ友人を羨む気持ちからくる、土手での会話。 ナチュラル志向の女性が、助産師に向き合って語る場面。 団地に暮らす福田が、主人公母のお弁当を捨てる光景。 店長の前では子供が苦手と言いながら、子供たちに対しては優しく接する田岡。(彼の性癖が明らかになった後で思い返せば、伏線だったのかもしれない) 様々な、リアリティのある描写が印象的。あんず以外にリアリティのある人物描写をされているキャラ(姑・ナチュラル女性・福田・田岡)が、後に物語に深く関わってくるのも、キャラ描写の必然性と物語が結びついていて、納得できる。 主張としては、「産み方なんて関係ない」というものが心に響いた。 どのような妊娠方法で子供を持っても母であるし、どのような出産方法で出産しても母であることには変わりない。 作品中では、あんずは体外受精・人工授精・代理母など様々な方法を使って、母になろうとしている。ナチュラル志向の女性は、病院ではなく「自然に」産みたいというが、帝王切開で産まれても母であることに変わりない。 妊娠方法や出産方法にとらわれなくてもよい、というのが作品のメッセージの一つだと感じた。 【Sugarbetter】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-12-01 23:37:56) 1.《ネタバレ》 2013.07.27鑑賞。原作未読。上映時間、内容共にボリュームたっぷりの映画で見応えがありました。永山、田端2人の不倫の話というよりは、窪田正孝、原田美枝子を含んだ群像劇の構成であり、特に永山と表裏をなすキャラクターを演じる窪田が素晴らしい。ホンモノで撮影された出産シーンは胸に迫るものがあり、笑顔を取り戻した主人公のラストが心地よい余韻を残した。 【かんちゃんズッポシ】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-07-28 10:36:12)
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