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【クチコミ・感想(9点検索)】
2.《ネタバレ》 こんな映画を撮ってしまった以上、パオロ・ソレンティーノは次回作で何を撮ろうというのだろう。そんな凄まじい映画でした。 目指そうとした作品はハッキリしていて、多分巨匠フェリーニの『8 1/2』でしょう。同作はどんな映画を撮っていいのか分からない主人公(明らかにフェリーニの分身)が悩み続け幻想の世界に足を踏み入れていくという内容ですが、本作の場合は主人公が作家に変更されているだけで、大筋は殆ど一緒です。 次作が書けない主人公は執筆の題材の為に、只管に美を探し求める。それは古代ローマの彫像から、現代アート、大自然の美、宗教的な美、女性像の美にまで及んでいく。尚、個人的には普段から現代アートの良さが全く分からず、主人公が「こんなん美じゃないよね」って感じで現代アートを鑑賞するのには少し胸のすくような気持ちでした。 いくら美を追い求めても主人公には究極の美は見つからない。徹底的に画面構成の美しさ、映像美を凝らした本作を撮っているソレンティーノも恐らく同じことを考えているのだろう。最終的に主人公は究極の美など自分の手に余ると、諦観して映画はプッツリと終わってしまう。今までもどこか気の抜けたような飄々とした作品を作り続けて来たソレンティーノらしい幕切れです。 とどのつまりプラトン的に言えば、究極の美、即ち美のイデアなど、矮小な人間が見つけだすことが出来る訳が無いということでしょう。それでも表現者は自己の中に思い描く究極の美を求めて作品を作り続ける。そんなあらゆる表現者の業を感じる作品でした。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-12-01 00:25:15)
1.凄かった。でも、何が凄かったかは説明できない。だから凄いのだと思う。真面目に言うと、これは絶対に映画という媒体でしか表現できないから凄いのだと思います。美しいローマの街並みに品のない人々が群がっているのをただただ美しく描いた作品です。全てのショットが絵画のようだったし、文化人を気取った人たちを見るのは楽しいし、映像と音楽がめちゃくちゃマッチしていて気持ち良くなったし・・・あーでも良さをはっきりと説明できない。主人公は好き放題遊んでいるようだけど、実はそんな自分を嫌悪しているように見えるのも興味深かった。あと僕に言えることは・・・意外と笑える。 【Y-300】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-11-30 23:22:18)
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【点数情報】
Review人数 |
4人 |
平均点数 |
6.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 2 | 50.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 2 | 50.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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