みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
3.《ネタバレ》 封切り時に見たときには、まだ初代宗谷の記憶が新しかったのでロシアの砕氷船が救援に現れたシーンではそれがダブって浮かびました。カルディナーレが身体を代償に飛行士に恋人の救出を依頼するのに連れて帰ってきたのはノビレで、彼は彼なりに運動するのに救援は捗々しくないところとか、史実を知っていても苛々させられました。氷にナセルを激突させた残りの本体の運命はなかなか出てこないけれど、終わり近くにアムンゼンがそれを発見して強行着陸に失敗し一人取り残されることになっています。(実際にはどちらも発見されずに謎のままだと思います。)ソ連との合作映画ですがロシアが出るのは無線少年と救援船だけ。 【たいほう】さん 9点(2003-11-11 19:39:16)(良:1票) 2.C・カルディナーレがきれいだったことと、なんかすごく切ない内容だった記憶が。テーマ曲は名曲でした。シングル盤持ってます。 【くまきち】さん 9点(2002-10-11 18:54:12) 1.実話の映画化で、テーマは、傷ついた隊員を残してリーダーがまっ先に救い出されて良いのかといった、探検隊の指導者の人間性を追及するというもの。北極での飛行船の遭難で、40年もの歳月を経てもなお事件を振り返って苦悩するノビレ将軍。その前に犠牲者たちなどの亡霊が次々と現れ、彼を非難し始める。その中には生涯を極地の探検にかけ、救出に向かったまま消息を絶ったアムンゼンの姿もある。本作では、この偉大な人物を失った深い悲しみとその損失の大きさ。さらに彼が将軍の良き理解者だったことにも焦点があてられていく。この過去と現在を交差させながら、生者と死者がひとつのテーブルを囲み、真実の究明に対峙するという劇的構成がユニークで、テーマを浮かび上がらせるには実に効果的だが、本当の主役は、このちっぽけな人間たちをそっと見守っているかのような北極の大氷原にほかならない。ひたすら真っ白で厳しい大自然の美しさ。まさに本物の迫力には圧倒される。そして氷山が海に崩れ落ちていく美しいラストシーンにかぶる、雄大で哀愁を帯びたA・ザツェービンの旋律が、この作品を格調高くより印象深いものにしている。必聴。 【ドラえもん】さん 9点(2002-08-18 17:16:16)(良:1票)
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