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ハクソー・リッジ

Hacksaw Ridge
2016年【豪・米】 上映時間:139分
アクションドラマ戦争もの実話もの
[ハクソーリッジ]
新規登録(2017-02-27)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2017-11-24)【TOSHI】さん
公開開始日(2017-06-24)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督メル・ギブソン
キャストアンドリュー・ガーフィールド(男優)デズモンド・ドス
サム・ワーシントン(男優)グローヴァー大尉
ルーク・ブレイシー(男優)スミティ・ライカー
テリーサ・パーマー(女優)ドロシー・シュッテ
ヒューゴ・ウィービング(男優)トム・ドス
レイチェル・グリフィス(女優)バーサ・ドス
ヴィンス・ヴォーン(男優)ハウエル軍曹
脚本アンドリュー・ナイト
ロバート・シェンカン
撮影サイモン・ダガン
製作総指揮ローレンス・ベンダー
配給キノフィルムズ
衣装リジー・ガーディナー
編集ジョン・ギルバート[編集]
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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1.「戦争」と「信仰」、人間が生み出したその二つの価値観は、まさしく人間という混沌の象徴だ。
本来、相容れぬはずの価値観を、同時に、「正義」だと掲げ続け、混乱と争乱を引き起こし続けてきたのが人類の歴史だろう。
その二つの価値観に板挟みにされた一人の人間における選択肢は、普通二つしかない。
ひたすらに「戦う」か、ひたすらに「避ける」かだ。
だがしかし、この映画の主人公は、そのどちらも選ばなかった。
「戦争」に対する覚悟と、「信仰」に対する揺るがない信念を貫き通し、ただひたすらに「救う」ことを選択した。
そう言葉で表すといかにも聖人君子的な綺麗事のように思える。
ただそれを実際の戦場で「実現」したということが、一体どれほど熾烈で残酷だったか、この映画は一点の曇りもない映像表現で描きつけている。

古今東西様々な戦争映画を観てきたけれど、この戦争映画の激しさと描き出されるテーマ性は、他のどの戦争映画とも異なっている。
それは、この映画が、一人の男の生い立ちとそれに伴う信念を深掘り、結果として彼が戦場でどのように闘い抜いたかを描き抜いたからだろう。
激しい戦争描写は、戦争映画史上においても屈指のものであったことは間違いない。だがそれ以上に、人間という生き物がそもそも孕む混沌と混乱の中で苦悩しつつ、傷つきつつ、それでも屈すること無く、自らが生きる意味を貫き通した不器用な人間の崇高な姿に衝撃を受けた。

アンドリュー・ガーフィールドが、良心的兵役拒否者としてアメリカ史上初の名誉勲章受賞者となった今作の主人公デズモンド・ドスを見事に演じきっている。
あの青瓢箪のような俳優が、あのメル・ギブソンの戦争映画に主演という情報を聞いた時は「大丈夫なのか?」と甚だ懐疑的だったけれど、鑑賞後には彼以外の適役は居なかったろうと思える。
ハンサムではあるがハリウッド俳優としては個性的な風貌の彼が、次々に大役をものにし、一躍トップスターへと上り詰めた要因は、類まれな演技力は勿論、彼自身が己の「個性」を貫き通してきたことに伴う魅力が、付加価値として備わっているからだと思う。

そして、監督メル・ギブソン。
彼自身の私生活における数々の醜聞やそれによって映画界から追放されかかっていたことについては、擁護する余地はないけれど、世評の通り映画監督としての力量が「本物」であることをまざまざと感じた。
アルコールに溺れ、暴力と暴言に走り、後悔と贖罪を繰り返す日々、そんなメル・ギブソン自身の人生模様は、今作のキーパーソンとなる主人公の父親像に表れている。

光と闇、暴力と救済が等しく混在する圧倒的な戦争映画。これはメル・ギブソンにしか描けまい。 鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 9点(2017-11-18 18:45:31)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 6.69点
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212.86% line
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5514.29% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review3人
2 ストーリー評価 6.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.25点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review3人
5 感泣評価 5.00点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2016年 89回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞アンドリュー・ガーフィールド候補(ノミネート) 
監督賞メル・ギブソン候補(ノミネート) 
音響賞ケヴィン・オコンネル[録音]受賞 
音響賞 候補(ノミネート) 
編集賞ジョン・ギルバート[編集]受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2016年 74回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)アンドリュー・ガーフィールド候補(ノミネート) 
監督賞メル・ギブソン候補(ノミネート) 

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