みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
14.《ネタバレ》 VSタイトルになってるし宇宙怪獣とか言ってるからもう、ライバル会社の放射能怪獣シリーズみたいになるのかと嫌な予感がしてました。UFOが飛んできて乗ってる宇宙人だか未来人だかを流行の可愛い子ちゃんアイドルに演じさせて、改造されたメカジグラとかメカバルゴンで戦うつもりかよいい加減にしろよとか勝手に思ってましたね。結果、こういう予想を良い意味で裏切られた、またもや良作でした。侮ってた宇宙怪獣は、ターミネーターばりに目的遂行に邁進して邪魔者を確実に排除する実力を持つ強敵で、一敗地に塗れたガメラが、子供たちの祈りに応えて復活する様は劇的でした。気弱だけど知的で行動的な後方支援をしてくれた[おびつさん]が好印象。また、ガメラのピンチヒッターとして戦おうとする戦車の操縦士や戦闘機パイロットを、優しい言葉で支えていたそれぞれの上官たちのシーンが好印象です。決戦後に去ってゆくガメラに自衛官たちが敬意を表したり、ヒロインの〆の言葉もナイス。良い映画でした。ただ、、、、このヒロインを撮るカメラアングルが、なんかいかがわしくないだろうか? 【役者の魂】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2019-07-02 14:34:26) 13.怪獣映画の頂点のひとつを極めた作品。 その素晴らしさは他の方に語ってもらうとして… ハリウッドの映画関係者にG2の感想を求めたところ… 「素晴らしいシナリオだ。 ただし、アメリカの一般観客はここまで複雑な怪獣映画を観ない」 ちっ! これだからアメ公はよぉ… 【伊達邦彦】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-01-10 18:35:22) 12.これは従来のガメラシリーズの枠を超えて、和製モンスターパニック大作になっていると思う。 邦画の特撮の最高記録を軽々と塗り替えるような、驚愕映像が満載。 単体ではなく、群れを従えた怪獣という新しい表現を、CGを用いて描き出している。 前作に続き、実際に怪獣が現れることを想定した社会のシミュレーションは さらに掘り下げられているし、 自衛隊のパレードのような兵器の総出演も壮観。 あえて難を言えば、甲羅で攻撃を防いだり、ローリングアタックなどの、 従来のガメラらしい戦い方が、新シリーズになってから影を潜めてしまったのが残念。 【且】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2009-08-23 17:14:32)(良:1票) 11.十数年前の初見以来、かなり久しぶりに見た。以前見た時は仙台の壊滅などに衝撃を受けながらも前作「ガメラ 大怪獣空中決戦」のインパクトが強すぎてこの2作目は全体としてはそれほど印象に残っていなかったが、今回改めて見てみると前作より面白かった。前作もかなりリアリティーを持った怪獣映画だったが、本作はそれ以上にリアリティーを感じさせており、自衛隊の描写も「機動警察パトレイバー2」で自衛隊のクーデター事件をリアルに描いていた伊藤和典が書いている上に全面協力のもとで撮影しているだけあって今まで見たどの怪獣映画よりもリアルさが際立っている。ただ、いささか自衛隊の広報のようになってしまった気もするが。後半の自衛隊とレギオンの攻防も自衛隊側に非現実的な描写がないのがいい。レギオンの生態解明に迫っていく部分が前作のギャオスのそれよりもさらに凝っていてよりミステリーとしての面白さがある。特撮部分も草体レギオンのシーンは「ウルトラQ」の「マンモスフラワー」を思わせていて印象的だし、小型レギオンの群れがガメラに吸い付くシーンもなかなかだと思う。レギオンの名前が聖書から取られているのは今にして思えば押井守監督の影響があるのかもしれないなあ。何はともあれ、プレッシャーもあったであろう中で前作に負けないほどの完成度の高い怪獣映画を作り上げた金子修介監督、樋口真嗣特技監督以下スタッフの力量にはおどろかされる。(この勢いが三作目まで持続しなかったのは少々残念だが。)最後に出演者について少し。渡良瀬を演じる永島敏行は「異人たちとの夏」や「地震列島」に続いて今回もレギオンに襲われる吹越満とラサール石井を助けに現れ、もうこういうのが個人的にイメージとして出来つつある。(まあ今回は自衛隊のメンバーということもあるんだけど。)川津祐介は若い頃より年を取ってからのほうが好きだな。そしてワンシーン出てくる小林昭二。「ウルトラマン」や「仮面ライダー」などで特撮ファンにはお馴染みの俳優(1976年の「犬神家の一族」以降の市川崑監督作品の常連でもある。)で、幼い頃からとても好きな俳優なのだが、特撮作品ではこれが遺作なのかと思うとなんだか切なくなってくる。(2010年4月17日更新。) 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2006-06-03 13:49:33)(良:1票) 10.この映画は、「ガメラ3~イリス覚醒」を見たあとで見ました。3の構成も僕は好きだったのですが、2の派手さ、緊迫感を先に見ると、3は物足りなく感じるのかなあと思いました。圧巻は最後のガメラの攻撃。見ていて気持ちよかったです。 【SHU】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-17 12:46:11) 9.前作が良かっただけに本作にもかなりの期待を寄せて鑑賞しましたが,その期待を裏切ることのない傑作でした。やや画面が暗く見づらいシーンがありましたが,特撮シーンもストーリーも前作に負けていません。 【北狐】さん 9点(2004-07-08 11:18:15) 8.《ネタバレ》 はっきり言って、私はゴジラがきらいです。子供の味方なのか、敵なのか、その所在をはっきりさせて欲しい!中途半端はいけません。怪獣たるもの、その大きな図体でどっちつかずにいるなんて、狭い日本では迷惑です。なんて、全然ガメラに関係ないんだけども、怪獣映画というと過剰にゴジラアレルギーが噴き出してしまうので、ガメラも同じかと思ったら、全然違うのでビックリ。映画なのです。しっかり。それも超大作。特撮にも力入っています。セットも凄いです。効果音も耳に響きます。ガメラの造形もシャ-プで凶暴そうで、これぞ怪獣になっています。また、ドラマの盛り上げ方もうまい。自衛隊の描き方もそつが無く、きっちりまとまった作品です。特に、ガメラが地球の守護神というのがいい。大きくでたもので、地球ですか。でも、これぐらいの存在意義があった方が、他の星の怪獣と闘うには充分な理由があるというもの。納得、納得。「ガメラはレギオンを許さない」なんて名台詞ですね。普通は「やっつける」「退治する」等の言葉なのでしょうけど、「許さない」には、命に代えても守るべきものがあるという決意の現れが込められています。平成ガメラシリーズとして3作が製作されましたが、その中でもこれが1番でしょう。過去の怪獣映画のジャンルでも、この作品の完成度の高さには及ばないのでは?と思ってしまいます。 【映画小僧】さん 9点(2004-03-03 14:40:39)(良:2票) 7.はあ~、力が入りすぎて肩がこった。てことは抜群に面白かったってことだよなあ。いい脚本だなあ。途中、本当に日本はもう終わりだと思ったもの。タイトルのつけかたがうまいよなあ。マルコ伝第5章 わが名はレギオン、か。聖書の中でもナゾとされている生きもの(?)らしいぞ。個人的には、水野美紀の部屋の本棚にあったマンガ、「アロイス」(萩尾望都)の単行本に過剰に反応(って古っ!)。 【水の上のハイウェイ】さん 9点(2004-02-09 21:44:20) 6.シリーズ三作中最高の出来。ガメラと戦う自衛官の姿がとても印象的でした。個人的には小型レギオンを対空機関砲で打ち落とすシーンがかなり気に入ってます。 【パンツァー・フォー】さん 9点(2003-08-01 20:25:05) 5. ここ10年の怪獣映画のうちでは3本指に入る、久しぶりに見ごたえのある怪獣映画だった。これと比べると、同じ金子監督作品でも世評の高い「ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」などは一種の『歌舞伎看板顔見世』であって、映画としてはまったくの凡作である。第一作の設定を引き継ぎながらも、それにこだわって作品世界を縮小させることなくちゃんと「前進」しているところは立派だ。対レギオン戦は戦闘より戦術シミュレーションを見せるような方法で、なかなかテンポがよい。人間側は、戦う自衛隊、一般市民ともに丁寧に描いてあり、好感が持てる。最後近くまでガメラを人間の味方(真実は少し違うことが最後に解かるが)として認めることに躊躇する現地司令などもリアリティがあった。兵隊レギオンとの戦いも対都市ゲリラ戦のような感じで、本編も特撮も力を抜いていないところがよい(ゴジラファンとしてはこのあたりがうらやましい!)。この映画を「自衛隊礼賛だ」という批評も読んだが、実際に怪獣がやってきたら誰が戦うのか、その戦いをどう具体的に描くのかということになると、現代の日本を舞台にする以上、人間側の戦いの主役が自衛隊になるのは当たり前なのだ。その点、国防軍のいるパラレルワールドを描いて本編の方でコケたGMKなどとは比べ物にならない。私は平成ガメラシリーズ全てが秀作だとは思わないが、この金子特撮作品を最高に良くできた怪獣映画の1本だと評価したい。しかし一方で、良質のガメラ映画があれば東宝ゴジラなどいらないという一部マニアの声にも与したくないと思う。 【おじさんゴジラファン】さん 9点(2003-05-17 23:28:50)(良:1票) 4.面白くて感動的で大変良く出来ていると思う。ガメラが変形する際、白い煙が出てきて見えなくなるのは残念。CGで上手く作ればもっと良いかな。レギオンの闘い方はエヴァンゲリオンの使徒の様でなかなか良い。藤谷文子が可愛い。傑作。 【クロ】さん 9点(2003-04-25 16:21:03) 3.ガメラシリーズにあまり好感を持たない私が唯一共感できた作品。話もリアルでよかったし、エンターテイメントに徹してくれたのが良かった。ただ、自衛隊の描写は「ゴジラVSビオランテ」にちょこっと部があると思うから1点マイナス。でも、それでも十分楽しめる映画。 【ゴジバト】さん 9点(2003-01-22 00:15:47) 2.あきらかに「ゴ〇ラ」シリーズより面白い。エロくなく、グロくなく、くだらなくない日本映画の傑作!だと思う。 【アスパラガス】さん 9点(2001-09-08 18:49:52) 1.大森一樹の「ゴジラ」にえらい失望させられたので,どうせこんな映画,と思って見たらえれー面白かった。30数年前の戦争映画を見たときのような妙な興奮があった。然るに,ガメラは人類の味方というよりそれらを含んだ地球環境全体の味方なんだな。うん。 【koshi】さん 9点(2001-08-18 21:20:16)
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