みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
8.《ネタバレ》 面白くなるまでにやや時間がかかるのと、色々なスパイダーマンが登場し盛り上がっているのに最後シンプルな1対1の戦いにしてしまうのは勿体無いかな。でもエンディングが最高にカッコイイので良し 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2019-12-24 12:05:19) 7.《ネタバレ》 誰もが知ってるスーパーヒーローのバリエーション違い大集合という秀逸なアイデアはそれだけでも非常に盛上がるが、映画としても単純に筋書きが結構優秀で普通に面白く観れる。そしてまず、随所で炸裂する抜群のコメディセンスと、極めてスピーディかつハイテンポで繰り広げられる怒涛のアクションが何れも素晴らしい出来で、それだけでも映画として十分に傑作なところ。 しかし今作はその上に、原作のアメコミ的表現を取り入れる等の「如何にもアニメな」演出も組み込みながら、多次元宇宙な世界観等を表現する非常に斬新で一部芸術的とも言える映像が、総合的にエポックメイキングと評してよいクオリティに達しているという大傑作。CGはもはやほぼ実写といってよい精密さだが、その上にこんな新しい表現までやっちゃうの?!て感じで、アニメの枠を超えて必見といってよい。ペニー・パーカーも可愛いし… 【Yuki2Invy】さん [3D(字幕)] 9点(2019-11-27 00:51:29) 6.映像がきれいでみとれました。 DVDが出たら買うと思う。 【ビアンキ】さん [映画館(吹替)] 9点(2019-03-31 20:49:40) 5.《ネタバレ》 凄い。何が凄いって?スパイダーマンが1人だと思っていたら、何人も出て来て、しかも皆んなそれぞれにどうしてスパイダーマンになったのか?というドラマがあって、単なるアメコミ映画、アニメとかよりも一本の映画としての面白さ、これはもう、映画館で観ないと絶対に後悔します。私自身、スパイダーマンも3だったかな?の一つしか観てないぐらいスパイダーマンについては全く知識も無ければ、アメコミ映画もスーパーマンシリーズぐらいしか観てないぐらい、正直言ってさほど興味ないジャンルなのだが、そんな私がこの映画は興奮しっぱなしでした。前評判に釣られ、本当に?まあ、どうせ貯まった無料ポイントでの鑑賞だからつまらなくても良いかぐらいしか思ってなかったのに、とにかく面白い。スパイダーマンに憧れる少年、マイルスが姿を消すことが自分の力では出来ないてのも笑えたり、ピーターとのやり取りも笑える上に感動的だったり、誰でもヒーローになれるんだという強いメッセージをも感じることができるのも素晴らしい。もう、アニメとか実写とかストーリーがどうとかいうあら探し等せずに思い切り楽しもうぜ!そういう映画と言って良い。 【青観】さん [映画館(吹替)] 9点(2019-03-20 22:13:07) 4.《ネタバレ》 仲間、友達、運命共同体 独特な漫画風タッチのビジュアルにコレでもかと言わんばかりの色の洪水。スピード感溢れるシーンの連続にはワクワクが止まりません。こんな色だけで感動するなんてスピードレーサー以来だ。そしてそれぞれのスパイダーマンの絵柄が違うのがコレまた面白い。というか凄い。ペニー可愛い。 そんな本作の主人公マイルスは半人前スパイダーマン。死んでしまったスパイダーマンの意思を継ぎ頑張るもなったばかりでどーしていいのかも分からない始末。時空の歪みでやってきた他のスパイダーマン連中にも呆れられるが、彼ら彼女らも同じスパイダーマンで運命共同体(意味は違うがこう言うしかない)。名前も生まれも違えど辿ってきた運命が同じのスパイディ達は真に心で繋がっている設定は素晴らしいです。 特にマイルスとオッサンのピーター・B・パーカーとの師弟関係は見ていてホッコリしますね。 それにギャグの入れ方もマンガ的で笑えるのが最高ですね。 そしてマイルスが覚醒後うまく飛べなかった前半の街並みをスイスイと飛べていくシーンの開放感には思わず涙が出てしまいました。 ラストバトルはもう異次元バトルという様相で色の使い方も凄いことになっていましたね。いやぁ眼福という以外になんと言いましょうか。 まぁもうちょい色物スパイダーマン達の活躍も見たかったですけどね…。 そんな訳で本作はアカデミー賞も納得のアニメならではの映像美と楽しさ、そして笑いと感動に満ちた素晴らしいヒーローアニメでした。 これは続編も期待するっきゃないですね!勿論、山城拓也!そしてレオパルドンに!!! 【えすえふ】さん [映画館(吹替)] 9点(2019-03-08 22:29:10) 3.ピーター・パーカーが活躍するお馴染みの実写映画しか観たことなかった為、スパイダーマンと言っても色んな種類が居たことに驚いた。 気になったのでパンフを購入した所、アメコミの世界ではマルチバース=異なるユニバースが沢山連なっているのだそうな。パラレルワールドみたいなもの? しかも、それぞれのキャラクターがその時代のタッチのまま登場する(ノワール風、萌えアニメ風など)ので、この表現はアニメならではの自由さで良いなぁと思った。 吹き出しに台詞を入れたり、効果音を敢えて文字で表現したり、コミックを思わせる演出も面白い。 とにかく、映像が凝ってて楽しい!これに尽きる。 【ヴレア】さん [映画館(吹替)] 9点(2019-03-08 18:52:20) 2.《ネタバレ》 アニメのことはよく知らないのだが、凄まじい映像に圧倒され「とにかく面白いスパイダーマンを観たぞ!!」という満足感で劇場を後にした。 実は鑑賞したのは去年なのだが、数週間くらいしてから不意に「冒頭でマイルス君がいい感じの曲(Sunflower)を聴いていたな」と思いだし、何となくYoutubeでMVを検索してみた。 …やはりとても良いじゃないか! メロディも良いけど、(個人的な解釈ではあるが)ピーター・BとMJの関係を想起させるような詩もグッとくる。そんなこんなで本作「スパイダーバース」に思いを馳せながらヘビロテしていると、「あの映画…めっちゃ面白かったなぁ」と改めて実感。なんか余韻があるのです。 (他の曲もめっちゃかっこいいのでオススメ) 「スパイダーバース」と言えば、今まで途方もないアダプテーションを経たスパイダーマンというヒーローが一堂に会すぶっ飛んだシリーズだ。コミックスでは東映版のスパイダーマッ!やボンボンで連載されていたヤツまでもが出てきて日本でも話題になった。 さてそんな超絶変化球を原作とした本作だが、奇をてらう場所はしっかりかき回し、しかし描くところはド直球。 そんな計算されつくした作りがとても良い。 色んなスパイダーマンが出てくる独特の世界観はもちろんこの映画の特徴、そして面白さに直結する。 そしてピーター以外がスパイダーマンになるというプロットを用い、スパイダーマン誕生譚というマンネリを上手く打破出来ている。 そればかりではない。「クモの下り何回やるねん」というメタ的なユーモアとしても面白いし、予測不能のスパイダーマンが多数出るからこそ「ヒーローとは?」というテーマを明確に炙り出していく。 伝え方も上手い。 実は「スパイダーバース」には奇抜なスパイダーマンが多く出るものの、スパイダー・ハム、ペニ・パーカー、ノワール(ニコラス・ケイジの声がいい)は「同じ次元に来た」こと以外には、まったくと言っていいほど、話の動きには絡んでこない。彼らを強烈な世界観を醸成するサポートに徹しさせているのである。 「ヒーロー誕生」を描くに当たりコレは絶妙の采配である。メンターにピーター・B、サポートにグウェン。彼らが未熟なモラレスを導いていく。あれだけのスパイディに色々と口出しさせたり、トラブルを起こさせていたら、これほど締まった脚本にはならなかっただろう。ぶっ飛んだ世界観ながら、マジメで実直な構成を貫けている。 では「スパイダーマン」とは何か。答えはクライマックスに最高の形で気付かされるように用意されていた。 マイルズの父と共に、観客が拳を握りしめて「立て!がんばれ!」と心からの声援を送る人物。それこそが親愛なる隣人の姿である。 凄い映像に熱いストーリー、本当に面白い映画を観たなぁ。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2019-03-04 02:20:59) 1.《ネタバレ》 あまりに幸せな贅沢さに溢れた映画ね。 『スパイダーマン』という作品のアイデンティティ、作品が存在することの意義を過去作に遡って求めながら、その未来までも模索してみせる、そういう『スパイダーマン』のあり方としての映画、という面だけでも十分に見る価値はあるのね。 その上で「アメコミの映像化」についての映画でもあって。ただ物語とデザインを抽出して、あとは既成の映像理論に乗っけたものに「アメコミ」としてのアイデンティティは保たれるのか? アメコミの感覚を映像へ置換する独自の表現方法があるのではないか? そんな試行と挑戦が見えるわ。 かつて『クリープショー』や『ハルク』、『シン・シティ』など「アメコミらしさ」を求めた映像作品はあったけれど、表面的なスタイルだけではなくて、その空気や精神をも表現するには、やっぱり現在の映像コントロール技術が必要だったのかもかもしれないわね。 でも、更にそれだけじゃないの。現在の主流になっているフルCGアニメーション映画の世界そのままではなくて、あえてテクノロジーの引き算をしている面もあって。キャラクターが妙にパタパタ動いてる、今やCGアニメーションには常識なモーションブラーが付いていない状態なのね。それはこれがあくまで絵を動かしているアニメーションの世界だという事。なめらかな動きこそが大切? 横並びなテクノロジーの進化合戦の中の一作品である必要はない、あくまでアニメーションの次元の存在であると。 そして、大きく「マンガ」とひとくくりにされる世界の、そのマンガについての映画でもあって。CGアニメーションである以前にアメコミでアニメーションで、その上にカートゥーンと日本のマンガとアニメまでもリスペクトし、摂り込み、ひとつの世界の中で共存していて。 興味の無い人の目から見れば同じフィールドのものでも、それぞれが好きな人の目には全く別のフィールドのもの。それが高次で融合している作品、それはとても幸せな姿だと思うわ。 ここにアニメーション作品の1つの基準を作ってしまった感じ。これから世界中の映像クリエイターはこの作品の存在を意識せざるをえないわ。 っていうか、見る側は難しいコトごちゃごちゃ考える必要なんてないわね。単純にどんどんと加速してゆく映像と音のドライブ感を楽しんで。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 9点(2019-03-03 22:21:44)
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