みんなのシネマレビュー

トイ・ストーリー4

Toy Story 4
2019年【米】 上映時間:100分
アクションドラマコメディアドベンチャーファンタジーシリーズものファミリーCGアニメ3D映画
[トイストーリーフォー]
新規登録(2019-05-05)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-05-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(2019-07-12)
公開終了日(2019-10-02)


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ブログに映画情報を貼り付け
演出鍛治谷功(日本語吹き替え版)
トム・ハンクスウッディ
ティム・アレンバズ・ライトイヤー
アニー・ポッツボー・ピープ
クリスティナ・ヘンドリックスギャビーギャビー
ジョーン・キューザックジェシー
ドン・リックルズミスター・ポテトヘッド
エステル・ハリスミセス・ポテトヘッド
ウォーレス・ショーンレックス
ジョン・ラッツェンバーガーハム
ジェフ・ピジョンエイリアン
ジョディ・ベンソンバービー
マイケル・キートンケン
ボニー・ハントドーリー
キアヌ・リーヴスデューク・カブーン
ローリー・メトカーフアンディのママ
唐沢寿明ウッディ(日本語吹き替え版)
所ジョージバズ・ライトイヤー(日本語吹き替え版)
戸田恵子ボー・ピープ(日本語吹き替え版)
竜星涼フォーキー(日本語吹き替え版)
新木優子ギャビー・ギャビー(日本語吹き替え版)
日下由美ジェシー(日本語吹き替え版)
辻萬長ミスター・ポテトヘッド(日本語吹き替え版)
松金よね子ミセス・ポテトヘッド(日本語吹き替え版)
三ツ矢雄二レックス(日本語吹き替え版)
咲野俊介ハム(日本語吹き替え版)
辻親八スリンキー・ドッグ(日本語吹き替え版)
高橋理恵子バービー(日本語吹き替え版)
東地宏樹ケン(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕ドーリー(日本語吹き替え版)
小宮和枝マーガレット/アンディのママ(日本語吹き替え版)
森川智之デューク・カブーン(日本語吹き替え版)
竹内順子ギグル・マクディンプルズ(日本語吹き替え版)
堀越真己ボニーのママ(日本語吹き替え版)
多田野曜平エイリアン(日本語吹き替え版)
三宅健太コンバット・カール(日本語吹き替え版)
桜井敏治カール・ライネロセロス/エイリアン(日本語吹き替え版)
脚本アンドリュー・スタントン
音楽ランディ・ニューマン
製作総指揮アンドリュー・スタントン
リー・アンクリッチ
ピート・ドクター
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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3.この映画でのウッディの立ち位置はかつてのプロスペクターやロッツォ・ハグベアに近くなっています。自らの規範とエゴのために他者を巻き込んでしまい、過ちを犯す側になっています。この映画は過ちを犯す不完全な存在に対する断罪ではなく共感の物語です。ボニーに対するウッディの共感、ギャビーに対するウッディの共感、そしてウッディに対するボーの共感。悪役に対しざまあみろと言う気持ちにさせる結末ではなく自分と同じ部分を見出し救いの手を差し伸べる物語です。むしろ前作までのストーリーに違和感を感じていた側なのでこちらの方がしっくり来ました。フィクションの存在意義があるとすれば嫌なものがない都合の良い世界を描くことでも、嫌いなものを攻撃して気持ちよくなることでもなく、他者の立場を理解し共感することだと思います。このシリーズがそちら側に変化したことはとても嬉しいことだと思います。 Сакурай Тосиоさん [DVD(吹替)] 9点(2023-03-26 22:31:32)

2.《ネタバレ》 あの完璧な完結編からどのような続編を作るのだろうと疑問でしたが、なんと・・・!
旧シリーズに無い新たな価値観を吹き込んだどころか、ここからさらに新シリーズを展開出来そうな非常に大胆な1作でした。

これまでは持ち主との関係性が作品のテーマでしたが、本作ではその子供部屋主体の世界観から飛び出し文字通り外の世界へと足を踏み出していきます。
それも前作でリストラされてしまったボーが提起するというところもポイント。
前作では持ち主に捨てられてしまったおもちゃが悪役として登場したのに対し、本作では子供に忘れ去られたおもちゃに救済を与えたことで前作で不遇だったおもちゃ達に誠実に応えてみせます。
これこそがピクサーの懐の深さでしょう。

完結したかに思えたシリーズから一転、新展開をも予想される一作が。
今後、続編が製作されることがあるのかに注目したいと思います。 マイカルシネマさん [映画館(吹替)] 9点(2019-07-13 20:13:56)(良:2票)

1.《ネタバレ》 これ以上ない形で幕を下ろした「トイ・ストーリー」、まさかの続編。
なぜ今更かとも思いつつ、しかし実際に見てると、今だからこそのメッセージが詰め込まれた素晴らしい傑作だ。

まず、本作はファミリー映画として、とても良質。
トイの性質を活かした見せ場は目を見張るものがあり、洗練された脚本と相まって異次元の面白さに昇華している。

大人の観客にとってはドラマパートも骨太で見ごたえがある。
様々なキャラが、おもちゃの人生(?)の多様さを浮き彫りにし、ウッディの「内なる声」に影響を与えていく。

おもちゃの一般的な幸せを改めて提示するギャビー。さらには、価値観のまるで違う新入り・フォーキー、そしてワイルドな変貌を遂げたボー。
奇しくもシリーズと一緒に成長してきた僕は、今では平々凡々と仕事をこなしてきたわけだが、本作の彼らには見覚えがあるような気もした。

世の中にはいろんな人がいて、色んな道がある。
会社の主力として実直に頑張る人もいるし、世代の異なる新人が風変りに見えたこともある。
独立したり、まったく別のことを始めたりした人もいた。


ときおり、別の生き方が頭をよぎることもある。
自分は、自分が思うよりももっと別の人生を送れたり、思いもよらないような別の生き方もあるのではないか。
今まさに人生の岐路に立っているわけではないけども、人にもおもちゃにも選択の瞬間は訪れるものなのだと思う。

だからこそ最後のウッディの決断は、胸にこみ上げるものがあった。
今度は離さないと、最愛のボーの手を取ることがウッディの答えなのである。
「好きな人といたい」。小さな子供にもわかるようなアプローチだが、シンプルで、優しくて、感動的だ。

その決断に戸惑いながらも、ウッディの背中を押して送り出したギャングたち(ウッディの仲間たち)の一幕も心に残る。
悲しい別れもあるが、人生には、希望と幸福に満ちた「旅立ち」という別れもあるということだろうか。

さらにギャビーが見せるドラマも、大人のお友だちにとっては勇気づけられるメッセージとなっているのも良い。
おもちゃにとっての普通に焦がれること。
「普通」と言うとなんだか当たり前なこととして受け取られがちだが、おもちゃにとっての「普通」とは何だろうか。
もしそれが、子供たちを楽しませ、心に寄り添い、勇気づけてあげることだとしたら、「普通」でいることはどれだけ素晴らしく、素敵なことなのだろうか。

この物語は、特別とは違う皆に向けた優しさをも内包しているのだ。
普通でもいい、できることをやっていけばいい。
自分が何者かは置いといて、何になりたいのかに耳を済ませればいい。
「何で生きてるの?」なんてその時まで分からないのだから。


繰り返しになるが、本作はシリーズの例に漏れない最高に楽しいファミリー映画だ。
そして、あの素晴らしい前作から数年を経た今だからこそ、僕にとって本当に観て良かったと思える作品になっていた。 サムサッカー・サムさん [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2019-07-10 18:13:53)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 43人
平均点数 6.65点
000.00% line
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200.00% line
300.00% line
412.33% line
5613.95% line
61432.56% line
71125.58% line
8818.60% line
936.98% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.25点 Review4人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 4.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
オリジナル主題歌ランディ・ニューマン候補(ノミネート)楽曲「君のため」
長編アニメーション賞 受賞 

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