みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
3.《ネタバレ》 見事な続編。前作はコメディタッチのホラーで尚且つヒューマンドラマでしたが、今作は何となくホラーテイストは残しつつSFベースのコメディ&ヒューマンドラマに衣替え。ひとつの話の流れの中で、ジャンルの異なる2作の整合性を保てるなんてただただ脱帽です。 そして、前作で明かされていなかったタイムループの謎の種明かしをしつつ(一応量子力学を持ち込んでいますが少々雑なのは良しとしましょう)、今作では時間軸のズレを用意してツリーがパラレルワールドに入り込んでしまったという新たな設定に。 この世界では亡くなった筈の母親が生きている。仮令別人格となろうとも母親と生きるべきか、それともカーターと愛し合える元の世界に戻るべきか。ツリーの深く悩む姿は最早感涙もの。この辺りの「愛」の捉え方を観ていると、どことなく「インターステラー」の世界観を思い出してしまいます。(個人的に観たばかりだからかも) ツリーが只管自死し続けるところや幾つかの結構不適切な台詞や演出には、目くじら立てて苦言を呈する人もいるに違いありませんが、そんなことを忘れさせて感動を与えてくれるハートウォーミングなドラマに仕上がっています。 今回も登場するお洒落なエンドロール。そしてそこに登場する後日談。お馬鹿なだけで別段恨む必要もなさげなダニエルを、被験者としてループ地獄に送り込んだツリーには少々呆れましたが、最後の最後まで楽しませていただきました。 第3作の構想が無きにしも非ずということですが、普通なら流石に3作目はコケそうなところ。でも、この製作陣はきっと予測不能に驚かしてくれるんだろうな。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 9点(2023-02-16 23:57:16)(良:1票) 2.《ネタバレ》 前作終了直後から始まり、キャストもそのまま。で、前作で広げた大風呂敷を本作で畳む趣向です。ジャンルもサスペンスホラーから、タイムパラドックスアドベンチャーへ。正直タイムループに関するSF理論が成立しているのか微妙な気はしますが、そんな観客の疑念を吹き飛ばすかのように、テンションアゲアゲで物語は疾走します。前作にも増して、主人公が頑張るんですね。そして自分の人生としっかり向き合うと。もうアラフィフの私としましては、ラストの主人公の決断にぐっときてしまいまして。やり直しが利くシチュエーションでこんな選択、普通は出来ないですよ。そういう意味で、本作は同ジャンルの名だたる傑作『バック・トゥ・ザ○フューチャー』『オーロラの彼方○』あるいは『ドラ○もん』より、遥かに感動的な人生讃歌と考えます。例えどんなにしょーもない人生でも、きちんと自分の生き方を肯定することは、本当に大事なことだと思うのです。より良く生きるために。いや、楽しく死ぬために。まさしく『ハッピー・デス・デイ』であります。(以下余談)一作目の感想でも書きましたが主人公の女優さんがチャーミングでファンになりそう。でも、結構額にシワが目立つのです。で、調べてみたところ、製作時30歳くらいなんですね。どおりで。ただ、本作の設定では、死ぬ度にダメージが体に蓄積されるので、老けて見えるのはむしろ正しいと言えます。結果論かもしれませんが、キャスティング的にもお見事でした。 【目隠シスト】さん [インターネット(吹替)] 9点(2020-03-25 20:25:27) 1.《ネタバレ》 1作目はまぁ「ホラー」というジャンルでもいいかな、と思いますが この2作目はホラー要素はほとんどなく、どちらかというとSF、いやコメディかな。 てっきり1作目で「バタフライエフェクト」や「恋はデジャヴ」のように超常現象でループ現象に理由と原因を 求めないタイプかと思ったらパラレルワールドのSF要素ガッツリ入れてきました。 時空をいじっちゃうと「インターステラー」のように理論突き出して「お前より頭いいんだから納得しろよ」にするか 「バックトゥザフューチャー」のように「面白いからいいでしょ」の2択しかない。 もちろんこの映画は後者です。 東京で1館、神奈川で2館、しかも上映期間が短いこの映画は見れなかった人も多いかと思います いつの日かレンタルビデオかオンラインムービーリストに「1」と「2」が同時に並んでいて 「なんだこれ?」と思ってここにたどり着いた場合の為に点数を高めにしておきます。 【かのっさ】さん [映画館(字幕)] 9点(2019-07-23 10:48:07)
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