みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
5.《ネタバレ》 最初の方の全然話が進まない感じが結構ストレスだったが中盤から引き込まれ始めた。 ひかりがどんどん不幸になっていく感じが女性が一人で生きていく難しさという社会の問題提起とも感じる。 ひかりには是非幸せになって欲しい。 現実では二人の母親という環境って上手くいくんだろうか。 ひかりは新しい男を見つけて新しい家族を作るという選択肢がより良いと思う。 朝斗に固執しすぎるとこの先不幸になりそう。 【Dry-man】さん [インターネット(邦画)] 9点(2022-12-17 18:38:36) 4.《ネタバレ》 いい映画だった。まず、朝斗を迎え入れるまでの展開が丁寧で感情移入させられる。説明会に行った時の「告知は必ず」「どちらかは仕事を辞めてもらう」などの条件に自分だったらと思いながら観てしまう。ドキュメンタリー風の描写も多いが、この映画ではその部分が表面だけを切り取ったような感覚があり、生んだ後、少女がどのような人生を歩んでいたのかが明らかになる度に印象的になる。観る前は生みの親が現れて育ての親が葛藤を覚えるような映画なのではと思ったが、「子どものための制度」に登場人物が寄り添っているという、私の浅はかな知識をこえている映画でした。 【ラグ】さん [インターネット(邦画)] 9点(2021-09-20 12:01:35) 3.《ネタバレ》 今年見た映画の中で、今のところナンバー1。 子を持つ自分としては、ラストは号泣してしまった。 今自分が置かれている環境が、いかに恵まれているか、思い知らされた。 原作、監督ともに女性だけあって、男の卑怯さ、弱さ、役に立たないところ等々、これ以上なく容赦なく突いてくる。 逃げたくなるほどに鋭い視点で描かれており、男の私としては、もはや降参。 永作博美の演技も傑出して素晴らしい。 胸に突き刺さる、強烈な作品。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 9点(2021-07-03 02:29:34)(良:2票) 2.《ネタバレ》 ラストの「なかったことにしないでください」の文字。 刺さりました。 「八日目の蝉」の永作博美に、養子の母役を演じさせるとはニクイですね。 前半の愛情いっぱいの永作の表情に、普通の女の子、ひかりが転げ落ちていく話のまん中を はさんで、後半の永作とひかりの対峙する場面。 エンディングの後の「会いたかったよ」の声。 絶望の中の光でした。 どうだと言わんばかりの、もう女性しか撮れない女性映画! 河瀨監督には、ただただ圧倒される。 【トント】さん [DVD(邦画)] 9点(2021-06-12 20:56:24)(良:2票) 1.原作が素晴らしかったので鑑賞したが、これは非の打ち所のない映像化だった。 原作では、後半はずっとひかりの視点で描かれる為、読み終わるとひかりの方にばかり感情移入してしまいがちだったが、本作では構成を若干変えていて、佐都子とひかり両方の存在が常に感じられるようになっていた。それにより、どちらか一方ではなくより俯瞰して物語の全体像を捉える事が出来たので、より物語に深みが増しているようにさえ思えた。 そして、監督がこだわったという原作にもあった朝斗の視点。原作ではわずか7ページという短さではあったが、子供の視点が加わる事によりさらに踏み込んだ物語となっていてとても良いと思った。結局は子供が物語の中心として展開される佐都子とひかりの物語な訳だから、そこに子供の視点を描く事は欠かせないと思う。そこを一番重要だと考えた河瀬監督は本当にこの作品のテーマを理解しているなと感じたし、河瀬監督ならではの美しい風景描写や光のこだわり具合も物凄くこの作品にはまっていて、とにかく映像の持つ力に圧倒された。役者の演技も皆自然でとても良かった。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 9点(2020-11-03 13:59:54)(良:2票)
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