みんなのシネマレビュー

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン

Killers of the Flower Moon
2023年【米】 上映時間:206分
ドラマ犯罪もの実話もの小説の映画化
[キラーズオブザフラワームーン]
新規登録(2023-08-12)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(2023-10-20)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督マーティン・スコセッシ
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)アーネスト・バークハート
ロバート・デ・ニーロ(男優)ウィリアム・ヘイル
ジェシー・プレモンス(男優)トム・ホワイト
ブレンダン・フレイザー(男優)W・S・ハミルトン
スティーヴ・イースティン(男優)ポラック判事
ジョン・リスゴー(男優)リーワード検察官
加瀬康之アーネスト・バークハート(日本語吹き替え版)
樋浦勉ウィリアム・ヘイル(日本語吹き替え版)
かぬか光明W・S・ハミルトン(日本語吹き替え版)
脚本エリック・ロス
マーティン・スコセッシ
音楽ロビー・ロバートソン
製作マーティン・スコセッシ
ブラッドリー・トーマス
ダニエル・ルピ
製作総指揮レオナルド・ディカプリオ
配給東和ピクチャーズ
美術ジャック・フィスク
衣装ジャクリーン・ウェスト
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(9点検索)】

別のページへ(9点検索)
1


2.《ネタバレ》  206分という長さでもダレることなく、観てよかったと思える作品でした。ノンフィクションを誠実に描くスコセッシ監督の仕事が、やっぱり素晴らしかった。ストーリーも分かりやすく、婚姻関係まで使って国盗り合戦するのは、日本の戦国時代と変わらないな、なんて。土地の利権の為に血眼になって殺人までしてしまうのは、セルジオレオーネの「ウエスタン」などをどうしても思い出しますし。そのくらいよくある話で、何だったらここに警察の汚職とか絡んでくるともっと面白いんだけど(不謹慎)、こちらはノンフィクションです。デカプリオとデニーロの共演もまた嬉しいです。デカプリオがデニーロにずっと騙されてて悪事に手を染めてしまうおバカさんなんだけど、結局は自分の良心を優先しました。しかし、デカプリオが最後のセリフを言った時の表情は、「知らなかったけど、薄々気付いてたけど、でもそれだけは絶対言わんとこ」っていうクズっぷりが出ていて、秀逸でした。ラストのサプライズ演出も、おしゃれです。 ちゃかさん [映画館(字幕)] 9点(2023-10-23 17:06:43)

1.《ネタバレ》 原作既読。原作発売時の帯にすでに「スコセッシ&ディカプリオで映画化!」とあってとにかく心待ちにしていたので、公開日に映画館へ。原作は、オセージ族の連続怪死事件の捜査を、FBIというアメリカ現代史の影で暗躍してきた組織の成立と絡めて描くという、骨太の歴史ノンフィクション。これをどうやって映画化するのかと思っていたのですが、映画版は思った以上に完璧なスコセッシ映画になっていました。まず、とにかくディカプリオが素晴らしい。その場しのぎでなんとか適当にやり過ごしているうちに引き返せないところに来てしまい、どんどん深みにはまっていくアーネストの姿はまさにスコセッシ印。オセージの妻モリー役のリリー・グラッドストーンのアーネストに徐々に疑念を募らせる表情も、デニーロ演じる、すべてを裏で操るビリーおじさんの謎の自信も、どの演技も絶品です。そこにロビー・ロバートソンの軽快なのに不穏な音楽とスコセッシ流のテンポいい演出が重なって、本当に3時間26分の長尺を感じさせない。ダメな人間がどんどんダメになっていく「ザ・スコセッシ映画」なので、鑑賞中は、原作の魅力であったアメリカ現代史にぐぐっと迫るアプローチが弱いのが不満でした。ところが、ラストのまさかまさかの「ラジオドラマ」演出で、すべての背後にFBIとJ・エドガー・フーバー長官がいたことが見えてくる構成には鳥肌。スコセッシおなじみのダメ男たちの犯罪ドラマを堪能しつつ、原作の骨太アメリカ史も再現してしまうという離れ業を可能にした脚色はお見事としか言いようがない。

あと細かいところに歴史的背景が描き込まれているのもすごい。冒頭のオセージの儀式には子どもを寄宿学校に連れていかれたオセージの人びとの苦難が見えるし、町のあちこちで白人至上主義者のKKKが英雄視されてることもわかる(モリーの後見人をつとめる人の事務所の壁にはKKKの写真が・・・)。オクラホマで「黒人のウォールストリート」と呼ばれたタルサの大虐殺を絡める演出(もちろん、同じく裕福なオセージはタルサで起きたことが自分たちにも起きるかもしれないことを恐れてる)は、本作の根底に「人種」というアメリカ建国以来の問題があることを効果的に浮かび上がらせる。いつもの「ファミリー」のドラマへ収束させたと見せかけて、しっかりと歴史も描くスコセッシ80歳の大傑作です。脱帽しました。 ころりさんさん [映画館(字幕)] 9点(2023-10-22 00:05:50)(良:1票)

別のページへ(9点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 7.09点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
5218.18% line
6218.18% line
7218.18% line
8327.27% line
9218.18% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2023年 96回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞ロバート・デ・ニーロ候補(ノミネート) 
監督賞マーティン・スコセッシ候補(ノミネート) 
撮影賞 候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌 候補(ノミネート)"Wahzhazhe (A Song For My People)"
作曲賞(ドラマ)ロビー・ロバートソン候補(ノミネート) 
美術賞ジャック・フィスク候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ジャクリーン・ウェスト候補(ノミネート) 
編集賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2023年 81回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)レオナルド・ディカプリオ候補(ノミネート) 
助演男優賞ロバート・デ・ニーロ候補(ノミネート) 
監督賞マーティン・スコセッシ候補(ノミネート) 
脚本賞エリック・ロス候補(ノミネート) 
脚本賞マーティン・スコセッシ候補(ノミネート) 
作曲賞ロビー・ロバートソン候補(ノミネート) 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS