|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
3.《ネタバレ》 黒澤監督はこれが遺作だともちろんわかって撮っていたのだろう。題名が題名だもの。人生の最後にきて内田百閒。それでも、天下の黒澤監督をもってしても、内田百閒の魅力を描くのは難しすぎたのかもしれない。内田百閒は難しいなあ。どうしてまたあんなに頑固で我儘で、鬼のような怖い顔をした子どものような男をみな愛するのであろうか。内田百閒を読破してからこの映画を観たら、楽しくて楽しくて仕方ないだろう。だがそれでは映画としては成立しているとはいえない。ただノラが失踪して、先生が捜してくれた皆に礼を言う場面。先生の言葉に奥さんが思わず泣き出すシーンが秀逸だった。こんな繊細な感情を私は言葉では説明できない。このような感情を、果たして、たとえばアメリカの人は理解できるのかな?と思った。やはり黒澤…と寒気がした。マニア向けの映画ということで、この点数を。 【はちかつぎひめ】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-02-14 18:58:34)(良:1票)
2.最後のほう、家の窓から木が見えるシーンがあります。 ここまで見てきて、この木が写ったとき、ものすごくその木が美しく見えました。 【ほ~り~ぐれいる】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2006-10-13 02:12:24)
1.実は黒澤映画で一番好き。ストーリーは特別な起伏がないが、オイッチニ、などの淡々としたユーモアが心地よい。ただ内田百聞(ひゃっけん。けんの字は本当は「門」に「月」と書きます。ネット泣かせ)を善人に書きすぎて、本来の怪人変人ぶりが薄まっているのが不満。 【ひかりごけ】さん 9点(2002-10-28 21:23:15)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
56人 |
平均点数 |
5.95点 |
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 2 | 3.57% |
|
2 | 2 | 3.57% |
|
3 | 6 | 10.71% |
|
4 | 7 | 12.50% |
|
5 | 6 | 10.71% |
|
6 | 10 | 17.86% |
|
7 | 4 | 7.14% |
|
8 | 12 | 21.43% |
|
9 | 3 | 5.36% |
|
10 | 4 | 7.14% |
|
|
【その他点数情報】
|