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英国万歳!

The Madness of King George
1994年【英】 上映時間:107分
ドラマコメディ伝記もの
[エイコクバンザイ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2010-12-20)【S&S】さん
公開開始日(1997-11-22)


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監督ニコラス・ハイトナー
キャストナイジェル・ホーソーン(男優)英国国王ジョージ三世
ヘレン・ミレン(女優)シャーロット王妃
イアン・ホルム(男優)ウィリス医師
アマンダ・ドノホー(女優)レディー・ペンブローク
ルパート・エヴェレット(男優)プリンス・オブ・ウェールズ
ルパート・グレイブス(男優)グレビル
ジョン・ウッド[男優・1930年生](男優)サーロウ
ジュリアン・リンド=タット(男優)ヨーク公
ジュリアン・ワダム(男優)ピット首相
ジム・カーター[男優1948生](男優)フォックス
アラン・ベネット[脚本](男優)MP
原作アラン・ベネット[脚本]
脚本アラン・ベネット[脚本]
音楽ジョージ・フェントン
作曲ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル挿入曲"Zadok the Priest"
編曲ジョージ・フェントン
撮影アンドリュー・ダン
配給松竹富士
特撮ジョナサン・テイラー〔撮影〕(視覚効果)
美術ケン・アダム(プロダクション・デザイン)
マーティン・チャイルズ(美術総監督)
編集タリク・アンウォー
字幕翻訳細川直子
あらすじ
「王は君臨すれども統治せず。」の原則が確立された18世紀最後のイギリス国王、敵国フランスの敵ドイツから迎えた王室の三代目にして初めて英語をまともに話した国王ジョージ3世はアメリカ独立の頃から周囲の誰の目にも明らかなほど言動が異常だったが、ある日おつきの者が王の排泄物の色が変なのに気がつく。現在なら対症療法が知られている国王の代謝異常に対して周囲は皇太子を摂政につけ、議会の権力を拡充し、そして専門医を採用して王の精神的負担を軽減しようとする。イギリスの議会制民主主義成熟の過程で起きた珍事の顛末。

かわまり】さん(2010-06-15)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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1.《ネタバレ》 王と王太子の仲が悪いというのは、現代まで連綿と続く英王室の伝統みたいなものなんですね。それにしても、王室の物語だというのにウンコやオシッコのネタが多いのは笑っちゃうほどです。それも国王のですからねえ、こんなもので患者の精神状態が判るなんてほんと眉つばものです。よく考えるとこのストーリーは『英国王のスピーチ』と基本的には同じ話なんですね、王族への視点が本作の方がはるかにシニカルですけど。このジョージ三世という王様はは失政が多くてアメリカ植民地の独立を招いてしまったりしてますが、悪役扱いの王太子の方が奴隷解放を唱えたりして政策的にはまともな感じなのは凄い皮肉です。この王様、精神錯乱状態のときに助けてくれた侍従や医師を回復するとクビにするなど、『英国王のスピーチ』のジョージ六世と違ってなかなか非情です。感動を呼ぶには程遠い結末ですけど、これはこれで王族という人達の本質を鋭く突いていると思います。ラストで「家族円満を見せることが王室の大事な仕事だ」と犬猿の仲のロイヤルファミリーが民衆に笑顔を振りまくところなんか皮肉がきつ過ぎです。 ナイジェル・ホーソンの演技は、狂っているというよりも強度のノイローゼという感じなのです。でも本当は正気なのに厳しい現実から逃避するために深層心理が暴走している様にも見え、なかなか優れた演出だと思いました。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-12-02 00:14:01)

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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.70点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1994年 67回
主演男優賞ナイジェル・ホーソーン候補(ノミネート) 
主演女優賞ヘレン・ミレン候補(ノミネート) 
美術賞ケン・アダム受賞 
脚色賞アラン・ベネット[脚本]候補(ノミネート) 

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