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【クチコミ・感想(9点検索)】
2.パリのアパルトマンが、登場人物の背景に遠く映し出されたり、上下に(どうやって撮影したのか)移動しながら映し出されたり。特にラストのカメラを引きながらの街並みの様子が、印象的です。 半分はトーキー、半分はサイレント風(セリフ無しで音楽のみ)、という構成がちょっとコミカルですが、サイレント風の部分は字幕も無しの文字通り手振り身振り。一方ではサイレントの対極を行くように、暗闇でセリフを投げつけあう場面なんかもあったりして、さまざまな趣向が凝らされています。 カメラは、表情を捉えたかと思えば、手元を捉え、足元を捉え、セリフ無しの部分はそれが制約になることなく、むしろ表現の自由度が増しているようですらあり、さらにそこに音楽の魅力も加わって。レコードの針が飛んで同じフレーズが繰り返されるところなど、ちょっとミニマルミュージックのはしりみたいでもあります。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-03-22 16:05:54)
1.《ネタバレ》 これは映画中のシャンソンを聞くだけで幸せな気分になれます。アルベールは恋には破れたが、楽譜までは破らず、あいかわらずパリの屋根の下で楽しそうにシャンソンを教えています。「まーまー皆さん、生きてりゃいろんな嫌なことも辛いこともあるかもしりゃーせんが、ここはひとつ、シャンソンでもうたって甘い気分に浸りやしょう」というメッセージが聞こえてきそうです。トーキーな台詞は少ないですが、数々の映像的音使いのセンスあふれる作品です。シャンソンで口説かれたのはニニだけではなく、“パリの屋根の下”で幸せになったのもニニだけではなく、この私もでした。思わずつっこみたくなるストーリィがマイナス1点です。 【彦馬】さん 9点(2004-05-16 23:44:36)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
13人 |
平均点数 |
7.15点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 2 | 15.38% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 7.69% |
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6 | 1 | 7.69% |
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7 | 2 | 15.38% |
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8 | 3 | 23.08% |
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9 | 2 | 15.38% |
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10 | 2 | 15.38% |
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【その他点数情報】
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