みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
4.《ネタバレ》 東京に暮らす数人のオンナノコの日常を断片的に描いた作品。日常であるだけに、そんなに大きなことも起こらないし、セリフも少なく、説明もあまりない。観る人にとっては極めて退屈な映画かもしれない。例えが適切か分からないけれど、魚楠キリコの漫画の雰囲気、というのがいちばん手っ取り早いか。 しかしながら、登場人物がこんなに愛おしいと思った映画は他にない。確かに、この映画の中で呼吸している、生きている、ということが画面越しに伝わってくる。何気ない間、何気ないセリフ、そして映し出される東京の空がとても切ない。 小説家を目指している人のエピソードが個人的には一番好きだ。 【小塚】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-01-06 22:37:15) 3.《ネタバレ》 ウエイトレスと雇われマスターのエピソードが一番好きです。 ウエイトレスの子がマスターと嬉しそうに会話しているのをみると、ああ、わかるなあ、と共感。確かに、毎日死にたいって考えるような影があって、下着の女の子がいるような店に行く生っぽい面もあるギャップのある男(こう書くと薄っぺらいけど)に女は弱いのです。 何も予定のない夕暮れに明かりつけないで見ると最高です 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-31 00:59:11) 2.電車の音と朝の色、ありゃ間違いなく東京だ。俺にもあんな見え方をした時期が確実にあった。 【pied-piper】さん 9点(2004-02-11 17:37:00) 1.過剰な演技による映画の盛り上げこそはないけれど、それだからこそ彼女たちのなまなましい感情がこんこんと伝わってきます。こういうのを『静かな映画』と呼ぼうと思います。胸の大きさで悩んだり、一方そのころ自殺図ったり、客観的には大小あるようなそれぞれの乙女の悩み、それはとても主観的で各人にとっては同等に重い悩み。それらを無言で受け止めているのが空。ちょっと排気ガスと高層ビルで汚れてるけど、優しく包んでいる。今後も『静かな映画』が創り続けられて欲しいと思います。 【no_the_war】さん 9点(2004-02-04 01:35:27)(良:2票)
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