みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
5.《ネタバレ》 日本が誇るカオスなジャンル「不良映画」。 ヤクザの前の不良。不良になるかヤクザになるか。あるいわフルフェイスの軍隊になるか。 無国籍、滅茶苦茶、やりたい放題、何でもアリよ、大人に判ってたまるかってんだ。テメエらだって昔はガキじゃねーか!!そんなカオスな傑作は「野良猫ロック」や「キッズ・リターン(監督が不良つうかヤクザ)」と傑作も幾つかあるが、80年代を代表するブッ飛んだ映画が「狂い咲きサンダーロード」だ。 まず不良映画なのに「近未来」って・・・w それだけでブッ飛んでるよもう。 まずあの居並ぶバイクのライト、ライト、ライト。時代を感じるものの強烈なロック!このオープニングだけでワクワクするぜ。 バイクにまたがる不良軍団の波、波、波。 たった一人で不良軍団に殴り込む仁。 たとえ一人になろうと、腕や足をぶっ飛ばされようが、麻薬に溺れようが関係ねえ。 仲間の仇を討つためなら何だってやってやらあ(脚本も)!ブッ殺してやるぜえ!! まったく狂ってやがる。 「そんな体でバイクに乗れんのかよ?」 良い笑顔だ。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-15 22:57:53) 4.《ネタバレ》 学生時代はアニメオタク&映画オタクだった俺にとっては、ツッパリも族も完全に別の世界(というか異次元)の存在だったワケですが、何故かこの映画は大好きなワケです。そしてソレは決して、クライマックスに登場するジンさんのバトルスーツがカッコイイからだけじゃないハズ。 もうとにかく…ラストの「そんなカラダでバイク乗れンのかよ?ブレーキどーすんだよ?」に答えるジンさんの子供のような素直な笑顔と、ソコにかぶさるエンディング曲の『翼なき野郎ども』(泉谷しげる!)にサブイボ&男泣きです! ん?なんだって…? 『マッドマックス』のバッタモン? 最後のバトルが安っぽい? エンディングでジンさんが走り出してるのに総長と彼女のエピソードが挿入されるのはジャマくさい?(これは納得だけど) おもしれーじゃねーよ! やってやろうじゃねーよ! 魔墓呂死特攻隊ナメんじゃねーぞッ! 【幻覚@蛇プニョ】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-07-02 20:06:17) 3.《ネタバレ》 「俺達、愛される暴走族になろうってワケよ」。抗争で疲弊したグループ達はエルボー連合として新たなまとまりを見せることになった。が、魔墓呂死特攻隊のジン達はぬるい状況が面白くなく、幹部会を金属バットで襲撃したり連合の車にヘルメットを投げつけたりと反発を深めていく。「魔墓呂死を潰せ」、、、メンバーを拉致された魔墓呂死は連合のアジトに乗り込もうとするが、200人が待ち構えていると聞いたとたん、メンバーのほとんどが逃げ出してしまった。3人で200人の集団に突っ込むジン達。瀕死の状況に男が現れ、拳銃でその場を制圧する。その男こそ魔墓呂死を創った今は右翼のタケシだった。タケシは「ジン達を右翼で預かる」とその場を収め彼らを鍛えるが、最後には決裂してしまう。3人いた仲間も一人は植物人間に、一人は離れ、最後に残ったジンは単身で連合、右翼、警察に闘いを挑む、、、。 最後はダイナマイト、マシンガン、バズーカ砲が飛び交い、あり得ない展開になってしまったのは惜しい。まぁ石井聡互らしいといえばらしいのだが。 若き日の山田辰夫、ホモの右翼に小林稔侍、その他の演技陣もすばらしく、スクリーンからは熱気が飛び出しまくってくる。また全編にわたって泉谷しげる、パンタ&HALらのロックサウンドが途切れなく流れ、ドライブ感、疾走感あふれる作品になっている。 【ぱたぱた】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2008-01-27 22:32:33) 2.《ネタバレ》 いや!最高!映画って手法、技法も大事なんだろうケド、 やっぱり己の魂のメッセージに従うまま作ると七癖なんか消しちゃうなーと体感! ずっと、この映画が気になってたがどこにも無く、観れなくて渇望してたけど… この度、待望の石井コレクションのDVDを購入した。いや、これだけを観たくて! 2回観ると更に良さ、メッセージが伝わってくるし、味も出る!やっぱジンさん最高だわ! いや、↓でもTMさんが書かれてましたが、音楽を担当した泉谷しげるのもいい感じッス。 前から音楽性は好きだったけど、こっち方面のセンスも最高!ってか、リスペクト。 でも手放しに褒めるのも逆に作品を貶めることになるので、俺なりに「こうして欲しかった」って箇所を。 あ、細かい事とか、金の掛かる事はタブー。 更に当時の技術じゃ難しかったりする事とかも無しで言うと… 危ないガキンチョとあの場所をもっと早めに出して、かつ、交流させて欲しかった。 例えば、ガキは街を混乱させてヤクで儲けるのが目的でジンさんらをそそのかした、とか。 あの武器のオヤジも同じ感じで街を混乱させて武器で大儲け!と、すりゃ唐突感が無いと思う。 以上の意見は後出しジャンケンって判ってるんだけどね。 気づいても後からじゃ、もう予算も時間も無くどうしょうも無いのも重々承知。 しかし冒頭で書いたように七癖あっても余りあるスピリット映画! 稚拙な部分が気にならないパワーがあるのも事実だったり。 「なら、何故そういうことを言う?」と? 俺がいつかこの映画をリメイクする決意を此処で宣言したいに他ならないから! 笑う?この俺を? …やったろうじゃないの!! 【映画の奴隷】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-11-06 11:36:10)(良:2票) 1.《ネタバレ》 いやあ、ロックを感じさせてくれる映画ですね。映画全体がロックのリズムで進んでいくので、本当に見ててノッてきますね。(泉谷格好いいですね。サントラ買おうかな・・・)ストーリーも危険すぎますしw(テレビ放映したら音声とかヤクでブッ飛んでるシーンとかカットされまくりでしょうね・・・・)。 とにかく山田辰夫が素晴らしい!最後に見せる笑顔が格好良すぎです。あと、小林稔侍のアヤしすぎる右翼(キャプテンウルトラよりもある意味伏せたい過去なのでは。何せ君が代を歌いながら登場してくるんですから・・・・)やヤク中のガキ(ツッパリの小太郎さん)とかもう素敵過ぎるキャラクター満載で本当に面白いです。 本当に、格好良くて面白い作品でした。(「さらば青春の光」の日本版といった感じですかね。) 【TM】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2006-11-04 19:53:38)(良:1票)
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