みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
12.《ネタバレ》 本作の原作、トールキンの指輪物語。 今、存在するすべてのファンタジーの原点。 魔法、種族、文化、自然、そして食べ物に至るまで この作品の影響を無視できないでしょう。 そして、物語の世界を映す大自然。 トールキンの世界を目で見れることの素晴らしさ。 物語は1作目。 ボロミアの物語かも。 メリーとピピン。 ホビットと一緒に旅をしてることを誰よりも楽しんでいたのはボロミアだったのかも。 ほろっと見せる優しさは、 常に自分を律するアラゴルンの優しさとは違い、 純粋すぎる優しさ。 その純粋な心が指輪がつけこむ隙になり、 でも、その優しさが最後の理性を守ったのですね。 【こっちゃん】さん [映画館(字幕)] 9点(2015-06-07 00:41:32) 11.長すぎるので娯楽目的の作品や映画という意味では成立してないかなという気がします。でも、指輪物語をきちんと時間制限を気にせず映像化したんだ。という記録的な視点から見るとものすごい貴重な作品、映画として語り継がれるだろうことは間違いありません。 原作や通常版を未見の人、ファンタジーものに特にどうとも思わない人からは蛇足きわまりなく、興味がわかないエピソードが多く挟まりますが、対象者が絞ってあり、原作の超高級な挿絵のようなものとして考えると大変な価値を持ちます。 【黒猫クック】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-07-20 18:20:23) 10.《ネタバレ》 説明不足気味の劇場公開版が、追加映像のおかげでより判り易くまとめられています。衣装装備チェンジ(まぁマントや短刀、ロープに懐中電灯(?)など小物だらけなんですがね)や、後々の人間関係や事実関係への影響を考えると、このディレクターズカット版には素直に拍手を送りたい。通常版の上映時間を考えると、たかだか30分位の追加は大した事無いと思うので、どうせ観るなら初見の方にはこちらを薦めたい。通常版より+1点で。 【ガリレオ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-06-23 14:39:22) 9.夢にまで見たロールプレイングゲームの原点映像化。この3部作を観てしまったら、そんじょそこらのファンタジー大作が観られなくなる。 【Keicy】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-22 23:50:07) 8.素晴らしい!!通常版ではよく分からなかった所もしっかり分かるようになっています。 【兵頭信者】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-10 13:31:42) 7.恥ずかしながら劇場版も含め今までコメントするのを忘れていた。やはり、この映画の魅力は原作の世界観を支える見事なデザインと映像技術、カメラワーク、そしてBGMだろう。一貫した光の幻想的な使い方に監督のこだわりが感じられる。1番気に入ったのは裂け谷のエルフ荘とダンジョンのようなモリアである。ただ、役者たちの演技はどれも素晴らしいが、ヴィゴ・モーテンセンとリブ・タイラーにはちょっと違和感が・・・ 【マイカルシネマ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-18 21:37:58) 6.東銀座の東劇にて「旅の仲間」と「二つの塔」のそれぞれのSEE版を通して観てきました。 さすがに7時間超を通しで見るのはかなり疲れるけど、満足のいくいわゆる心地よい疲れでした。 「SEE版」と「劇場公開版」ではこんなこと言っては悪いけど雲泥の差があると思う。 劇場公開版は、自分のような原作を読んでいない者にはかなり分かりづらい部分があったが、SEE版ではそれが解消されており、かつそれぞれのキャラクターの内面等が深く感じられる作品になっている。 特にボロミアについては深く掘り下げられていると感じる。 彼には人間らしい優しさ、弱さ、強さ、誇りの高さが感じられた。 メリーとピピンに剣を指導したり、ふざけあう姿や、ガンダルフがバルログに地下に引きずり込まれ、皆が落胆しているときに、アラゴルンが「急ぐから早く立て」という言葉を聞いて、「少しは皆を休ませろ」というシーンには優しさを感じる。 そして、自分の国を立て直したいがために指輪の力に魅せられていく姿とその心を読まれていると感じて何も言えなくなっているガラドリエルとの対面シーンには心の弱さを感じる。 さらに、フロドに自分がしたことを悔いて、恥じて、それに報いるためにも必死にメリーやピピン達を助けようと剣を振るう姿には強さや誇りの高さを感じた。 逆にアラゴルンは、先祖の人間としての弱さを知っており、その弱さを克服している人間だから、やや人間的な面白みには欠ける。 ストーリーに関しては、このミッションがフロドにしか出来ないことを改めて感じた。 身体は小さくても勇敢でタフで、権力というものに興味がなく平和や静けさ、食べることを愛するホビットで特にフロドにしか出来ないことである。 そんなフロドが仲間を疑かったり、信じられなくなったり、仲間内で争いが起きることに耐えられなくなり、一人で旅をしよう決意するのも丁寧に描かれていた。 また、フロドと共に旅をするサムの決意が決してガンダルフに言われたから共に旅をするのではないことも感じられた。強い尊敬心や友情に支えられてのことだろう。 フロドやサムだけでなく、それぞれがそれぞれの使命があり、宿命があるとも感じられる。 【六本木ソルジャー】さん 9点(2005-02-19 23:41:25)(良:3票) 5.劇場版を観て、原作を読んだら、やはり描ききれない世界が多くある感じがして、映画の限界を見たような感じがしていた。この原作を映像化したら、どんな監督でも、完璧なものを作るのは難しいだろう。長さと、イマジネーションの部分の食い違いが、どうしても壁になる。で、このSEE版を観たのだが、良いよ、これ。なかなか原作に近い感じがした。王の帰還まで合わせたら、壮大な物語をじっくり観た気分になり、原作に近い雰囲気は味わえた。 【パセリセージ】さん 9点(2005-02-12 17:28:39) 4.《ネタバレ》 ウルティマなどRPGを小さい頃からやっているので話の背景はある程度分かるんだけど、原作を読んでいない人にお勧めです。「ここが追加されたシーンなのか!」っていうのを探すよりもより詳しくそれぞれの登場人物のことが理解出来ます。ガラドリエルがみんなにアイテムを渡すシーンやアラゴルンの育ち(エルフに育てられたなど)のこと、ギムリのガラドリエルに対する本当の気持ちなどなど「そういうことだったのか」という感じです。ちなみに森から出発するとき、ボロミアはガラドリエルから何も声をかけられなかったのでしょうか。 【蝉丸】さん 9点(2004-09-20 07:34:31) 3.《ネタバレ》 驚きの映像ばかりだった。原作の「指輪物語」は、ファンタジー小説とRPGゲーム世界におけるスタンダードだった。今後、さらに幅広い分野において、この映画のビジュアルが映像画像のスタンダードになっていくだろう。ただただ、素晴らしい。フロド・バギンスを思いっきり若くして、その分アラゴルンとボロミアに年長の役者を配した、そのバランスも良かったと思う。イアン・マッケランとクリストファー・リーの魔法使い二人にいたっては、もう、原作よりも存在感があって、当初「指輪物語」の映画化なんて、お子様向けなんじゃないかと疑っていた気分を一気に吹き飛ばしてくれた。どれもこれも印象的な場面だったが、やはり秀逸なのはボロミアの解釈と、彼の死ぬ場面。なんと言うか、やってることは非常にお約束で古いのに、なんでこんなに印象深いのかと思う。何度も観ているうちに、画面のスミで常にホビットをかばい、助け、思いやっているボロミアの姿に気が付いた。大局的にものを考えるアラゴルンと、目の前の存在に手をさしのべるボロミアの対比が、セリフ外のところできちんと演出されている。ボロミアってこんなに真摯で一途で、ホビットたちに明るく笑うことが出来るようなキャラだっけ?と思って原作を読み返したら、原作にはまた違うボロミア像があった。物語の中でボロミアが「美しい人」と表現されていたのはこういうことかと納得してしまえるほど、金髪キラキラなのも、鬼畜な悪役も多いがセクシー俳優であるショーン・ビーンの、面目躍如といったところだ。また、原作とはかけ離れて、もっとも役に立つ仲間となったレゴラス役に、何だか妙に老成したやわらかな眼差しで笑うことの出来るオーランド・ブルームは、面白い配役だと思う。そのほかも非常に各キャラクターと役者が、映像的に上手く配置されている。超人的なヒーローなのに、原作中何度も「汚い外見」と表現されているが故にファンの中でもイメージがバラバラだった人物アラゴルンが、こういう形で映像化されてブーイングがほとんど無かったというのも(さらにはヴィゴ・モーテンセンの人気まで上がってるし)奇跡的だ。確かに逸材である。賛否両論も多いリブ・タイラーのアルウェンも、ケイト・ブランシェットのガラドリエルに対抗できる存在感としては、こういう方向しかないだろう。 【ルクレツィアの娘】さん 9点(2004-03-05 22:02:03)(良:1票) 2.原作は全く知りませんが、色々なRPGの元ネタになっている話だ、と聞いたので鑑賞することにしました。でも、劇場はすでに見逃していたので、DVDで観ようと思って探しに行ったら、このバージョンがあったので、勢いで購入して家で観ました。いやぁー、確かにゲーム好きにはたまらん内容ですね。面白いとしか言えない。約4時間の長さも気にならず、ずっと画面に釘付けになってました。この映画そのものをまだ未見の方には、絶対にこのバージョンをお薦めします。しかし、ショーン・アスティンは、グーニーズのマイキ-の面影がまるでなくなっていて、キャスト紹介見るまで全然気付きませんでした。 【なおてぃー】さん 9点(2004-02-02 23:55:55) 1.「ロード・オブ・ザ・リング」三部作の前日譚となる「ホビット 思いがけない冒険」を鑑賞したばかりだったので、この第一作目の“スペシャル・エクステンデッド・エディション”を久しぶりに鑑賞。 オリジナル版でも178分もあるのに、このバージョンに至っては劇場未公開の重要シーンが追加され上映時間は208分。長いことは確かだが、その時間を注ぐに相応しいエンターテイメントとしてのボリュームは備わっている。 劇場公開時の初見では、この映画世界のファンタジー感に今ひとつのめり込めなかったが、第二作目の「二つの塔」を観賞後にこのバージョンを観た時には、ストーリーのドラマ性が増し「やはり凄い映画だったんだ」と改めたことを思い出す。 そして、最新作の「思いがけない冒険」を観賞後に今作を再度観直してみると、更にこの物語の深みと面白味を堪能出来た。 ガンダルフやビルボの台詞を中心に、かつての冒険譚を踏まえた描写は数多く、そういったシーンが登場する度に「あのことか!」とアガる。 それは、前三部作も含めてこの稀代のファンタジー映画シリーズが、世界観の構築から人物描写に至るまで、骨太な物語の上に成り立っているということの証明だと思う。 「思いがけない冒険」については、初見では正直盛り上がりきれなかった部分もあったが、今作を鑑賞し直してみて、すべてのシリーズ作が一本の道で通じているということを感じることが出来たので、次作「スマウグの荒らし場」の期待は一転高まった。 一年後の公開までには、「ロード・オブ・ザ・リング」の残り二作の“スペシャル・エクステンデッド・エディション”も観ておきたい。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-01-28 16:04:15)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS