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【クチコミ・感想(9点検索)】
2.《ネタバレ》 感情を言葉で表現するのは容易い。だけど、そんなの感情じゃない。「大嫌い」と言えば「大好き」になるし、「出てけ!」は「いてください」だし、人間の言葉はそのまま受け取れるはずがない。それに、たとえ、本心で「好き」と言っても、そんなの十分の一も伝わらない。それが言葉。だから映画は本当の人間の感情を描くという点で、台詞を多用しないよう、昔から数々の表現方法で映画を作り、人物を描いてきたのだと思う。そういった意味で、この作品はまるで映画の教科書のような作品だった。登場人物たちの生々しくも、活き活きとした姿に人間を感じ、そして生きることにとことん苦戦している人間たちを見て、彼らの溢れんばかりの感情をはっきりと画面の中に見た。言葉と行動の矛盾に愛おしさを感じた。ドロドロしているけど、キラキラしていて、大人の行動のように見えるけど、その奥にある弱さは子どものようだった。僕は素敵な人間たちが観れて、幸せでした。 【ボビー】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2008-08-09 23:11:45)
1.久方ぶりにDVDで再見しこれは「ロマンポルノ」という範疇を超えた、素晴らしい名画であることを再認識した次第。ブックレットには「体を貪り合う事でのみ結ばれた男と女の澱んだ関係」とあるが個人的にはまったくこれ、澱んでいない。彼らは体を求め合う事でのみ自分の生を実感している、寂しさを抱えた男女なのではないか。それには「澱んだ」という言葉よりも傷ついた心そして体をいたわり合っている「優しさ」が垣間見える気がする。もちろん主演の二人の好演もさることながら、憂歌団の音楽もまた良い、監督神代の名作。 【Nbu2】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-02-03 19:41:48)(良:1票)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
7人 |
平均点数 |
7.29点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 14.29% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 3 | 42.86% |
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8 | 1 | 14.29% |
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9 | 2 | 28.57% |
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10 | 0 | 0.00% |
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